ポールの曲:『セイヴ・アス(Save Us)』 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールの曲:『セイヴ・アス(Save Us)』

アルバム『NEW』のオープニングを飾る曲であり、今現在も継続中のポール・マッカートニー・アウト・ゼア・ツアーの2曲目として今やポールのライヴには欠かせない曲として定着しつつある『セイヴ・アス』。

約1年前、最初にこの曲を聴いたときは「なんじゃこりゃ?いかにも3流ロックバンドが作りそうな軽い曲だな~」(特にイントロ)と、思わず苦笑いしてしまったことを思い出す。しかし今ではその印象が全くの誤りであったことを痛感している。

たとえば『オール・マイ・ラヴィング』のように、たとえ短い曲であっても何百回聴いても決して色褪せることのないマッカートニー・ミュージックの真髄がここにあるように感じられるからである。たったの2分40秒。唐突に始まり唐突に終わるこの曲はポールのライヴにビートルズを聴きにきた聴衆をも即座に納得させてしまうとてつもない魅力を秘めている。

『NEW コレクターズ・エディション』に収録された2013日本公演のライヴ4曲を聴けば、いかにこれら4曲の楽曲が優れているか、そしてポールと彼のバンドがいかに高いレベルでこれらの曲をステージ上で再現させているかがよくわかる。これら4曲だけでも『NEW』が文字通りポールの「新しい」傑作アルバムであることは明白だ。『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の時も、『オフ・ザ・グラウンド』の時も、そして『ケイオス・アンド・クリエーション』の時でさえ、新曲がステージ上でこれほど輝くことはなかったのだから。

だがもちろん『NEW』の魅力はただそれだけにとどまらない。今回コレクターズ・エディションで発表された『ヘル・トゥ・ペイ』と『デーモンズ・ダンス』の2曲を含めれば何と全18曲。実質2枚組に匹敵するボリュームであり、収録曲も実にバラエティに富んでいる。僕は実際にこの18曲を並べてシャッフルプレイで聴いてみたのだが、ある意味ポールの音楽の集大成とも言える素晴らしすぎる内容に完全に言葉を失ってしまった。楽曲の質の高さと幅広い音楽性という点では僕がポールの創造性の頂点と考えるホワイトアルバムの頃をも彷彿とさせるものがある。とても70才を過ぎた人が作った音楽とは信じられない。『ケイオス・アンド・クリエーション』以降、ポールは一貫して高いレベルの作品を作り続けてきたが、今回『NEW』で一つのピークに達したのではないかと僕は思う。だが僕たちファンはさらに上を期待してしまう。『NEW』を超えるような作品をポールが作ってくれることを。未来への希望・・・。

そしてポールの新曲『ホープ・フォー・ザ・フューチャー(Hope For The Future)』はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=Ql1jzh324NQ

『NEW』コレクターズ・エディション(CD 国内盤)
『NEW』コレクターズ・エディション(CD 海外盤)
『NEW』コレクターズ・エディション CD2+プロモ映像4曲(iTunesストア)

コメント
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失礼します。

この曲は、一発で気に入りましたね。
NEWで僕らに示してくれた期待、それを1曲目でしっかりと応えてくれたと思いました。
むしろ2曲目のAligaterで「また妙にこねくり回した曲か…」なんて不安に思ったくらいです(笑)勿論そんな簡単な曲ではないんですが。

Save usは僕の勝手な言葉ですが、ポールの曲の中で僕の好きなタイプ、「クールなロック」の代表と言える曲だと思います。
Biker like a iconやOnly mama knowsのような、どこか無機質な感すらある硬質な曲は、ポールのイメージである軽快さ、明るさとは対照的と思えるものであるにもかかわらず、どこまでもポールらしい不思議さがありますね。

来日公演でこの曲を演奏するとき、派手な演出を一切行わず、モノトーンな照明のみで演奏していたのは素晴らしかった。勿論、新曲で映像等が完全に決まっていた訳では無いというのもあるのでしょうが、それでもこの曲だけはシンプルな演出のまま続けてほしいなぁと思いました。

あ、あと全くこの曲と関係なくて恐縮なのですが、ポールのトリビュートアルバム、輸入盤で購入しました。
内容について軽くお話すると、まずビートルズ時代のカバー曲。これはあまり響かなかったかな。無名の方々でもごまんとカバーがあって、そっちのほうがずっと良い、みたいなものも多いので。ボブディランの「今日の誓い」にはいろんな意味で驚きました。いやぁすごい声だなぁ、思わずこっちが咳払いしたくなるくらいです(笑)

で、特筆すべきはソロ曲。特にビリージョエルのMaybe I'm amazedは良かったです。彼は作曲、歌唱法にポールの影響を色濃く受けているだけあってピッタリなのですが、歌い始めからまるでもともとビリーの曲だったのでは?と思えるくらい自分のものにしてて驚きでした。
あとは「No more lonly nights」はアレンジが素晴らしかった。僕がよく知らない人だったのですが、聴いた途端にビビっときました。公式でも多くのバージョンがあるかこの曲ですが、アコギ、ストリングスを基調とする、まるでマーティンが手がけたのかと思ってしまうようなこのアレンジは本当に良い。この曲の良さ、再確認しました。

他にも数々、暫くは楽しめそうなもの揃いです。

…蛇足が長くなって申し訳ないです。管理人様はあまりカバーに興味はないとのことですが、これを機に如何でしょうか?カバーによって本曲の良さの再確認、というのも多いですし、少なくとも、トリビュートなだけあってどの楽曲も好意と敬意が溢れています。

あと、これは知らなかったのですが、国内盤では井上陽水が「I will」を歌うとのこと。…バラ売りしてくれないかなぁ〜(笑)

2014-12-01 19:13 │ from 村正URL

村正さん
ポールのトリビュートアルバム感想ありがとうございました。僕も少し前にストリーミングで全曲聴けたので気になるところをざっと聴いてみましたが、なかなか興味深かったです。買うまでにはいきませんが(笑)。ディランのガラガラ声はホント大丈夫かいなと本気で思いましたね。ディランに比べれば、ポールは美声もいいとこです。ポール・スタンレーとジーン・シモンズの『ロック・ショー』にもびっくりしました。ほぼ完璧なコピーで、彼らポールが好きなんだな~と少しキッスを見直したり(笑)。面白かったのはB.B.キングの『オン・ザ・ウェイ』で、マイナーな曲だけで同じ企画をしてくれたら僕はかえって買いたいと思うかもしれません。

2014-12-02 09:34 │ from 管理人URL

「セイヴ・アス」

やはり この曲を聴くと、昨年の来日公演を思いだしますね。
最初に この曲を聴いたのは、管理人様が記事の中で紹介されていた動画だったと思うのですが…(記憶違いでしたら ごめんなさい)新作のプロモーションで ライヴ演奏している映像でしたが、とても格好良くて 感激してしまいました。
でも アルバム『NEW』を購入して オリジナル・ヴァージョンを聴いた時は、何だか80年代のポップスみたいな音に 少し違和感を抱いてしまいました。この曲はライヴ・ヴァージョンが素晴らしいだけに もっとシンプルなサウンドでも良かったかも知れません。

それでも 新作『NEW』には楽曲は勿論ですが、サウンドにも満足しています。
以前 ナイジェル・ゴドリッチが『ケイオス~』レコーディング時に ポールを安全地帯から引っ張り出す… みたいな発言をしていましたが、個人的に どうも近年ポールは サウンドに関して保守的な印象で そこだけが少し物足りない印象でした。
ゴドリッチの言う「安全地帯」とは また別の事を指すかも知れませんが…

そういう意味では『NEW』では4人のプロデューサーが じっくりとサウンドを作り込んで ポールの新曲を 今まで以上に魅力的に磨き上げてくれた印象です。 人各々 好き嫌いはあるかと思いますが…
ポールが また新たな人脈を作り 新境地を開いた事が『NEW』を聴いて一番嬉しい事でした。
曲作りに関しては ポールは 今も最高のレベルを保っているのですから、後はそれらをどう料理するか。これからもサウンド作りやプロデュースが大切になってくると思います。

2014-12-05 01:22 │ from テツURL

テツさん
『ケイオス』以降はポールは他のミュージシャンを入れないで、1人でレコーディングしたほうがいいと信じ込んでいましたが、『NEW』バンドメンバーもかなり参加していて、それでいて高いレベルを保っている。これが意味するところは大きいと思いますね。次回作が本当に楽しみです。

2014-12-05 10:39 │ from 管理人URL

私がこの曲をかけたら、お母さん(妻)が、「六本木心中のパクリじゃない」と叫びました。
80年代!
『プレス・トゥ・プレイ』のリベンジか、ポール。

2014-12-06 13:35 │ from 穂吉URL

穂吉さん
なるほど私が三流バンドっぽく聴こえたのもあながちまちがいではなかったのかも(笑)。

2014-12-07 16:55 │ from 管理人URL