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ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡  その21『ポールのゲスト作品 ⑥』

久しぶりに特集記事をお届けする。

本記事『ポールのゲスト作品』で取り上げる対象作品については過去記事を参照いただきたい。偉大なる50年の軌跡  その15『ポールのゲスト作品 プロローグ』

第6回目の今日は、1984年~1995年にポールがゲスト参加した作品を紹介する。

1984年
(アーティスト)エヴァリー・ブラザース
(曲名)『ナイチンゲールの翼(On the Wings of a Nightingale)』
(収録アルバム)『EB 84』
(参加形態)ギター

ポールがエヴァリー・ブラザースに楽曲提供したことで話題を集めたこの曲はビルボード誌で最高50位を記録。またこの曲が収録されたアルバム『EB 84』も44位まで上昇し、約11年間も活動を休止していたエヴァリー・ブラザースの復活に華を添える形となった。

曲は紛れもなくポールがこれまで他のアーティストに提供した楽曲の中でも最高レベルに位置するもので、実のところビルボード最高50位というのが冗談に聞こえてしまうほどである(笑)。はっきり言ってもっと売れても全く不思議のない曲だ。こんないい曲を他人にポンとあげてしまうなんて、ポールはなんていい人なんだろうと思うと同時に、その底知れない才能に改めて唖然とさせられてしまう。ポールはきっと心の底からエヴァリー・ブラザースの復活を願ってこの曲を一生懸命書いたにちがいない。

参考:EB 84(CD)

1988年
(アーティスト)ジョニー・キャッシュ
(曲名)『New Moon Over Jamaica』
(収録アルバム)『Water From The Wells Of Home』
(参加形態)ヴォーカル(デュエット)、ベース

ジョニー・キャッシュのアルバム『Water From The Wells Of Home』の中の1曲『New Moon Over Jamaica』でポールはヴォーカル(デュエット)とベースで参加している。また作詞・作曲もジョニー・キャッシュとの共作となっている。デュエットといってもポールの声は控えめでどちらかといえばハーモニーヴォーカルに近いが、一部ポールのソロパートもある。

曲は1980年代の半ば、ポールとリンダがジャマイカでの休暇中、ジョニー・キャッシュの自宅に招かれたときに書かれたという。ポールはその日の夜、月を見ながらこの曲を書き、この曲を気に入ったキャッシュが1988年にポールのスタジオを訪れ、レコーディングが行なわれたということだ。

参考:『New Moon Over Jamaica』(アマゾン・デジタルミュージック)

1989年
(アーティスト)エルヴィス・コステロ
(曲名)『ヴェロニカ(Veronica)』『...ディス・タウン(...This Town)』
(収録アルバム)『スパイク(Spike)』
(参加形態)ベース

1987年頃から始まったポールとエルヴィス・コステロの共同作業はのちに様々な形で実を結ぶことになるのだが、コステロのアルバム『スパイク』の2曲でポールはベースを弾いている。ポールのお蔭というべきか、同アルバムはイギリスで最高位5位を記録し、シングル『ヴェロニカ』はエルヴィス・コステロのアメリカにおける唯一ともいえるヒットシングル(19位)となった。ポールがエルヴィスとの共作で得たものも大きかったが、エルヴィスがポールから得たものはもっと大きかったのではないだろうか。

参考:スパイク(CD)

1995年
(アーティスト)10cc
(曲名)『イヴォンヌこそ我が本命(Yvonne's the One)』
(収録アルバム)『ミラー・ミラー(Mirror Mirror)』
(参加形態)ギター

(アーティスト)10cc
(曲名)『沈黙の法則(Code of Silence)』
(収録アルバム)『ミラー・ミラー(Mirror Mirror)』
(参加形態)エレキピアノ、ストリング、パーカッション、カエル、こおろぎ

10ccのアルバム『ミラー・ミラー』でポールは『イヴォンヌこそ我が本命(Yvonne's the One)』と『沈黙の法則(Code of Silence)』の2曲で参加している。アルバムは残念ながらヒットしなかったが、ポールが参加した2曲の出来ばえは良い。『イヴォンヌこそ我が本命』は曲もエリック・スチュアートとの共作。
アルバム『プレス・トゥ・プレイ』におけるエリックとの共作がどちらかといえば失敗に終わってしまったことから、僕は2人のその後の関係を心配していたのだが、このアルバムの参加を通して友情が続いていたことを知り個人的には少し安心したしだい。

参考:ミラー・ミラー(CD)

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