ビートルズ・ギア - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ビートルズ・ギア

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて新年最初の記事は『ビートルズ・ギア』というビートルズ関係の書籍を紹介したいと思う。といっても、この本はビートルズマニアの間では既にかなり有名な本である。ファンを自認しながら僕自身がこの本を知らなかったこと自体が実は恥ずかしすぎるくらいなのだが、とにかく僕はビートルズ関係の本をほとんど買わないし、読まない。なんせ一番最後に買ったのが2000年に発売された豪華本『アンソロジー』で、それさえもまともに読んだのは最初の10ページぐらいという有様だ。(実は今『アンソロジー』は僕のノートパソコンの台としてパソコンデスクの上に鎮座してしまっている(笑))

特にこのブログを開設してからは、その道の専門家としてではなく一素人ファンとしての独自の意見というものを大切にしているので、既成の理論や意見には影響を受けすぎないよう日頃から気をつけている。また特にポールやビートルズの物知り博士にはならないよう自分を戒めている部分もある。あくまでも僕はただポールやビートルズの「音楽」が好きで好きでたまらない一人のファンに過ぎないのであり、このブログの記事はそんな一ファンの多分に感情的な独白の寄せ集めだと思っていただければまちがいない。要するにたいしたものではないのである(笑)。

さて『ビートルズ・ギア』に話を戻そう。なぜ今回この本を紹介しようという気になったかというと、海外のビートルズ関係の掲示板でこの本が絶賛されていたからである。この本はビートルズが実際に使用した楽器や機材にだけ焦点を当てた大型本で、値段もかなり高価なのだが、とにかくこの本を悪く言う人が全くいないこと、また内容もけっしてマニアックなものではなく、楽器を弾かない人でも十分に楽しめる内容であるというところが推薦の理由である。ただ写真をながめているだけでも楽しそうだ~。5000円台となにぶん値段が高いので僕もすぐに買う予定はないが、老後の愉しみに買う価値のある一冊として紹介かねがねここに記録しておこうと思ったしだい。

ポールの楽器使用について僕が感じるのは、まず第一に彼が非常に楽器というものを大切にする人ということである。ポールがビートルズ時代のヘフナーベースを今も愛用し続けている事は有名だし、持っている楽器の数も著名なミュージシャンの中ではきっと少ないほうの部類に入るのではないかと思う。以前はパフォーマンスとしてギターをステージ上で破壊するなどということもロックの世界ではよく行なわれていたものが、ことポールに関してはそんな事は想像することさえできない。というのも楽器に対する愛や敬意といったものがポールの精神に深く根ざしていることを僕たちファンは知っているからである。ロックが過激だった時代においても、彼の精神は常に健全であり続けた。これはあまり語られることのないポールの偉大さの一端である。

参考:ビートルズ・ギア [新装・改訂版] 写真でたどるビートルズと楽器・機材の物語1956~1970

コメント
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はつ春のお慶びを申し上げます。 今年も何かと物議を醸すかもしれません。 そんな危惧を感じつつも、ファンのかたがたと語り合える場に参加させていただきたい、と願っております。

思い出すのは、2002年の東京ドームだったでしょうか。 ポールが自分の持っている楽器を託すスタッフというのがいるのですが、彼に楽器を渡すとき、ポールはほん投げる(笑)。 いや、ヒヤヒヤしたものです。 落としたらどーすんだ、という(笑)。 確か2012年公演にはなかった気がする(分からん、なにしろ席が後ろだったので…しつこい…笑)。

「ビートルズ・ギア」 は所有しておりませんが(高いし…笑)、ビートルズ関係の本にはこれまで、すごいこずかいを使いました、私の場合は。
そういう立場でものを言わせていただくと、ここ数年のビートルズ関係の本は、どうにも過去の焼き直しが多い、重箱の隅をつつき過ぎる、このような傾向があるように思われます。 あえて言わせていただくと、粗製乱造。

いちばん熱心に読んだのは、「レコードコレクターズ」 関連で、「コンプリート・ワークス」 の3冊と、「ソロ・ワークス」 の1冊。 これが2000年あたりだったので、出来ればその後にレココレに書かれたものをまとめていただきたい、そのようには思っております。

では。 今年も何とぞ、よろしくお願い申し上げます。

2015-01-04 00:57 │ from 橋本リウURL

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

ビートルズ時代から愛用しているへフナーベースはポールの象徴ですよね。
この楽器をプレイしている人を見ると 「あぁ きっとこの人はポールが好きなんだろうな」と思ってしまい それだけで親近感がわきます(笑)
ビートルズ・ギアという書籍は知りませんでした。昔はCDのライナーを よく読んでましたね。そこから基本的な情報を吸収していきました。
個人的に音楽関連の書籍やライナーは 筆者の思い入れが強すぎる文章は苦手で… 端的にデータや情報を記して貰える方が良いですね。音楽を楽しむのは自分ですから。
でも こういうブログのコメント欄は 思い入れたっぷりのコメントが楽しいですね (笑)

2015-01-04 02:35 │ from テツURL

リウさん
今年もよろしくお願いいたします。ソロのポールはともかく、ビートルズに関してはもはや書くべきことが書き尽されてしまい、焼き直ししか生まれてこないというのが現実なのかもしれませんね。それにしても日本だけのSHM-CDでのビートルズ再発はもう笑うしかない…。

2015-01-04 13:43 │ from 管理人URL

テツさん
今年もよろしくお願いいたします。テツさんなら読んでいそうな気がしたのですが、知らなかったのですか。読者で持っている人の評価も聞きたくて記事にしたところもありました(笑)。

2015-01-04 13:47 │ from 管理人URL

新年、明けましておめでとうございます。今年も、幾度となくお邪魔させていただきます。

個人的に、楽器の演奏がサッパリ出来ない僕は、自然楽器に対する関心というものが薄く、
ポールの場合も、例えばヘフナーベースの音は「ブンブン」、リッケンバッカーベースは「ゴリゴリ」ぐらいに感覚しかありません(苦笑)

また、音楽の評論も「わざわざ金を払って自分と異なる人の、それも主観でしか語れない部分の論評を(特に批判的な文を)読むのも癪だ」という気持ち、そして経済的な面からそもそも海外盤を購入することが多かったことからライナーノーツも「まったく」と言っていいほど読んだことがありません。そしてどうも、橋本リウ様の仰る通りのようで、偏見かもしれませんが、売っている評論ほど、内容は通り一遍で、似通っていて、更に妙に鼻につく、という印象があります(どうしてなのでしょう?こっちは買ったんだから、という意識が働いてしまっているのか?)

そんな、まぁ下手すれば破門ものなくらい(笑)プロの考えに疎い僕ですが、唯一持っているビートルズ関連の書籍は『レコーディング・セッションズ』のみというのが実状です・・・まぁ、これがあれば一応ファンとして認められるのかな?(苦笑)

と言うわけで僕も、詳しい方のお話を待ちたいと思っています。
今年もよろしくお願い致します。

2015-01-04 18:59 │ from 村正URL

村正さん
今年もよろしくお願いいたします。『レコーディング・セッションズ』も有名な本ですね(持ってないですが、笑)。

2015-01-05 20:08 │ from 管理人URL

ふたたびお邪魔です。 村正様のコメントに触発されてのものです。

現在見られるビートルズ研究本というのは、「レコーディング・セッション」 がある種の原点となっている部分が大きいように思われます。 読まなくても、ビーファンであれば所有しておきたい1冊だと思います。 著者の主観というものが極力排除されて、日付ごとにその1曲がどのようにして出来上がっていったのかが記録されている。

その他の書籍は音楽評論家の感想入り混じりの分析程度かもしれません(笑)が、個人的にはそういうの読むのは好きです。 今ではこのサイトのような場があるので、その必然性が低下してますが、昔はこういうのを読んで、仲間うちでワイワイやってるような楽しさを共有していた気がします。
なにしろまわりにはビーファンというのが少ない。 「この曲はどうだ」、とか、「この曲のここにシビレタ」 とか、「なんでこの曲が評価されないのか」 とか、語り合う場がなかったんですよ。

「音楽を聴いた感想というのはあくまで主観だから、他人の感想を聞くと自分の感想がねじ曲がってしまう」、というのは首肯できます。 ただ、他人の意見を聞いて、その曲がまた違ったように聞こえてくると、またビートルズの世界が広がっていくような気分に、私の場合はなります。

いろんな聴き方があっていい。 自分のなかでだって、その日その日で感想は違うし、歳をとってくるとまた違って聞こえてきたりもする。
他人の感想を読む、という行為は、それを先取りしていろんな聴き方を会得する手段でもある、と思うのです。 「そのようにしか聞こえなくなってしまう」、ということを怖がってはいけない気がします。

たとえば、「レコーディング・セッション」 の 「ストロベリー・フィールズ」 の項で、「1分何秒の所でつぎはぎをしたためにジョンの声質が変わる」 と書いてありました。 それを読んだが最後、それまでちっとも気付かなかったそのことが頭にこびりついて、この曲の聴き方が劇的に変化してしまった気がする。
でも、それはそれで、面白いんですよ。
なにも知らなかった昔のような聴き方に戻りたい、とは思わない。 「スゲエな、ピッチマシンとかない昔にこういうことやってたんだ」 と思えるし、いろんなことを覚えて、その曲に対する理解も深まっていく。 そんな気がするのです。
そうやって聴き方が変化していくことで、私の場合はビートルズを40年近く飽きずに聴き続けられています。

昔はファースト・アルバムのジョンの声が、なんかほかのアルバムと全然違う、ということが不思議でならなかった。 それが 「ジョンがひどい風邪をひいていたせい」 と知ったのは、やはり 「レコーディング・セッション」 からです。 そしてその、ファーストアルバムが、ひどい風邪をひいていたにもかかわらず、たった1日(シングルは除いて)でレコーディングされ、もうこれ以上歌えない、というギリギリのところで 、最後に 「ツイスト・アンド・シャウト」 が録音された。 そのことを知ってから、「ツイスト・アンド・シャウト」 は私のなかで神曲になりました。
ビートルズ関連本をいろいろ読むと、そういうことが分かってくるんですよ。

ただ前回も書いたとおり、ここ最近のビートルズ関連本というのは、もうやりつくしちゃってどーでもいいのが多いです(笑)。 「レコーディング・セッション」 だけは必携です。

また、楽器が出来るとさらに曲に対する思いや理解が深まる、とも申しておきましょう(無理強いはいたしません…)。 ジョンの 「孤独」 とポールの 「メイビー・アイム・アメイズド」 はコード進行が似ている、とかね(笑)。 壮大な兄弟ゲンカをしていたあの時期に、互いのファースト・ソロ・アルバムでコード進行の対話をしていた、と考えると、なんだか嬉しくなってしまうではないですか。

2015-01-06 08:12 │ from 橋本リウURL

管理人 様
明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。ビートルズギヤは高いのでスルーして居りましたが評判が良いのですね。
皆様のコメントを拝見していて 深い 考察、洞察力に感心して居ります。橋本様が兄弟喧嘩に触れて居られましたがジョンの ハウ ドュー スリープ の歌詞の内容は辛辣ですごいですね。ポールの悪口を言っていいのは僕だけだと言ったジョンらしくジョンにしか書けない詞でしょう。ビートルズと言えばあの 大場久美子 さまがsgtペパーズをカバーしているとか、彼女の歌唱力でどのような世界が展開されているのか怖いもの見たさで(失礼、ぺこり)聴いて見たいです。私の想像ではビートルズもぶっ飛ぶような世界が展開されているのではないかと危惧して居ります、いや期待して居ります、、、

2015-01-06 20:24 │ from ジョージ ハーリーソングURL

再度失礼して…

橋本リウ様のコメントを拝見いたしまして、やはり書籍、論評に対するスタンスの差、それを強く感じました。どうもこれには、周囲の情報環境に理由がありそうだと睨んでいます。

まず、僕自身の「環境」について考えてみたいと思います。
僕がビートルズのファンとしてすべてのアルバムを集めようと思ったのは、洋楽に興味を持ち始めた2009年、まさにその年にリマスター盤が発売されたからでした。実際に手にしたのは、誕生日に買ってもらったからなので、確か翌年2010年の初夏であったと思います。
2010年。既に大人はおろか未成年も当たり前にネットを使う時代ですから、僕も当然ながらビートルズについて色々と調べたものです。そうして指を使うだけで、溢れるような情報が舞い込んできますし、同じ趣味を持つ人々と簡単に交流出来たりします。

そんなことが当たり前であった「環境」しか知らない僕にとって、> 「この曲はどうだ」、とか、「この曲のここにシビレタ」 とか、「なんでこの曲が評価されないのか」 とか、語り合う場がなかった という意識はなく、書籍に対する有難みも希薄となってしまったのだと考えます。


次に、曲の聴き方について。これは僕個人の性質も含んでしまうかもしれませんが(苦笑)、どうにも「ネット後追い世代」(自分らの世代のファン層を仮にこう呼ばせていただきます)は知識先行になりがちではないだろうか、と思う次第であります。時々、何も知らずに音だけを聴きたい、と思ったこともあるくらいです。

初めて購入したアルバムを聴くに対して、歌詞カードを見ながら聴くのと同じ要領で、僕らは簡単にネットで検索をしています。
例えば、『Strawberry Fields Forever』と検索すれば、たちまち先頭にはWikipedia御大(笑)がお出でになり、異なるテイクをツギハギした話、『Twist And Shout』で検索すれば、ジョンが風邪を引いた日の最後に1テイクで収録したという逸話が初聴きをしながら得られるわけです。

そして、ファンではあるものの、やはり時代のギャップというものを無意識ながら感じているのだとも思います。
単なる技術や思想面、社会背景という話ではなく、漫然たる時間の壁、これがより強大に立ちはだかっていて、どうしてもビートルズを「歴史」と同等のものとして捉えてしまっているきらいがある。実際問題当時の、少なくともFab 4が皆音楽シーンで活躍をしていた頃の空気を知らない僕らがポールがこう言っていた、ジョンがこんな凄いことをした、と語る時、その話しぶりはあたかも三国志の物語について語っている時などと同じになってしまっている…というわけです。


ただ、だからこそ…だからこそポールが、こうして現在進行形で音楽シーンの第一線に立ち続けていることは奇跡であり、僕が彼らを歴史上の人物ではなく、生身の人間としての見方を与えてくれる架け橋になっているんだと思います。

だから、僕にとっては『NEW』はかけがえのないアルバムであり、忘れられない思い出の一部になっているんです。
前述の、「何も知らずに音だけを聴く」ことを達成し、そしてポール会心の作品であることに疑いを持つこともなく、更に偉大な1個人、Sir James Paul McCartneyを日本に迎え、直接彼の織り成す音楽空間を共有出来た。恐らく、今後この作品について冷静な判断が下せる日は来ないでしょう。

長くなってしまいましたが、こうして先達の方々と交流出来、その個人、世代を通した考えを知ることが出来ること、そしてその場を提供してくださる管理人様に深く感謝します。今後も、若輩者に当時の空気を少しでもご教授頂けたら幸いです。


最後に…楽器については前向きに検討させていただきます(笑) 実際、意欲はそれなりにありますし、少なくともコードや作曲理論の基礎の基礎くらいは理解した方が良いなぁと思っている次第です。

2015-01-06 21:32 │ from 村正URL

ジョージ ハーリーソングさん
今年もよろしくお願いいたします。大場久美子がサージェントペパーズとは、聴くのがコワいような(笑)。歌ヘタだったな~、なんてハーリーソングさんファンだったりして…。

2015-01-07 07:36 │ from 管理人URL

村正さん
たしかにインターネットの出現によって、音楽を聴く環境というのが激変していると思います。昭和世代はレコードを買っても、それに関する情報はライナーノーツのみという状況が長く続きました。よってムダな情報をインプットすることなくひたすら音楽に没入できるという側面はありましたね。なので情報先行、情報過多が純粋に音楽を聴くことを難しくしている事実は否定できないと思います。まあこれは時代の流れで仕方のない面はあると思いますが、学生時代ラジオにかじりついて音楽を聴きまくっていた時代が懐かしいと思う時はありますね。

2015-01-07 07:56 │ from 管理人URL

みたびお邪魔します。

村正様、いや、世代によってこれだけビートルズ関連情報についての差があるとは。 私も今回初めて思い知りました。
ネットが普及した現在、ここまでビートルズ関連の情報というのは過剰気味なんですね!(かく言う私もその発信源のひとりなんですが)
ネットシャワーを浴びるだけ浴びられる村正様の世代が、却って羨ましいくらいです。 と同時に、ここまで情報が過多だと、そりゃシャットアウトしたくなる気持ちも…じゅうぶんに理解できました。
私もウィキを見て、「無料でここまで読めるのはケシカラン」 と思った覚えがあります(笑)。 なにしろ、今年50になるオッサンにしてみると、そういった情報はすべて小出し小出しにされながら、本を買って仕入れていたわけですから。

私がビートルズのファンになった1975~76年近辺では、本当に情報が少なかった。 まさしくガラパゴス状態でした。
唯一の金字塔が 「ビートルズ辞典」、だったかな。 高くて買えなくて、友達が持っていたものを読ませてもらってましたが、全部読み切れないもどかしさと言ったら(笑)。
ビートルズの歴史は赤盤青盤の立川直樹サン編集のものが最強で、特に解散前後のごたごたは、小学6年くらいの自分にとってはまことに重たく、衝撃的な読み物でした。 あれは今にして思うと、かなり初歩的なことしか書いてありません。

1976年のビートルズ再発盤のライナーノーツも、情報が希薄なのでかなりいい加減な部分があったように思います。 「グッド・ナイト」 のリード・ヴォーカルがジョン、とかね。 歌詞カードも、基本的に本国のものもついてないのが普通だったので、日本盤にだけついているのは聞き取りによる不完全なものだったんですよ(サージェントとかホワイトアルバムとか、例外もありますが)。 私ゃ未だにその歌詞のまんま、間違えて覚えてる曲が多いです(特に 「ロックンロール・ミュージック」 はひどい…笑)(ポールの 「モンクベリー・ムーン・ディライト」 もアーカイヴで正規の歌詞を知って愕然としました…全然ちゃうやんって…笑)。

で、当時一大決心をして買ったのが、ハンター・ディヴィス著 「ビートルズ」。 これは1968年に初版が出された、唯一の 「ビートルズ公認伝記」 でした。 メンバーのルーツに至るまで、かなり詳細に書かれているのですが、ここにはブライアン・エプスタインがゲイだったことも書かれていないし、ヨーコがまったく出てこないし、シンシアと仲むつまじい様子まで書かれていたために、当のジョンから酷評されるという代物で(笑)。

「ビートルズ・サウンド」 という、音にこだわった本が出た時も衝撃的でした。 確か1978年くらい。 これが今回の 「ビートルズ・ギア」 の先鞭でもあった気がします。 でもやはり、情報がないからその本も手探り状態で、予測によってだいたいが書かれているんですよ。 まさに 「耳こそはすべて」、という感覚です。

1981年ころ、ジョンが殺されたあとにロング・インタビューが次々出版されたのですが、いまにして思うとそれがしばらくの間、ビートルズに関していちばん接近した読みものだったような気がしています。 でも、ジョンの発言ですから(笑)。 こちらもフィルターを通して読まなければならなかった(笑)。

その、情報過疎の状態から一気に解放されたのが、「レコーディング・セッション」 だったわけです。 そして 「アンソロジー」 本でとどめを刺された格好。
そこにプラス、ネットの情報ですから、これは私がビートルズを聴き始めたころからいうと、隔世の感ここに極まれり、という感じですね。
特にネットのビートルズ評論などは、私も含めてエラソーなのが多いですから(笑)、それを考えると、村正様のお気持ちが初めて理解できる、いや、理解しまくれる(笑)気がいたします。 知りもしないで異論をさしはさんでしまってゴメンナサイ。

また長々と書いてしまった…(ハハ)。 管理人様ご紹介のポールのレコーディング・セッションは、是非とも日本語版で読みたいものです。

2015-01-07 07:59 │ from 橋本リウURL

またまたお邪魔します。 管理人様、飛び越えまくりでダラダラと冗長な自分語り、誠に申し訳ございません。

3本足さんの辛辣なご意見はいちいちグサグサ刺さりました(笑)。 立ち直れないっス(笑)。

テープのつぎはぎ、ジョンの鼻声、だから何?と言われましたら、それらが自分の感動に一役買ってくれた、というほかはありません。

ただ、自分に意見がないから、自分の言葉で語れないから、そうした本を読みあさる、というのではありません。
ビートルズが好きなので彼らのことがもっと知りたい、という動機だけです。 評論家、と言って一概に嫌うかたもいますけど、ビートルズのことについて誰かが語ってるのは単純にうれしいし、面白いですね、私の場合は。 私自身も、彼らについて語っているときは、ただ単純にうれしいし楽しいのです。
そしてビートルズというのは、知ろうと思えば思うほど、奥が深くて面白いと感じます。

それはただ単に、「音楽を楽しむ」 ということからは、逸脱していると私も思います。
でも、いろんな楽しみ方があってもいいんじゃないでしょうか。 私は別に、誰も否定してません。 いろんなものを読めば、自分の世界も広がるのでは?自分の感想がそれによって侵されることを、恐れてはいけない、という考えを申し上げただけです。

ではでは。

2015-01-08 07:47 │ from 橋本リウURL

管理人 様
三本足さんのコメント、興味深く拝見しました。三本足さんのおっしゃりたい事は大体わかります、音楽に感動するのは理屈じゃないし、音楽から受けた感動をその人の 言葉 で聞きたいと思うのはもっともだと思います。
橋本様のコメントにだいぶ触れていたので萎縮してしまわないかちょっと心配して居りましたがコメントを見て少し安心しました。
コメントがレココレ調であったり、評論家風だったとしてもある程度止むを得ないのでないのかと 私 は思います。言葉で表現するってむずかしいですよね、私は自分語りどころか自己満足で書かせてもらっています。
そして三本足さんのようなコメントは普通、公開されないか削除されるような気がしますがあえて公開した管理人様には敬意を表します。
ただ少し気になるのは皆さん萎縮してしまってポールのレコーディングセッションにコメントするのを考えてしまっているのかな?などと思っています。音楽って楽しむモノですよね、何もむずかしくする必要はないと思うので楽しくやりましょう、、、

2015-01-08 13:09 │ from ジョージ ハーリーソングURL

面白いお話ですね。数年前に洋書版のBeatlesGearを入手しました。確か日本語版もありましたよね。詳しくは読みきっていないのですが私を含めてBandで楽器弾くPaul又Beatlesファンにとってはたまらない本ではあります。

実は管理人様のブログ見解の中で「非常に楽器というものを大切にする人ということである」と。

確かにおっしゃる通りなんだと思ってなれません。今だあのベースをリペアしながらも使用していることに驚きます。本当であればもう世界的遺産のようなヘフナー(ホフナー)は大切に保管するものですが。そこに面白のがPaulって楽器を大切にしているのか? していないのか? 良くわからない時があります。特にBeatles後期からWingsに至るまでの話ですが。

私も想いれ深い楽器たちがあります。しかし自分の場合はどうしても、Beatles後期のヘフナーにシールを張ってみたり、Texanに今だシール。casinoも一時期シール張っていたり・・・いざ剥すときは大変なことになろにと思ったりすると私には大切な楽器には出来なく。一番はRickenbacker4001と思います。これこそ見事に自分でスプレー吹きかけてしまう物凄い乱暴さ(笑) Wings初期はペイント剥した後のRickenbacker社がやったみたいですがピックアップ変更に絡み壊れていたピックガード新しくしボディーシェープも変えてしまうところもPaulらしい気もしたり(あの形が全てWingsのPaulベースギターイメージとなりましたね)

そんなところもPaulにはあるのかと、60過ぎてからPaulは楽器に対しての向き方が少し変わって来たと私は感じています。伝説の楽器なんだとPaul自身が感じるようになったのでしょうと(本当のところはPaul本人の気持ちですが)。

ちなみに私はヘフナーも4001も弾いていますがシール張るのはどうやっても出来ません(笑)

2015-01-08 13:39 │ from HiroURL Edit

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2015-01-08 19:32 │ from 管理人URL

今回は深々と考えさせられました。論文、と言えるほど高尚なもんでも有りませんが(苦笑)一応、自分なりの結論を出してみます。

僕自身、知識先行が過ぎるというのは良い事ではないと自戒していることは、前のコメントに書かせていただきましたが、
それでも知識が無ければ、僕は果たしてビートルズ、そしてポールに対してこれ程深く思いを向けることはあったのか、という疑問を呈してみると、なかなか簡単にウンとは言えないのも事実です。

音楽を聴く上でコンテクストを学ぶというのは、英語のボキャブラリーを身につけることに等しいと考えます。
英会話のコツというのは、考えないことだそうです。確かに、普段頭で文法や言い回しを考えながら会話はしません。
しかし、だからと言って文法や単語に乏しいままでは、相手の10の情報に対して半分も受け取れない、ということになりかねません。

ビートルズに関してもそうです。何度も話題になっている『Strawberry Fields...』の僕自身の初の感想は「怖い」です(笑)
YouTubeで見たのが最初でした。映像は不条理に溢れ、音は不安定、そして終わったと思いきや再び迫りくる怪音…ワケが分かりませんでした。人は分からない、理解できないものは怖いものです。
しかし、その後当時のフラワームーブメントとサイケデリックの興隆、歌詞の意味、そして制作の経緯、これらによって僕は恐怖を乗り越え、名曲として受け止めることが可能になったのです。

また、楽器の演奏も同じことが言えるのではないでしょうか。
僕みたいにサッパリであれば、雰囲気でしか捉えられないことも、コードや作曲理論を知っていれば、「コード進行の非凡さ」等を感じ取れるでしょうし、演奏も出来れば技術面の評価も出来ます。


確かに、「怖い」という原体験は大事なことであり、音楽に対する思いの根本をなすものです。ですが、そこから一歩踏み込み、彼らをより理解することに努めるならば、それは決して悪いことではないのではないでしょうか。

情報や知識に善悪は有りません。大切なのは、情報に飲まれない程度に情報を有効活用すること。そしてその判断の根底こそが個人のフィーリングであり、そうして生まれる意見を、個性であると捉えています。これは音楽に限らず、今後ネット社会という情報洪水の中で、コンピュータとの違いとして、人に出来る大切なことかもしれません。

また長々とエラソーな物言いで書いてしまった訳なのですが(苦笑)、こうした書き方なのも、自分の典型的左脳人間である故の悲しい性でしょう。

ただ、僕は芸術的感性に乏しい故の楽しみ方としてこの道を選んでいる訳なのですが、ファーストインプレッションで芸術の本質を捉えられてしまう方もいることは事実ですし、僕はそんな人を尊敬します。

2015-01-08 23:38 │ from 村正URL

Hiroさん
Hiroさんではありませんので大丈夫です~。楽器を大切にするという話は参考になりました。人によって向き合い方、考え方が違うものなんですね。

2015-01-09 09:25 │ from 管理人URL

リウさん
そのつど返信できませんが、リウさんの話はおもろいです。どうぞそのスタイルを貫いてくださいませ。

2015-01-09 09:29 │ from 管理人URL

ジョージ ハーリーソングさん
心優しきお言葉ありがとうございました。

2015-01-09 09:33 │ from 管理人URL

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2015-01-09 13:32 │ from URL

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2015-01-10 07:48 │ from URL

村正さん
『ストロベリーフィールズ』の映像はたしかに怖いし、独特の雰囲気を持つ不思議な映像ですね。やっぱりビートルズってすごいなと。

2015-01-11 18:50 │ from 管理人URL