ポールのアルバム:『オフ・ザ・グラウンド』 その3 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールのアルバム:『オフ・ザ・グラウンド』 その3

『オフ・ザ・グラウンド:ザ・コンプリート・ワークス』は現在廃盤となっており、中古でもかなりの高値で取引がされているようだが、10曲ものアウトテイクというのは他のアルバムにはないことだから、ポールファンならばやはり持っておいて損はないと思う。と言いながら僕は持っていないのだが(笑)、発売当時は「最初から出してよ~」とかなり激怒したのを覚えている。いずれこれらの曲もアーカイヴシリーズで集めることができるようになるとは思うが、今まで聴いたことがない人はいちおうユーチューブなどで検索すると聴くことは可能なので、参考にされるとよろしいかと思う。

アウトテイクの中で個人的に特に気に入っている曲は『スタイル・スタイル(Style Style)』と『スウィート・スウィート・メモリーズ(Sweet Sweet Memories)』の2曲。ほとんどの人が知らないのは本当にもったいないと思う。それ以外にも『キックト・アラウンド・ノー・モア(Kicked Around No More)』はサビが秀逸、『キープ・カミング・バック・トゥ・ラヴ(Keep Coming Back to Love)』と『アイ・キャント・イマジン(I Can't Imagine)』は曲の良さに加え、ヘイミッシュ・スチュアートとのデュエットが聴きものだ(ヘイミッシュのコーラスはポールの声と本当に相性が良かった)。それ以外の曲も僕は全部好きである。ちなみに僕が「好きな曲」と言うとき、それはその曲を自分の傍らに常に置いておきたいと思うか否か、というあたりが判断基準になっている。
CD2が本編より優れているとまでは言う気はないが、とにかく僕にとって今やこれらアウトテイク10曲をアルバムから切り離して考えることは不可能なのである。この記事を書いたことにより改めてすべての曲を聴き直してみたのだが、またこのアルバムが少し好きになってしまった(笑)。

さて演奏面に目を移してみよう。ドラムスのブレア・カニンガム以外は一度ワールドツアーを共に行なったメンバーということで息もピッタリ、全編隙のないすばらしい演奏を聴かせてくれている。僕は特にプロデュースも含めて『ルッキング・フォー・チェンジズ(Looking for Changes)』や『バイカー・ライク・アン・アイコン(Biker Like an Icon)』に代表されるギターの生音を強調したこのアルバム特有のサウンドが好きである。このあたりの感じはポールの他の作品にはないものだ。また派手さはないが、ロビー・マッキントッシュのギタリストとしての確かな力量も見逃すことはできない(ロビーは歴代のポール・マッカートニーバンドのギタリストの中では、個人的にはジミー・マッカロックの次に好きなプレイヤーである)。今回リンダはコーラスを含め他のアルバムに比べるとかなり後ろに控えたなという印象だ。

最後に好きな曲ベスト5を。

1.『明日への誓い』
たとえ売れなくても僕にとってはポールの90年代ベストソングの1曲。

2.『ザ・ラヴァーズ・ザット・ネヴァー・ワー』
最初はなかなか良さがわからなかったが、今ではコステロとの共作曲では一番好きな曲。

3.『ゴールデン・アース・ガール』
クラシックとの融合を感じさせる隠れたバラードの名品。オーボエの響きが心にしみる。

4.『ゲット・アウト・オブ・マイ・ウェイ』
いかにもポールらしいロックナンバー。ホーンセクションをフィーチャーしたところがマル。

5.『ミストレス・アンド・メイド』
ちょっとビートルズっぽい雰囲気のする、こちらもコステロとの共作曲。

コメント
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失礼します。

このアルバムは僕が最も好きなアルバム(今はNEWと双璧ですねぇ)で、初めてコメントさせていただいたのも『明日への誓い』のページでした(もう1年以上前の話なんですねぇ・・・)。
なので、このアルバムの特集は管理人様の結論までしっかり拝見するまで、コメントは控えようと思っていました(笑)

さて、僕もこのアルバムの売り上げには大いに憤りを覚えています。
アルバムの完成度は間違いなく『フラワーズ・インザ・ダート』よりも上であると断言出来ます。
勿論、『マイ・ブレイヴ・フェイス』は大名曲で、僕もソロで最も好きな曲の1つなのですが、全体的なまとまりはこちらの方が断然いいです。(80年代的なサウンドが苦手なだけかもしれませんが 笑)

このアルバムの特長は、何と言ってもバンドサウンドで、佳曲揃いであるということです。実際ストレートな音が目立ち、ポールらしいシンプルで馴染みやすいメロディに溢れています。特に『ゲット・アウト・オブ・マイ・ウェイ』!R&Rド直球の、ビートルズ時代に作曲したR&Rにも劣らない名曲だと思います。

ただ、時々聞かれるのが、「歌詞が説教染みているものがある」ということです。これは、時代の影響ではないかと思っています。ポールの自然、動物の愛護精神は70年代まで遡りますが、おそらくその頃の、例えば『ワイルド・ライフ』のような歌詞も一般的な理解は得られなかったはずです。
ところが、時代は変化し、世界が環境保護を叫ぶようになった。するとにわかにポールの発言は力を持つようになりまして、菜食主義が温暖化や環境保護に繋がると考えているポールは「それみたことか」と堂々と発言するようになったのだ、と考えています。

長々と書きましたが、まとめるとこのアルバムは、ポールのやりたいことがたくさんあり過ぎて、それが爆発してしまったかのようなやる気と生々しさに満ちた作品であると言えます。
惜しむらくは、アレンジの甘さが目立つ部分も見受けられる所ですが・・・もしもあと1年、あと1年だけでもじっくりと作りこまれていたら、『フレイミング・パイ』以上の大名盤になっていた筈です。(『スウィート・スウィート・メモリーズ』や『アイ・キャント・イマジン』、後半を作りこめば間違いなく傑作だった・・・そんな作品を未収録にしてしまうのもポールという人の才能の深さなんでしょうか 笑)

最後に、僕個人のベスト5を書いて終わりたいと思います。
1 『明日への誓い』 やっぱりこの曲。ポール=ポジティヴ、ポジティヴ=ポール、そんな曲ですね(笑)
2 『ゲット・アウト・オブ・マイ・ウェイ』 ライヴで聴きたかった!ソロを叫びたい、ポールらしい軽快なロックです。
3 『ワインダーク・オープン・シー』 A,Bメロともに美しい、隠れた名曲。ただ最後は蛇足・・・本当にびっくりしました(怒
4 『オフ・ザ・グラウンド』 印象薄いタイトルチューンでしたが、PVみて好きになりました。微笑ましいです。
5 『ゴールデン・アース・ガール』 名曲の雰囲気満点なのですが、作りこみが今一つですかね・・・それが却ってバンドチックですね。

2014-10-30 22:53 │ from 村正URL

『オフ・ザ・グラウンド』か発売された当時 やはり私もポールのチャートでの好成績を期待していました。特にアメリカでのトップ10返り咲きを ずっと待ち続けていました。
91年発表の『公式海賊盤』が全米で最高14位まで上昇していた事も 次作『オフ・ザ・グラウンド』でポールがアメリカでトップ10に復活する、もしくはNo.1を奪取すると言った期待を駆り立てて くれていました。
しかし 結果はまたしても アメリカでトップ10入り出来ず。シングル「明日への誓い」に関しては ほぼチャート圏外の様な結果に終わり 当時は非常にガッカリしましたね。私は その原因を『オフ・ザ・グラウンド』の特にサウンドだと決めつけてしまっていました。
当時は ポールとほぼ同世代の ベテランアーティストが、チャートでも大成功を収めていた時期で 原点回帰だったり、流行のアンプラクドだったり、映画音楽で成功したり、または当時の新進気鋭のバンドと共演したり 新しいサウンドを取り入れたり・・ それなりに目新しさや話題性がありましたが、それらと比べると『オフ・ザ・グラウンド』でのポールの落ち着きぶり、動物愛護や社会問題と言った主題に す少し歯痒く思ったりもしました。サウンドも含めて あまり売れ線じゃないな・・と思っていて 勝手に評価を下げていましたね。ポールファンとして作品は大好きなのですよ、でもヒットするには物足りないと 当時は少し残念に思っていました。

でも年月が経って 2014年の現在、当時の流行やヒット曲に時代を感じてしまう事もありますが、『オフ・ザ・グラウンド』に古さを感じる事はなく、今でも 永遠のマッカトニーミュージックとして 充分に聴き応えがあるのですよね。ファンだから評価が甘くなるのかも知れませんが、『オフ・ザ・グラウンド』は個人的に年月を経て良さが分かる作品でした。ヒットチャートの尺度だけで この作品を悪く思っていた事に対して ポールや この作品に謝りたい(苦笑)そんな気分です。
そしてアルバムの収録から漏れた作品も総じて佳曲が多い事も 当時のポールの好調ぶりが伝わり やはり流石だなと思います。

『オフ・ザ・グラウンド』を発表し、意気揚々とワールドツアーに旅立ち ツアーを成功させたポール、しかし この後 ポールは急激に老け込みます。愛妻・リンダの病と看病で心身共に負担が大きかったのでしょう。そういう意味で その後に起こる不幸や苦難を前に 元気溌剌と リンダを含むバンドメンバーと歌や演奏に躍動するポールを楽しめる ファンとして愛おしい作品が『オフ・ザ・グラウンド』だと私自身思っています。

私も好きな曲を5つ挙げさせて頂きます。

1.「オフ・ザ・グラウンド」
アルバムのオープニングとして とても最適な曲ですね。前向きな歌詞も含めて高揚感が溢れる曲だと思います。

2.「明日への誓い」
アルバムからの先行シングルで アコースティック・ギターをフューチャーした曲が選ばれた事に 初めて聞いた時は意表を突かれました。初めは少し地味に感じたのですが、やはり名曲でしたね。個人的には「ポール・イズ・ライヴ」に収録されたライヴ・ヴァージョンが好きです。

3.「アイ・オウ・イット・オール・トゥ・ユー」
少し寂しげな雰囲気も漂う曲ですが 個人的には大好きです。この曲 今でもライヴで演ったら受けそうだけど・・

4.「バイカー・ライク・アン・アイコン」
バイクに乗る男を歌った曲らしく疾走感がある歌と演奏が最高です。

5.「ゲット・アウト・オブ・マイ・ウェイ」
ブラスセクションも加えた 格好良いロックンロールですね。ポールのベースも良い感じです。

番外編 「スウィート・スウィート・メモリーズ」
シングル「オフ・ザ・グラウンド」のカップリングとして収録された アルバム未収録曲。ポールの魅力・・沢山ありますが、個人的に1つ挙げるとしたら やはり親しみやすいポップなメロディです。この曲には そんなポールの魅力が詰まっています。

2014-10-31 00:23 │ from テツURL

村正さん
もちろん人によって好みは様々なのですが、このアルバムが一番好きというのがなんというか世代の違いを感じてしまったりもしますね。逆にいえばポールは若い人にも受け入られる音楽を作っていたということで、改めてすごさを再認識です。

2014-10-31 05:58 │ from 管理人URL

テツさん
いつもながらポール愛を感じさせるテツさんらしい優しいコメントですね~。

2014-10-31 06:00 │ from 管理人URL

お邪魔します。

再発されたことで、「オフ・ザ・グラウンド」 の、ポールのキャリアの中での位置付けに注目が集まってますね。

私が考える'80~'90年代ポールの人気低下のダイレクトな原因は、「ヤァ!ブロードストリート」 と 「プレス・トゥ・プレイ」 でしょうかね。
これは、結構複合的な要因が絡み合っている、と思うのです。

まず、ジョンが射殺されてから、ジョンに対する神格化が進んだことによる、反作用。 ポールが 「タッグ・オブ・ウォー」 のころからメッセージ色を濃くしていくのと同時に、受け手の側ではジョンのラジカルなメッセージとの比較が始まるんですよ。 そう考え出すと、ポールの主張というのはいかにもユルい。

そんな聴き手の土壌が形成されていく時期に、ポールが放ったのは 「お気楽な」 ストーリーの自身主演の映画と、ビートルズ時代の曲をリメイクしたそのアルバム。 これでポールの 「現役感」 というものが著しく後退した。 さらに 「プレス・トゥ・プレイ」 では当時の打ち込みなどのサウンドに完全におもねった作風で、そこから聴き手の耳が受ける強烈な違和感が、「今の(当時の)ポップシーンについていけてない、ポールはもう過去の人」 というイメージの凝固へと結びついた。

でもポールって、「バン!ドン!ガシャーン!」 という大袈裟なリズム隊がかなり好きなんですけどね(笑)。 「NEW」 コレクターズ・エディションの 「ヘル・トゥ・ペイ」 とか聞いてると、そう感じます(あ~いいなー未収録の2曲…)。

とにかく、そうした経緯から、当時のポールへの注目度がとても低くなった、と言っていいのではないか、と思うのです。 「フラワーズ・イン・ザ・ダート」 は若干売り上げにおいて持ち直した気がするけれども、でも以前のポールの人気の力強さからは、とても乖離している印象がある。

それが持ち直したのは、やっぱり長年やってたからじゃないのかな~。 人気低下に懲りて活動を狭めることをしなかったですからね。 いったん注目されなくなっても、こうやって自分を信じて、自分の好きなことをやり続けてきたからこそ、その永年にわたる活動が再評価される日が、必ずいつか来る。 ポールの生きかたに私たちも学習すべき点があるのは、この点だと思う(まあポールには、「ビートルズ」 という過去の巨大な栄光が後ろ盾としてあったことは否めませんが…)。

「オフ・ザ・グラウンド」 についてですが。

私もこのアルバムについては、そんなに思い入れがないでしょうかね。 いちばん感じるのは、「音が安定しすぎて、聴いてて安心してしまう」 という点。 バンドサウンドが、手練れていすぎるんですよ。 ビートルズがまさにそうだったけれど、ビートルズって、ひとりひとりのプレイヤーが、必ずしも一流じゃない。 だから却ってそこにバンドとしての緊張感が生まれ、バンドとしての味を最大限に醸し出すことが出来た(この点については、ウィングスも同様だと思います)。
でも 「オフ・ザ・グラウンド」 の演奏者って、みんなものすごくうまくて。 バンドが完全すぎると、却って面白くなくなる、という好例のような気がするんですよ。

次作 「フレイミング・パイ」 でのポールは、当時進行していた 「アンソロジー」 プロジェクトから大きな影響を受けている。 つまり、「おれたちビートルズって、そんなに曲を練ってなかったよね、バンドサウンドも化学反応重視だったよね」、というのを思い出して曲作りを行なっている。 「オフ・ザ・グラウンド」 と 「フレイミング・パイ」 って、完全に曲作りの方向性が逆だと思うんですよ。 どうも 「オフ・ザ・グラウンド」 は、「曲をこねくり回し過ぎ」 という印象がある。

「コンプリート・エディション」 は残念ながら持ってないのですが、オマケの2曲入りシングルサイズCD付きのを買ったんですよね、当時。 「キックト・アラウンド・ノー・モア」 と 「ロング・レザー・コート」。
この2曲は自分のなかではかなり好きですね。 だから 「アルバムに漏れた曲のほうが出来がいい」 というのは、なんとなく納得したくなっちゃう気がする(笑)。

2014-11-01 09:36 │ from 橋本リウURL

リウさん
これだけでもう十分一つの記事ですね。コメント欄だけではもったいない。ご自分のブログにアップされては?

2014-11-01 19:54 │ from 管理人URL

私は最初LPで買ったので、コンプリートのCDを手に取ったとき、「二度買いせずに済んだ」と喜びました。相変わらずのポール商法の魔の手にかからずに済みました。
私はコンプリートの二枚目は「究極のB面集」だと思っています。「B面」の意味は、LPのどこにも居場所がないがとってもいい曲という意味です。例えば、「デイタイム・ナイトタイム」のような。
なぜ、このような結論に至ったかを話します。架空の話、自分が全権限を与えられ、「全曲からチョイスして一枚物の『オフ・ザ・グラウンド』を作って欲しい」と言われたとします。さて、私は何度も試行錯誤しながら選曲を試みました。しかし、どうしてもオリジナル以上の『オフ・ザ・グラウンド』を作ることができませんでした。特に、隠れた名作と言われている「キックト・アラウンド・ノー・モア」の居場所が定まりませんでした。その結果、いろいろと言われるけれども、バンドのメンバーで決めた選曲はベストだったという結論に至ったのです。
皆さんも、チョイスして一枚物の『オフ・ザ・グラウンド』作ってみてはいかがでしょうか。ちなみに私はめたくそ言われる「ダウン・トゥ・ザ・リヴァー」が好きで好きでたまりません。

2014-11-02 17:45 │ from 穂吉URL

C'mon People

中学生の頃、生まれて初めて行ったコンサートが、93年のポールのコンサートでした。その時の衝撃、感激は今でも忘れられず、自分のこれまでの人生の中でno1のライブだったと思っています。

ライブの際には残念なことに、ほぼビートルズの曲しか知らなかったのですが、このアルバム「Off the Ground」は、その後、後追いで買いました。なぜかレコード屋には、コンプリート・ワークスしか置いておらず、そちらを買いました。その後、何度も何度も聞いたため、あまり客観的な評価が出来なくなっているような気もします。

アルバムへの感想は、皆さんのコメントとおおむね同じなのですが、C'mon Peopleについて何も触れられていなかったので、気になってコメントさせていただきました。

メロディの美しさ、曲の構成の秀逸さ、ポールの歌声の素晴らしさと言い、90年代以降のポールのベスト曲とでも言いたいくらいの名曲だと思うのですが、この曲はそんなに注目・評価されなかったのでしょうか?今、ポールがこの曲を出したら度胆を抜かると思います。

あのモノクロの映像で始まるプロモーションフィルムも良かったですし、93年のライブの最後に、会場のスクリーンに出てきたジョンのアップの写真が出てきたときの感動をおぼろげに記憶しております。

2014-11-03 20:55 │ from HollywoodURL

アメリカでのチャートアクションが落ち込んだのは、時代の変化もありそうですが、キャピトルからコロンビアに移籍したことが大きな理由ではないか?という評論を読んだことがあります。つまりコロンビアがプロモーションを誤った。ポール自身もおおいに不満をもち結局キャピトルにもどってきますね。

2014-11-03 21:31 │ from ゆうみんURL Edit

りうさんの『 「オフ・ザ・グラウンド」 は、「曲をこねくり回し過ぎ」 という印象』というのには驚きました。
私は逆の印象をもつことのほうがおおいです。「ドライヴィングレイン」や「ワイルドライフ」ほどではないにしても、あんまりこねくり回した印象がないものですから・・・
前作の「フラワーズインザダート」なんかはすごく緻密に曲作りしている印象が強い。
ポールが『ビートルズのように』手早く仕事すると「ドラヴィングレイン」のように失敗しちゃうケースがある。「ワイルドライフ」(こちらは『ボブディランにように』ですが)もそうですね。
しかしこの「オフザグラウンド」はそれがバランスよくうまくいっているようにおもいます。

2014-11-04 09:32 │ from ゆうみんURL Edit

Hollywoodさん
『カモン・ピープル』はスイマセン私個人はあまり好きじゃないんですよね(汗)。けっして悪い曲ではないとは思うんですが…。ただコメント欄を読んでいただければわかる通り、同じポールファンでも曲の好き嫌いは千差万別なので全く気にしなくてよいと思います。何よりポール自身がシングルに選んだ曲ですから。

2014-11-04 17:49 │ from 管理人URL

穂吉さん
私も『ダウン・トゥ・ザ・リヴァー』は好きですよ~。

2014-11-04 17:51 │ from 管理人URL

ゆうみんさん
キャピトルからコロンビアへの移籍が(悪いほうに)影響を与えたことは私もあったのではないかと思っています。移籍が決まった当時はかなり大きな話題となったことを覚えています。

2014-11-04 17:56 │ from 管理人URL

お邪魔します。 管理人様を飛び越えてのコメント、失礼いたします。

ゆうみん様
感じ方は人それぞれですので、まあアレなんですが(笑)、いちおうどこがそうなのか、その根拠はなんなのかを申し上げますね。

私が 「こねくり回し過ぎ」 と考えているのは、作曲面で特にバラード系のメロディに、比較的逡巡したあとが見える、という部分でしょうか。 もともと 「メロディラインがどうも不自然」 と私が思った最初は 「パイプス・オブ・ピース」 の 「スルー・アワ・ラヴ」 だったかな(これも感じ方には個人差がございます)。 どうもつぎはぎしたような感じで、テクニックに走っているような。 それまでポールのバラードというのは、あんまりロジックを考えないで自然とわき出てしまう、「考える前にポンと生まれてしまう」、そんな天性の才能の泉を感じることが多かったのですが、その曲にはなんか不自然なものを感じました。 「いいメロディを作ろうとしているところが"見える"」、とでも申しましょうか。 それが 「オフ・ザ・グラウンド」 のバラード群には、多い気がするんですよ。 …あくまで 「気がする」 という話ですからね(笑)。

アルバムの中でいちばんメロディがスムーズだと思われるのは、「オフ・ザ・グラウンド」 とか 「明日への誓い」 でしょうかね。 特にロック系のメロディはきちんといつもの即興的な才能が感じられる。 それに比べると、バラード系はなんか聞いてて引っかかりが多い感じ。 ずいぶん苦心して、時間をかけてメロディを作ったんじゃないのかな、という気がするんですよね(感じ方には個人差がございます)。

まあ、それはポールの作品全体で比較すれば、というレベルの話ですから、特にクサして言及しているわけではございません。 それは念のため。

あとは、これも個人の好みの問題になってしまうのですが、コステロとの共演作には、特に 「こねくり回し」 の傾向が強いように思われるんですよ。 私の個人的な好みでは、コステロとの共作で好きなのは 「バック・オン・マイ・フィート」 くらいですね。 コステロとの共作って、なんか歌詞の世界観が好きじゃないんですよ(笑)。 これもまあ、私だけの考え方なので、「そういう変わったヤツもいるのか」 と思っていただいて結構です(ハハ…)。

「カモン・ピープル」 についても賛否両論あるようですが、私は好きなほうですね。 どの部分が、というと、「オーイェー」 のバックで流れるブラスセクションのメロディとの絡み合いの部分です。 このバックのメロディはおそらく、ジョージ・マーティンの仕事でしょう。 確かポールがジョージ・マーティンと仕事をしたのは、これが最後じゃなかったかな(勘違いでしたらスミマセン)。 その、歴史を考えるとかなり感動します。 ジョージ・マーティンは引退前はあんまりいい仕事してるとは思ってなかったけど、「カモン・ピープル」 は非常に成功している、と感じます。

ただ、これだけ個人的な好みが分かれる、というのは、とても興味深いことです。 みんなそれぞれの、「お気に入りのポール」 というものが、存在しているんですね。

2014-11-05 07:49 │ from 橋本リウURL

バラード系が冴えないというのは全く同感です。
ある人が名曲をつくろうというのが見え見えであざとい、というようなことを書いてましたが、そんな感じですね。とくに最後の2曲(ワインダーク~、カモンピープル)。
名曲をつくろう、と考えること自体は否定しませんが、ここでのやり方はあまり安易・・(素材がよくないのに・・・)

ポールは復活のワールドツアーで『聴衆がなにを望んでいるかわかった』といい、それをこのオフザグラウンドに盛り込んだ、みたいなこといってますが、たぶんそれは非常に浅薄な、いかにもポール的(笑い)、ものだった気がしてます。カモンピープルには『第二のヘイジュード』なんてコピーをつけてましたね(安易だ...)。コンサートでの演出もジョンの写真をつかったりして、感動の押し売りみたいなものでした(実はちょっと感動しました(笑))。

カモンピープルは最初なんかすごそう、名曲誕生か?と制作者の意図にのせられかけましたが、すぐにその厚化粧に気づき嫌になりました。当時、やはりポールファンの友人とまるでチャゲアスみたいでいや、と意見が一致し現在でもそのまま、なんとかこの曲とワインダークはアルバムから追い出したい!!(笑い)。ポール全作品のなかでもっとも嫌いな作品と断言していいほど、です。ちなみに2番目にきらいなのが「ワインダークオープンシー」!!(チャゲアスみたいだ、とおもったのは素材にインスピレーションを感じることができなかったからだと自己分析しています。手垢にまみれた凡庸なメロディーをお金と手間かけてそれらしく仕上げた、そんなふうにおもうのです)

コステロとの2曲は大好きで、このアルバムでもっとも気に入っている3曲の内の2曲となります(もう一曲は『バイカー・・・』)
詞作云々はよくわかりません。私は音楽を聴く時、詞が気になる事はほとんどないというタイプです。ポールもコステロも音楽家であり詩人ではない!!(笑い)(私はコステロというかSTIFF系の信奉者でもあります)

前作から始まったコステロとの共作は必ずしも最高の成果をだしているとはおもいませんが、一定の水準をクリアーしたレベルの高い仕事である、と思います。
90年以降、ポールが再生したのはイエスマンであったデニーや、エリックとの関係を清算し、辛口のコステロと組んだことで原点に返ることできたから、という意見がありますが、私はそれに賛同するものです。
繰り返しになりますが、詞についてはよくわかりません。共作曲でも詞に関心をもったことすらない。ひたすら音のみです。(ちなみにマイブレーブフェイスはデモを聴く限りコステロ版のほうがおもしろそう、仕上げてほしいです。コステロ本人もポール版に否定的で『まあポールのレコードだから仕方がない』みたいなこといってますね)

バンドがうますぎて、という意見には賛同しかねます。
このバンドはほんとに素晴らしい。東京ドームでも最高でした。90年のときもほぼ同じメンバーですが、93年のほうが断然よかった。(ドラマーが変わったからではないとおもいます)。
ウイングス全盛期のように音がうねっていました。最高に心地よかった。昨年の演奏もとてもよかったですが、甲乙つけ難い、そう感じてます。
アルバム(オフザグラウンド)でも素晴らしい。極上のバンドサウンドに酔いしれてます。
うますぎてつまらないなんて、なんともったいないことを!!
『へたうま』、ということは(魅力が)あるとおもいます。しかし、『うまうま』には敵し得ない。93年のマッカートニーバンドはその『うまうま』であったとおもいます。

2014-11-05 13:38 │ from ゆうみんURL Edit

お邪魔します。 議論が白熱してまいりました(笑)。 管理人様もどうぞお読みください(笑)。

ゆうみん様

ホントに感じ方が違ってて面白いですねー。 異論を読みますと、私も 「自分がなんでこう思ってるのかな~」 とあらためて考える機会を頂いたような気がします。 で、あらためて聴き直して、「アレッ、昔は好きじゃなかった曲が、今はなかなかイイかも、なんて思ってる」 とか。 いつの間にか、アルバムに対する自分の評価が、昔のままで上書き更新されてなかった、ということに気付いたりもするのです。

ただ、私も、ここのコメント欄で 「好き」 という人がたくさんいらっしゃったので具体的な題名は控えたんですが、「ワインダーク・オープン・シー」 は未だに 「好きではない」 ほうだな~(笑)。 なんかまったりしてて(笑)。 合いの手の「アー」というブレスとか(笑)。 「ゴールデン・アース・ガール」 もダメだな~(笑)。 「マザー・ネイチャーズ・サン」 の姉妹版、とかいう触れ込みだったけど、どうも歌詞が気に入らない。

私はゆうみん様と違って、歌詞には重きをおいて聞いておりますね。 そもそも私は 「詩」 を書く人(プロじゃないけど)なので、どうしてもなにを歌っているか、どう効果的な言葉を使っているか、が気になるのです。

ポールは昔から 「詞のジョン、曲のポール」 という括り方で評価されてきたせいか、その歌詞に注目する人というのはかなり少ない、そんな気がします(また 「気がする」 話ですが)。
でも 「イエスタデイ」 ですでに、ジョンにひけをとらぬ才能があることがはっきりしている。 ジョンは潜在意識的に、「イエスタデイ」 の歌詞のすごさに気付いて嫉妬し闘争心を燃やしていたように私には思われるのです。 だから 「『イエスタデイ』 をいい曲と思ったことは一度もない」 なんて言うのでは、と。

以前にゆうみん様と 「ミス・ユー」 について議論したことがありましたよね。 私の頭に常に念頭にあるのは、「ジョンは結構、特にネガティヴな自分の意見について、思ったことと逆のことを言う傾向があるのではないか」、ということ。 そして、「ジェラス・ガイ」 でも歌っているように、かなり嫉妬深い。 彼の攻撃性は、嫉妬心と表裏一体になっているように感じるんですよ。

それは置いといて、ポールは自分でも詩才のあるジョンに気後れしてか、自分の好みか、結構物語チックな歌詞を書くことが多い。
でも、やはり天性の作詞の勘、というものはありますよ。 それと、長年書いていけば、やはりスキルアップはしていく。

最新作 「NEW」 では、「結構ダラダラととりとめもなく歌詞を書くようになってしまったかな」、と感じたのですが、私がポールの書く歌詞でいちばんすごいな、と思っている時期は、「ドライヴィン・レイン」 のころから 「メモリーズ・オーモスト・フル」 あたりまで。 やはりリンダの死、ヘザーとの不仲、ここらへんのネガティヴ要因というのは、クリエイターにとって決してマイナス要因にはならない、却って作品の質が向上する、プラスの作用のほうが大きい、という気がしますね。 なにしろ、歌詞の内容がものすごくいいんですよ。 基本的にジョンファンである私は、「クソ~、ジョンも生きてればなぁ」「ポールはジョンの書く歌詞を凌駕してしまったな」 と感じることが多かった。 「ロンリー・ロード」、「ユー・テル・ミー」、「トゥー・マッチ・レイン」、「ジ・エンド・オブ・ジ・エンド」 などは、みなさん歌詞をよーく噛みしめていただきたい、と申し上げたいほど、「すごい」 レベルの歌詞だ、と感じます(ほか多数)。

「バンドがうますぎる」、というのは、裏を返せば褒め言葉なのですが(笑)、こと私の場合、「ポールの演奏が埋没してしまう」、という不満であったりします。 それと、やはり 「どこにでもいるバンド」 になってしまう、という不満であったりします。 すごい贅沢なことを言ってますよね、たしかに(笑)。
それは、やはりビートルズが 「"完璧な演奏者"のバンドではなかった」 ということが私の場合は大きいかな。 だから 「アビイ・ロード」 などは、完璧すぎて時にそれが気に入らなかったりします(クサしてるわけではないですよっ…笑)。 不完全な個性どうしがぶつかるからバンドというのは面白い、と思いがちですね。 これは、ポールの率いるバンドに何を求めるか、という方向で意見の分かれる話ではないか、と思います。

まあ、'90年代のポールの来日公演、私もちょうど仕事が忙しいピークの頃で見てないんで、そう思っちゃうのかも、ですけどね。 リンダを生で見られなかったのには、いまだに悔いが残ります。

コステロとの共演については、ゆうみん様とは真っ向から意見の食い違いを見せてますね(笑)。 まあ、好みの問題ですからあまり突っ込んでも仕方がないのですけど、私はどぉ~も、コステロとの共作は好きじゃないのが多いナ~。 まあ、それまでに組んできたほかの人たちがアレだったんで、コステロがよく見えるのかも知んないし(笑)。
どうも、「コステロとブン殴り合った」 というポールのコメントが頭にこびりついてるのかもしれないけれど(笑)、なんか聞いててポールが楽しんでない、そんな気がするんですよね。 「スタジオのなかピリピリして空気悪そう」 みたいな(笑)。

ただ、管理人様のサイトにお邪魔してここまで膨大に書かせていただいてナンですけど、やはり感想というものは、上書き更新されるべきものじゃないかな、とも思います。 私ももっと年老いて、「ワインダーク・オープン・シー」 が好きになる日が、そのうち来るかもしれません。 あるいは三つ子の魂百まで、かも。

2014-11-06 08:22 │ from 橋本リウURL

再度失礼します。

自身の、ベスト5に入れている『ワインダーク・オープン・シー』が案の定(笑)評価が芳しくないので、一応自己弁護(笑)をさせて頂きたく思います。

実際、僕自身も『ワインダーク・オープン・シー』は最初は好きではありませんでした(むしろ嫌いな部類?)。正直、メロディはポールとしてはありきたりで、いかにも売れ筋狙い、という意見にも素直に頷けます。

そんな曲が好きになったのは何を隠そう、詩でもメロディでもアレンジでも演奏でもなく、聴いた環境です(苦笑)

普段iPodで音楽を聞きながら電車通学をしているのですが、帰りに一度ついつい寝過ごしまして、かなり田舎(失礼)まで来てしまいました。もう西日も沈まんとする時に、駅のホームのベンチに座ってぼーっとしていた時に流れてきたのがこの曲。

何気なく飛ばそうと(苦笑)したのですが、それすらも億劫だったのでなんとなく聴いていたところ、「Oh my ,I feel love for you〜」とメロディが変わった瞬間、突如としてこの曲において歌われる、夕陽に染まり赤く光る海の情景がバアッと広がってきました。それまでは月並に感じていたこの曲も、突然に叙情的で、しっとりとした味わいを感じるようになりました。

まあ、夕陽と疲労感を前に少し感傷的になっていた、と言ってしまえばそれまでな話ですが(笑)この時に僕が聴いた「リラックス」した姿勢、これがこの曲のブレイクスルーに重要な役割を示したのではないかなぁと分析しています。

このアルバムを作成していた時期、ポールは恐らく人生何度かの絶頂期にいたと思います。前作『フラワーズ・イン・ザ・ダート』で大復活を遂げ、久々のワールドツアーも大成功を収めたポールには、このアルバムの作成時、真の再スタートを切るという気持ちに加えていい意味でのリラックス(悪く言えば抜けた気持ち)があったのだと思います。

次作、『フレイミング・パイ』の方がリラックスした作風である、という意見も勿論あると思いますが、当時はリンダさんの病気もあって、僕にはむしろ脱力感と呼ぶに相応しい。と考えています。曲の下地が良いので名盤に変わりないのですが、『リトルウィロー』や『サムデイズ』などは、何か溜息でもつきたくなりそうな重さを感じますし、名曲『キャリコスカイズ』はこのアルバムの、『ビューティフルナイト』は更にそれ以前の『プレス・トゥ・プレイ』の時期に作成していた曲ですし。

いろいろ脱線してしまいましたが(苦笑)、『ワインダーク〜』に限らず、このアルバムを聴く際の有効な聴き方は、言い方は悪いですが、「聴き流す」ことなのではないでしょうか。
『カモン・ピープル』なんかも皆さんの仰る通り、あざとさ、仰々しさを感じられる曲ではあるのは僕も同意します。

ただ、一度そういった裏?を捨ててこのアルバムを身を任せてゴロリと寝転がってみるのはいかがでしょうか?
もしかしたら、予想もしない場面でブレイクスルーは起きるかもしれませんので。

2014-11-06 15:30 │ from 村正URL

村正さん
『ワインダーク・オープン・シー』は私も大好きですよ。

2014-11-06 20:00 │ from 管理人URL

しつこくお邪魔します。

「その曲が好きかどうか」、というのは、かなり聴くときのみずからの状況に左右されることが多いですよね。 恋人と一緒によく聴いたから好きだ、というパターンもあれば、その恋人と最悪な別れ方をしてしまってからその曲まで大嫌いになった、とか。
私の場合、「オフ・ザ・グラウンド」 のころは社会に出始めで仕事が忙しくて、音楽自体をまともに聴いていなかった時期と重なります。 「フラワーズ・イン・ザ・ダート」 のころもそうでした。 だからこの2枚のアルバムには、あまり思い入れがない。 適当に聴いているうちに聴き飽きちゃって、そのままほっといているケースが多いです。

「ワインダーク・オープン・シー」 もそうなんですが、「ゴールデン・アース・ガール」 とか 「アイ・オウ・イット・オール・トゥ・ユー」、「コズミカリー・コンシャス」 など、このアルバムの曲って、夕暮れ時に聴くとハマるタイプの曲が多い気がしますね。 それってジャケ裏とかCDのレーベルに貼付されている写真の影響が強いのかな~。 ほかのアルバムでは、「夕暮れ時にハマる」 という曲想の作品って、あまりない気がする。 もしかすると、「夕暮れ時→人生の黄昏→完璧すぎて落ち着いたようなアルバム」、という発想の流れで、このアルバムを積極的に支持できなかったのかもしれない。

リアルタイムで追いかけていると、やはり 「衰え」 とか 「昔に比べて」 とか、いろいろと気になることに縛られてしまって、ポールの作る作品自体に純粋に向き合う目が曇ってしまう、という傾向は、多少なりともあるんですよね。 だから、「久しぶりに聴いてみるとなんだかよかった」、ということって、当然なのかもしれません。
ちょうど、私たちの世代がビートルズを好きになり始めたころ、彼らはもうすでに解散していて、ビートルズを初めからトータルで聴ける環境にあった、ということと、似ているかもしれません。 もし、私がビートルズをリアルタイムで追いかけていたら、「サージェント・ペパーズ」 なんて、どう思っていたんだか。 「なんだよコレ、こねくり回し過ぎ」、とか(笑)。 すごくあり得そうだ(笑)。 トータルで歴史を見ないと分からないことって、多いんですよね。 ポールについても同じです。

2014-11-07 07:30 │ from 橋本リウURL

リウさん
私を含めみんな「これが好きだ、あれが嫌い」と騒いでますが、私は凡人が天才を評価することの愚かさは常に心に留めておかなければならないと思っています(自分を戒めています)。私に関しては作品の評価はしばしば180度変わります(笑)。だからブログ記事もあまり真に受けないでほしいなと。はっきり言ってその時の気分なんですよ。いい加減なもんです(笑)。共通しているのはポールが好きな事だけ。それをわかった上で、みんな好きな事を言い合えばいいなと思ってます。リウさんはそんな事は言わなくてもわかってる方だと思ってますが。

2014-11-08 23:09 │ from 管理人URL

ばたばたしてまして、じっくり物を考えることができませんした。

リウさんの言う通り、リアルタイムでは客観視できない、と私もおもいます。

ちょっと極端ですが、洋楽を聴き始めたのが70年代後半で、私にとってはそのころからがリアルタイム!!(笑い)、それ以前と以後ではまるで違う気がします。

もちろん、80年代90年代のものは当時とは違った捉え方をするようになってはいますが、それでも70年代以前のものをきくよりは断然生々しいのです。

最近はちょっと違う傾向があります。今のシーンに全然関心が無いというか情報をあつめなかったので、うんと古い、しかし聴いた事の無い音楽を聴くととても新鮮に新譜を聴くように接することができるようになりました。齢をかさねたことによる良い結果の一つかもしれません(笑)

コステロの件でひとこと。
ポールとコステロの間には間違いなく緊張感はあったと思いますが、殴り合ったというのは言葉のあやだとおもいます。
同様の緊張はゴドリッチとの間にもあり、いろんなインタヴューから推測するにコステロと間よりもさらにキツい感じです。

共演以降コステロとポールの関係はとても良いものだし、コステロのポールに関する発言には常にリスペクトが感じられます。ポールのそれも同様です。

緊張感といえばビートルズ後期のそれのほうがよほど酷かったようにおもいますが、それでも彼らは名曲を次々に生み出した。
「スタジオのなかピリピリして空気悪そう」ということが音楽の評価につながるのはちょっとよくわかりません。
もちろんコステロとの共作作品があまり好きではない、という点に意義があるわけでなありません。完全に嗜好の問題といっていいのでは....




2014-11-17 16:30 │ from ゆうみんURL Edit