ポールの曲:『ニュー(NEW)』 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールの曲:『ニュー(NEW)』

ポール最後の大ヒットシングルはいったい何だったろうか…。

人によって意見は違うだろうが、僕自身は1984年の『ひとりぼっちのロンリーナイト(No More Lonely Nights)』が最後だったと思っている(英2位、米6位)。もちろんそれ以降もポールはいわゆる大ヒットとなり得る潜在力を秘めた曲を次々と発表しつづけた。『プレス』『マイ・ブレイヴ・フェイス』『明日への誓い』『ヤング・ボーイ』『ファイン・ライン』『オンリー・ママ・ノウズ』などの曲はいずれももし70年代に発表されていればかなりのヒットを記録したのではないかと思わせる佳曲ばかりである。

しかし、同時にあのポール・マッカートニーのシングルとしてはもう一つ何かが足りなかった…というのもまた事実であった。たしかに曲自体はよかったのだが、たとえば『あの娘におせっかい』や『心のラヴ・ソング』『バンド・オン・ザ・ラン』のように有無を言わせぬ圧倒的なパワー、魅力に少し欠けていたのである。僕に関していえば、『ひとりぼっちのロンリーナイト』以降のシングルで、「見ろこれがポールだ!」と世間に対して大声で叫びたくなったのは唯一『マイ・ブレイヴ・フェイス』1曲のみであったことを告白しなければならない(あの曲が売れなかったのは本当に残念だった)。

つまり実際のチャート成績やレコード売り上げを考えに入れなかったとしても、往年の大ヒット曲に匹敵するような曲が過去30年間ただの1曲も生まれていなかったという言い方もできてしまうというわけなのだ。だからキャッチーなシングル曲が生み出せなくなったという意味においては、世間が「ポールはもう終わっている」などと短絡的な結論を出してしまうことを僕は全く理解ができないわけではない。なぜなら、それは少なくとも一面的には真実であるからだ(もちろんポールの音楽はシングルだけではないから、終わっているというのは真実ではない)。

しかし2014年、今ごろになってと言うとポールに失礼だが、本当にポールらしい大ヒット曲の資格を有する楽曲が誕生した。それが『ニュー(NEW)』である。丸1年この曲を聴き続けてきて今思うのは、『ニュー』はポールが過去に発表したどの大ヒット曲、名曲にも全くひけを取らない最良の楽曲の一つに数えられるということである。そのメロディーにおいて、その独創性において、その楽観主義的人生観において、その底抜けの明るさにおいて…これはまさしくニュー・マッカートニー・クラシックと呼ぶにふさわしい作品であると僕は思う。たった5秒間のイントロを聴くだけで、この曲が全く非凡な曲であることがわかる。今またポールには音楽の神が舞い降りているかのようだ。

僕にとってみれば、この曲はビルボードで3週連続くらいは1位になるべき曲である。なぜこの曲が売れなかったのか?わからない。このポジティヴな曲調に人類の多くは嫌悪するのかもしれない?残念ながらよい音楽がわかる人というのは僕たちが考えるよりもずっと少ないのかもしれない?この曲が大ヒットするような世界になってほしいと思う。そうすれば、地球はもっともっと平和な星になるだろう。って、ちょっと大げさか(笑)。

ちなみに過去記事において、僕はアルバム『NEW』がグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞することを祈願していたが、残念ながら今回はノミネートすらされなかった(涙)。その代わりにといってはなんだが、プロデューサーの1人としてクレジットされているポール・エプワースが最優秀プロデューサー賞にノミネートされている。が、個人的にはこのノミネートには不満である。なぜならエプワースがノミネートの対象となっている曲は全部で4曲で、そのうち3曲が『NEW』からのものとなっているのだが(『セイヴ・アス』『クイーニー・アイ』『ロード』)、それならジャイルズ・マーティンだって同等以上の仕事をしていると僕は思うからだ(約半分の曲に関与)。エプワースの手腕は僕も十分に認めるが、今回のプロデューサー部門でのみのノミネートはアルバム自体の評価がエプワースありきという見方もできるわけで、ファンとしては非常に気分が悪いのである。だが、結果は結果。こうなったらポールにはまた次回作に向けてがんばってもらうしかない。

参考:
『NEW』コレクターズ・エディション(CD 国内盤)
『NEW』コレクターズ・エディション(CD 海外盤)
『NEW』コレクターズ・エディション CD2+プロモ映像4曲(iTunesストア)

コメント
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ポール、最後のヒット曲…
個人的には「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」だと思っていますが アメリカでシングル発売が無かった事が悔やまれます。それなりに いい線行ったと思うのですが…
あと 「ディス・ワン」これもヒット曲として惜しい曲だったと思っています。管理人様には申し訳ないですが(汗)「マイ・ブレイヴ・フェイス」より先に「ディス・ワン」を出すべきだったと思うのですが…
「マイ・ブレイヴ・フェイス」も大好きですし ポール後期の佳曲だと思っていますが ちょっとアレンジが残念な気がして…
共作者であるエルビス・コステロが歌ったヴァージョンを聴いた事があるのですが シンプルでメロディが 際立っていて、ストレートなポップスで格好良かったです。テンポももっと早かったですね。
コステロの様な感じなら もっと良かったのに、惜しい!というのが個人的な感想です。
「ディス・ワン」はポールお得意の曲調 メロディだし 先行シングルとして発表していれば『プレス・トゥ・プレイ』が不満だったファンや評論家筋にも好意的に受け入れられたと思うのですが どうでしょう?

その他では 前作からのシングル「エバー・プレゼント・パスト」これは 久し振りに ポールらしいキャッチーなメロディを擁したシングルで チャートを期待したのですが 惨敗でしたね(泣)
この時を境にシングルヒットは 半ば諦めています。もう時代は変わったんだ… 今流行するのは リズムが重視された曲だったり、ブームに乗った若手ミュージシャンの曲等が ヒットチャートに顔を出すんだろうと。
最近の音楽事情には疎いので あまり自信を持って言えませんが、キャッチーなメロディを持ったポップスやロックは昔ほど支持されないのかも知れません。

アルバム『NEW』のグラミー最優秀アルバムのノミネートも 無いのですよね(泣)
良い良いと思っていたのは 我々ファンだけだったのか? 世間の評価ってそんなもの?と悲しくなりましたね。
まぁ グラミー賞のノミネートが無かっただけで そこまで悲観する事も無いのですが(苦笑)今の時代、色んな音楽がありますから、評価基準も昔とは違うのかな?

今回のポールの新曲は テレビゲームの挿入歌、しかもCDでの発売は無し。時代は変わってるんだなぁ…と時代遅れの私は思ってしまいます。
ヒットしたり話題になるには 曲の完成度以外にも その時代の流行も関係しますから、私はポールが60年代・70年代・80年代・90年代と長きに渡って シングルでトップ10ヒットを作り続けただけでも凄い事だと思っています。

「NEW」はポールらしい明るく前向きでキャッチーな曲ですよね。ポール後期の代表曲になったと思っています。
「NEW」の様な瑞々しい感性を 未だに持ち続けている限り ポールはまだまだ生涯最高傑作を産み出す可能性があるし 大ヒット曲が登場するかも知れません。
ファンとして ポールに期待していますし これからも応援していきます!

2014-12-13 01:57 │ from テツURL

ポールのグラミー賞ノミネートは残念な結果に終わりましたね・・・

「New」は、欧米主要音楽メディアによる音楽アルバムの評価を平均点化するWebサイト、「Metacritic」で77点の点数を得ています。
http://www.metacritic.com/person/paul-mccartney

この点数は決して低い評価ではありません。むしろ高い方の点数です。
ちなみに最高の評価を受けるアルバムは、85~90点ぐらいの平均点、その次ぐらいのアルバムは80~85点ぐらいの点数なので、むしろ「New」は10段階評価で最低8点以上は評価がつくくらいの、十分なアルバムと言えます。
割合的に言えば、77点までいかないアルバムの方がかなり多いのです。

ちなみに近年で言えば「ケイオス」が78点、「メモリーオールモストフル」が69点、「Kisses on the Bottom」が62点です。
この3つのアルバムは、「メモリーオールモストフル」が2008年度年間最優秀ポップアルバム、「ケイオス」は2006年度年間最優秀ポップアルバムと、ジャンルを超えて2006年度年間最優秀アルバムにノミネートされました。
そして「Kisses on the Bottom」は、年間最優秀トラディショナルポップアルバムを受賞しています・・・
あとグラミーに関して言えば、ポールの作ったアルバムは基本的に完全なポップス扱いで、ロックジャンルではありません。

自分なりに候補に挙がらなかった理由を考えてみますと、

■今回の年間最優秀ポップアルバムにノミネートされたミュージシャンに年の若い、しかも20代前半の人間が多く、将来を期待されていて、その期待感がポールのノミネートを上回った
(今回ノミネートされまくったサム・スミスや、エド・シーラン、マイリー・サイラス、アリアナ・グランデら)

■これだけ年の若いミュージシャンが今回は偶然にも集中したので、その話題性をグラミーが利用した。
彼らは主に若年層に人気があるミュージシャンでもあるので、若い人用に話題作りが欲しかったかもしれません。

■ポールやビートルズをリスぺクトしていて、なおかつTVでの共演経験もあるケイティー・ペリーがまさか!のいいアルバムを作ってきた。
ケイティー・ペリーはなぜかグラミーノミネート常連です。
他にも、エド・シーランやマイリー・サイラスのアルバムは、けっこういいアルバムでした。

■(個人的には今回は大したアルバムではないと思ったのですが)同じくポールやビートルズをリスぺクトしている、コールドプレイの作品がなぜかノミネートされた。
彼らはグラミー受けが最上級にいい、数少ないミュージシャンの一組です。

以上です。
やはり、他のミュージジャンとの相対的な比較で考えますと、今回は非常に運がなかったのではないでしょうか。
年が若くても彼らは、最低限1つはミュージシャンとしての魅力的なスキル(歌唱力や作曲力など)を持っています。
結果的には、若い人間に取って代わられたと言えなくもありません。

ですが個人的には、この6組のどのアルバムよりも「New」の方が良かったと僕は思います。
自分もポールファンですので・・・
欧米での評価も決して低くはなく、むしろ高い方なのでご安心ください。

たぶんグラミー内部でもかなり惜しいところまでは、いっていた感があります。
グラミーは確かに素晴らしい音楽賞およびセレモニーではありますが、けっこう癖も強く(ミュージシャンの好き嫌いや、評価する音楽の傾向に偏りがある)、予想のしにくい面もありますので、今回は「残念だったね~」で十分片付けられるレベルだと思います。
また次回ですね。

最後に、ポール・エプワースは、今欧米の音楽界では1、2を争うほどの優れたプロデューサーです。
過去に彼はアデルのプロデュースで、年間最優秀プロデューサーを受賞していますし、最近は上記のコールドプレイやU2のプロデュースもしたりなど、今最も欧米のミュージシャンから引っ張りだこで、人気的にも音楽的にも評価が高い人です。

エプワースは、まずポール以外のミュージシャンのプロデュースで名をあげて最高峰の評価を受け、そして今回のポールという偉大な存在をプロデュースしたことで、さらにその評価に泊がついたという感じでしょうか。
そのためのノミネートだと思います。

個人的にはポールとエプワースの音楽的相性は非常にいいと思われるので、今後もエプワースのプロデュースでポールの楽曲を聞きたいです。

長文失礼いたしました!

2014-12-13 07:08 │ from Golden MaskURL

管理者さまのグラミーやチャートえのこだわりは凄いですね。私はそんなことはどうでも良いのでやや異様(笑)に思えるほどです。チャートに関心があったのはいつのことだったか(遠くを見つめる目)

ただ思うに管理者さんがここまでチャートや賞にこだわるのは、ポールのモチベーションに影響する!!と考えておられるのであろう、と推察するのであります!!それは多分真実でしょうね。

最後のヒット性シングル、テツ様の『ワンスアポン〜』良いですね。
最新アルバムだったらNEWも良いですが やはり『クイニーアイ』でしょう。70年代なら一位間違いなしだとおもいます。

2014-12-13 08:19 │ from ゆうみんURL Edit

70年代のポールが最近の曲歌ってたら違和感ありますか?
自分はあります
なんとなく最近のポールはショパンに似てると思います

2014-12-13 12:29 │ from 雨URL

テツさん
いちおう今回の記事で問題にしてるのはただのヒットではなくて、大ヒットという点です。ただのヒットならご指摘のようにもう少しありますよね。グラミー賞残念でしたが、ポールにとって一つのモチベーションになっているのは事実ですから、さらに上を目指してがんばってほしいです。

2014-12-13 16:50 │ from 管理人URL

Golden Maskさん
客観的ですばらしい分析ですね。僕は今どきの音楽を全く聴かないので、リアルタイムで音楽を聴いている方の意見はとても参考になります。「ですが個人的には、この6組のどのアルバムよりも「New」の方が良かったと僕は思います。」←ここが特によかった!(笑)過去記事にも書きましたが、私もポールとエプワースのコラボは現在世界最強だと思います。今後もコラボの継続を期待しています。
あと私がグラミー賞でこだわっているのは主要4部門の一つ「最優秀アルバム賞(Album of the Year)」だけで、これはジャンルを超えた最高の栄誉ですね。私の調査ではポールがこの賞に過去4度ノミネートされています(『バンド・オン・ザ・ラン』『タッグ・オブ・ウォー』『フレイミングパイ』『ケイオス』)。今回は5度目になるはずだったのですが…。部門賞では過去にポールはロック部門でも何度か受賞していると思いますので、けっしてポップという括りだけではないと思います。

2014-12-13 17:26 │ from 管理人URL

ゆうみんさん
チャートやグラミー賞にこだわるのは育った時代もあるのでしょうね。ビルボード全盛の時代にラジオで毎週アメリカントップ40を聴いて育った世代ですから。最優秀アルバム賞に関してはポールも欲しがっていると思っています。
『クイーニー・アイ』は『NEW』と双璧ですね。

2014-12-13 17:30 │ from 管理人URL

>なんとなく最近のポールはショパンに似てると思います

顔が?

2014-12-13 17:31 │ from 管理人URL

失礼します。
Newが、僕自身の初のリアルタイムアルバムであったのでなかなか冷静な評価を下せないのですが、
最初にNewを聴いた時に「ついに再びPaul McCartneyが名実ともに音楽界の頂点に舞い戻ったな」と信じて疑わなかったです。

しかし、正直最優秀アルバム賞を受賞するかどうか、というのはなかなか大変なことではあるよなぁとは(理由は後述しますが)思っていましたが、ノミネートすらされないとは・・・流石に驚きました。
このタイトルチューン含め、このアルバムはポールの幅広い音楽性が一気に溢れだした傑作ではありました。
ただ、アルバムの評価を考えると、個々の楽曲の質で評価されているものの、アルバムの統一感による評価というものはなかなか薄いのかもなぁ、とも思うのも事実です。

ビートルズ時代を振り返ってみると、ビートルズがグラミーで最優秀アルバム賞を獲得したのは、初のコンセプトアルバムとしてロック界の金字塔と名高い『サージェントペパーズ』だけなんですよね。ファンからすれば、いや、一般的にみても名盤としか言えない『ラバーソウル』『リボルバー』『ホワイトアルバム』『アビーロード』が受賞していないんです。その中でも、『ホワイトアルバム』はノミネートすらされていません(実はノミネートされたアルバムは『ヘルプ』『リボルバー』『マジカルミステリーツアー』『アビーロード』と、意外なアルバムもあったり…)。

ビートルズ時代の傾向を鑑みても『ホワイトアルバム』のような多彩感がある反面、散漫ともとられかねないものはなかなか評価が上がらない、というグラミーの特徴を感じられますね。『New』も、特に『ホワイトアルバム』期のポールに近いきらいもあって、ポールの溢れる才能が多岐に渡って見られながらも、今回のような結果につながってしまったのかもしれません。

しかし、『New』は間違いなくビートルズ解散以降最も優れたポールのアルバムの一つであることはファンにとって疑いのない事実ですし、ポールはこれに懲りずにリベンジを是非して頂きたい、というのが一ファンとしての願いでもあります。

2014-12-13 20:32 │ from 村正URL

ご返答ありがとうございます。

> 部門賞では過去にポールはロック部門でも何度か受賞していると思いますので、けっしてポップという括りだけではないと思います。
失礼いたしました。
曲単位では、フー・ファイターズのデイブ・グロールらと作った「Cut Me Some Slack」が今年、まさかの年間最優秀ロックソングを受賞しましたね。
企画物の曲だったので、まさかの受賞の驚きとうれしさが大きかったことを覚えています。
過去ですとロック関連では「ロケストラのテーマ」が受賞、ノミネートまでですとカミング・アップや、比較的最近のオンリー・ママ・ノウズがありました。

僕自身もけっこうこだわっております(笑)グラミーの年間最優秀アルバムは、一部の例外を除き基本的には、何らかのジャンルにノミネートされたアルバムの中から選ばれることが圧倒的に多いです。

近年のポールのアルバムでいえば、前述の「ケイオス」や「メモリー」にしても、アルバム単位としてはポップジャンルというくくりでノミネートされていたので、「New」も、アルバムというくくりにおいてはまずポップ部門で選ばれるであろう、選ばれてほしい、と思っておりました。
まずは何らかのジャンルでアルバムが選ばれないと、最優秀アルバムまで到達しないことがほとんどなので・・・
なので、まずは各ジャンルでアルバムもしくはその収録曲がノミネートされることが、最優秀アルバムへの第1歩です。

もう1つ、アルバムがポップ部門で選ばれてほしいと思った理由としましては、ロック部門の場合ですと強敵となるライバルが、ポップに比べると多いかなと感じたからです。

ただ過去には数少ない例外もあり、たとえば当のポール自身が「フレイミングパイ」で何のジャンルにもノミネートされなかったにもかかわらず、いきなり年間最優秀アルバムにノミネートされた・・・ということもありました。
しかし、これは基本的には珍しいケースです。

グラミーに関しましては、実は賞の部門数が3、4年前から、全体の1/4ほど減らされた経緯があり、たとえばポールが「メモリー」で確か4部門ほどノミネートされた頃に比べますと、ロックやポップ部門の部門賞も減っています。
まずは各部門でノミネートされてから、年間最優秀アルバムを含む主要4部門にジャンプアップする基本線を考えますと、正直ポールの年間最優秀アルバムノミネートは、以前に比べると対外的には厳しくなっている感があります。

ですが個人的には、他のミュージシャンと比べても、ポールは年間最優秀アルバムを作れるだけの音楽的力量がまだあると思います。
特に「ケイオス」以降のポールは、楽曲作りに関して1960年代中盤~1980年代前半までの頃の活力が戻ってきたような印象を受けています。

管理人様同様、ポールのグラミー年間最優秀アルバム受賞を切に望みたいと思います。
今後もポールに関する記事を楽しみにしております。

2014-12-14 05:52 │ from Golden MaskURL

ビートルズがグラミーにあまり縁がないのは、グラミーは基本的にアメリカの賞だから、ということであって、売り上げ、ましてやコンセプトはあまり関係ないとおもいます。近年はグラミーもグローバル化がすすんでますので比較はできませんが、ビートルズ時代あるいは70年代、80年代までは基本的にアメリカのアーティストの為の賞と考えて良いとおもいます。基本的にショービスの世界なので真っ当に(フェア)な判断を求めるほうが無理というもの(笑)。ペ

ーパーズの衝撃はそれを超えたとてつもないインパクトがあったのでしょうね。

2014-12-14 13:50 │ from ゆうみんURL Edit

村正さん
よく調べましたね。僕も以前に同じような事を調べて愕然としたのを覚えています(笑)。でもこれはグラミー賞の歴史を調べると理解できます。過去記事にも書いたことがありますが、グラミー賞は最初アメリカ人によるアメリカ人の為の賞だったのです。だから初期~60年代までの受賞者はほとんどすべてアメリカ人アーティストのみで占められています。そういう意味で『サージェント・ペパーズ』は大事件でした。なので、現役時にビートルズがほとんど受賞していないのはあまり気にする必要はないと僕自身は思っています。70年代以降、グラミーはグローバルな賞として認められるようになってゆきます。

2014-12-14 17:32 │ from 管理人URL

Golden Maskさん
いや~これは専門家の域ですね。勉強になりました。ノミネートにも順番があるのですね。今回初めて知りました。それと書き忘れましたがMetacriticの点数はかなりいい線いっていると思います。今後参考にしたいと思います。
ところでGolden Maskさんが運営しているのはツイッターだけでしょうか?もしよろしければコメント欄で紹介してくださいね。

2014-12-14 17:42 │ from 管理人URL

管理人さん>
顔というよりも作風が・・・?みたいな感じです

2014-12-14 22:33 │ from 雨URL

こんにちは。

お久しぶりです。早いもので今年も あと僅かとなってしまいましたね。久々にポールの曲についてコメントさせて貰いますが、今日も辛口になってしまいそうなので、どうか悪しからずです (笑)。

>なぜこの曲が売れなかったのか?わからない。

う~ん 確かに、最近のポールの作品としては すごく、「Beatly でキャッチー」でしたからね...。でも タイトルは「New」なんだけど、肝心のポール
さんのヴォーカルはと言うと... 枯れ過ぎだったかもしれませんなぁ(^^;)? もう ちょっと何とか加工して、色付けした方が良かったんじゃないのかと...? あと 自分が感じたのは、この "Beatly" な感じは本人の意向では
なく、「若手プロデューサーにやらされてしまいました」感が、ひしひしと伝わって来てしまったからなんでしょうかね...。とっても違和感を感じてしまいました。バックサウンドも一見、煌びやかに感じますが、よ~く聴くと陳腐で軽っぽく聴こえてしまいます。アルバム『New』は、纏まったタイトなナンバーが多かっただけに、この曲だけが何故か軟弱に思えて仕方ありません。

2014-12-21 17:05 │ from yukky_zURL Edit

シングル曲『NEW』が軟弱というのは言い得て妙、ですね。私もそう感じます。プロデューサーにやらせされた感はなかったですが、ポールの過去のスタイルに媚びたようにおもったことは確かです。もっとも曲は良いとおもいますが、アレンジからはそういう感じが今もしてます。でも繰り返しになりますがこの曲はよいです。アレンジもこれしかなかった、ともおもいます。なんかアンビバレンツな感覚をもってしまいます。

軟弱さは『プレス』でも感じました。『マイブレイブフェイス』も少しあるかな。
『プレス』はあまり好きではありません。『マイブレイブフェイス』はけっこう好き、ただコステロ版がやはり良いかな。



2014-12-22 01:43 │ from ゆうみんURL Edit

ビートルズ歴30年の若輩者です(笑)

私の場合「Beatly」な意味合いはサウンドではなく、精神的なものととらえています。

なので、『今』のポールが唄う場合、声枯れが無いといけません。
枯れた声(私はそうは感じません、というか気になりませんが)でも、なお「今の自分は新しいのだ」と世界に宣言できるポールという人物の精神そのものが、常に新しいものを追い求め世界を牽引していったBeatles の精神そのものであると感じました。

また、現役時代を知る50代の先輩方のこの曲への意見は、
昨年の来日ライヴの感動とともに口をそろえて「これからの生き方と言うものを示してもらった感じがする」とのことでした。
”Don't Look Me” という単語にそれが表れていると。

サウンド的には「やらされた感」が見えるとのことですが…私はそうは感じません。
ポールが楽しんで演奏していることがひしひしと伝わってくるからです。

が、人それぞれですし、「ほう、そういう捉え方もあるんだ」と思いました。

失礼しました…

2014-12-22 14:33 │ from PANURL

yukky_zさん、ゆうみんさん
ポールファンから軟弱という言葉が出てしまうというのは少し残念なのですが、昔はポールの音楽は軟弱のひと言で片づけられる事が多かったです。お二人がそうであるとは思ってませんが。私にとってはその軟弱さこそがポールの魅力の一つなのです。

2014-12-22 19:13 │ from 管理人URL

PANさん
声枯れもそのように捉えられるとよいですね。私も声にはつい辛口になってしまうのですが、72才の人に多くを求めるのはあんまりというものです。ただ長時間のコンサートとか過密スケジュールはセーブして、もう少し喉を大切にしてほしいとは思いますね。もっと長く活躍してもらうためにも。

2014-12-22 19:47 │ from 管理人URL

管理者さん、すみません(汗!!)。でもちょっとちがうんです。ポールの魅力を否定している訳ではないんです。アレンジが軟弱だ、ということです。これは断じて同じではないんですよ。

2014-12-22 21:22 │ from ゆうみんURL Edit

再度失礼して…

やはり、人それぞれ感性が違うんだなぁなどと今更ながらに思う次第です。

僕個人のスタンスとしては
声→仕方ない、またはこのままでよい
アレンジ→むしろこれでよい
作風→数あるうちの1つとして良い
とまあ、概ね肯定的です。

いくらポールでも、歳には勝てません。声については、その場その場でのベストを尽くしてもらう、というのが最良かと思います。あまりにも加工してしまうというのは却って不自然に思えてしまいます。ちょうど、アウトゼアー・ツアーのポスターにうつる、シワを消しノッペリとした不気味(とさえ僕には感じます)彼のように。

アレンジについてですが、こちらでは逆に声を補うように厚くしてもらって良いと思います。Newで言いますと、僕がアルバム内でライブ演奏された4曲のうち、(なるべく冷静に考えて)どうしてもスタジオバージョンより劣ってしまうと思ったのがこの曲です。
軟弱、とは思いませんが、シンプルすぎてすこしスカスカであったように思えます。それを踏まえてみると、某スペクター氏の音の壁程では困りますが(笑)本曲のアレンジは適正であった、と考えています。

最後にBeatly=懐古的?という話ですが、そう思ったことはありませんでした。
何故なら、Beatles的、というのは本来革新的とイコールで結んで良い言葉であり、決して保守的ではないからです。
その昔、Oasisは第二のビートルズ、と評価(宣伝?)されていましたが、現在ではファンや本人の言う通り、Oasisはあくまで60年代70年代を標榜した、保守的な作風のバンドであることが定説となっています。(勿論悪い意味はありません)

ポールの場合、ビートルズ本人であることから、革新的な姿勢が却って懐古的であるという風にとられかれないのかなぁと思います。

そんな中でNewは、ポールが21世紀に入ってから繰り広げた、現代の音との格闘における一つの結論、決着であると考えます。
時にはChaos and creationのように音作りの原点に帰りつつも、Memory almost fullで過去と決別し、その後6年をかけ現代の音を消化し自らの新境地に達した、まさにNewと呼ぶに相応しいアルバム。そしてタイトルチューンは「自身の新境地」をコンセプトと考えた時に、まさにその最右翼であると言えます。

…なにせ初めてのリアルタイム・アルバムなので、どうしても賞賛しか出来ません(苦笑)
あくまで、ポールの今までの歩みを過去のものでしか捉えられない、一若造の私見です。

2014-12-22 23:27 │ from 村正URL

ゆうみんさん
わかりました~。

2014-12-23 17:06 │ from 管理人URL

村正さん
若造の私見とのことですが、立派な意見だと思います。末恐ろしや~。

2014-12-23 17:09 │ from 管理人URL

ポールのいくつかの楽曲とアルバムに関して「軟弱」とおっしゃっている方々がおられますが、それらの「軟弱」という意味は、過去の作風・アレンジの焼き直しであったり、流行のサウンドに迎合した音作りをしていて、今までに聴いたこともないようなポール独自のサウンドを志向していないという意味ではないかと思いますよ。

そうなるとビートルズっぽい作風なりアレンジなりは「軟弱」ということになってしまいますけどね。


ただ振り返ってみると、ポールは1970年代にはあえてビートルズっぽい曲は作らなかったと発言していましたね。

しかし、ジョンの死後、ビートルズ時代のプロデューサー、ジョージ・マーティンと再びタッグを組み、ビートルズっぽいアルバム「タッグ・オブ・ウォー」「パイプス・オブ・ピース」さらには「ヤー!ブロードストリート」を作り上げました。

ポールっていう人は、ビートルズっぽい曲・サウンドにしようと思えばそのようにできてしまうし、ビートルズっぽい曲・サウンドを避けようと思えばそのようにできるということです。

一緒に組むミュージシャンなりプロデューサーの個性を採り入れ、活かしながら、マッカートニー・サウンドに昇華してしまうという懐の広さも持ち合わせていますしね。


そうした多彩きわまりない音楽性・才能を備えているのが、ポールのすごいところだと感じています。


アルバム「NEW」に関しては、現在輝いている4人の若手プロデューサーを起用して、彼らの個性を尊重しつつ今風のサウンドのアルバムを作り上げたことじたいが、ビートルズの精神を継承していますよね。


その中の楽曲「NEW」は、アルバム中では最もビートルズっぽい曲かもしれません。「NEW」というタイトルなのに、あえてビートルズっぽく仕上げたところがポールとプロデューサーのマーク・ロンソンの狙いではないかと私は感じます。

曲の内容じたいも、ビートルズのデビュー前から将来どうなるかもわからないのに、いろんなことにチャレンジし続けて、ここまで来た。いまもチャレンジし続けているんだ。ボクのことを決めつけないでくれよ。という意味合いですよね。

なので「NEW」という楽曲に関して、私はいわゆる軟弱さというのは感じませんね。


ちなみに、ポールはNo.1ヒットを生み出せていない理由に関して、自分の声(声質)が近年はあまり受け入れられにくくなっているとは語っていましたよ。



2015-01-01 16:16 │ from ゆうURL

NEW

はじめまして。

NEW大好きです。
聴いているとポロリと涙が落ちてくる感じです。
シャッフルでNEWのイントロがくると、わー!これこれ!ってテンションあがります。

2015out thereのチケットゲットしたので楽しみです。
主にお金面で相当頑張りますが…
コツコツ節約してポールに会いに行きます!!

2015-02-20 00:02 │ from michiURL

michiさん
>聴いているとポロリと涙が落ちてくる感じです。

いい表現です。あったかい涙ですね。
チケット取れてよかったですね。

2015-02-20 09:40 │ from 管理人URL