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ディープインパクトの凱旋門賞挑戦について - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ディープインパクトの凱旋門賞挑戦について

おそらく日本の競馬史上最も強い馬ではないのか…。
そんな思いを強くしたのが、先日の天皇賞であった。

なにしろ、これといったライバルホースがいないメンバー構成である。ある意味勝って当然という状況の中で、期待を裏切らずに楽々と勝ってしまうこと自体が凄いことなのであるが、何より驚かされたのがその走破タイムであった。

3200メートル、3分13秒3。
このタイムは従来の日本レコードをなんと1.0秒も上回る。
その従来の記録とは、今から9年前の1997年にマヤノトップガンが記録したもの。
この年の天皇賞・春は競馬ファンにとっては忘れることのできない特別なものだ。

その年の天皇賞・春は3強対決と云われた。
サクラローレル、マーベラスサンデー、マヤノトップガンという歴史に残る名馬たちが、まさに最強馬の称号を懸けてこの天皇賞で激突したからである。

レース自体も3強対決の名に恥じない素晴らしいもので、逃げ・先行脚質のマヤノトップガンがなんと最後方から競馬を進める格好となり、場内はどよめく。その後レースは高いレベルで推移。最後の直線ではサクラローレルが先頭、その直後をマーベラスが追いかけるというマッチレースの様相を呈し、場内の盛り上がりは最高潮に達する。勝つのはサクラなのか?それともマーベラスなのか?
そのときである。マヤノトップガンが矢のような鋭い脚でゴール前2頭をまとめて差し切った。ものすごいレースだった。

最高レベルの名馬3頭がしのぎを削って叩き出したタイムがこのときの天皇賞であり、そのタイムは当時世界レコードと云われた。そして今回ディープインパクトに破られるまで、このタイムを上回る馬は世界中のどこにも出現しなかった。

ところがである。ディープインパクトはライバル馬のいないレースの中で、自らがペースを作り、マヤノトップガンの世界レコードを1.0秒も更新したのだった。
幾多の名馬の背に跨ってきたあの武豊でさえもを感動させる走りだった。

そのディープインパクトが世界最高峰のレース凱旋門賞に挑むことが決定した。
これはもう当然の事だと思う。
しかしながら、そのローテーションには正直疑問と不安を感じざるをえないのである。

正式な発表によれば、宝塚記念を壮行レースとし、その後渡仏、凱旋門賞に挑むのだという。もちろん、そのローテーションは関係者の皆さんが検討に検討を重ねて決定されたものだろう。
だが、過去を例に挙げれば、スペシャルウィークのように宝塚記念でまさかの敗戦を喫し、海外遠征が白紙に戻されたケースもある。
ディープの場合、仮に宝塚記念で負けたとしても海外遠征がなくなるということはないだろう。だが、G1レースというのはたとえ名馬といえどもそれほど簡単に勝てるものではない。だから、当然関係者も目一杯の仕上げをしてくるはずで、そのあたり調教中の故障などがまず心配だし、万が一レースで変な負け方でもしたら一気にボルテージは下がってしまうものなのだ。

そんなわけで、僕は海外遠征前に国内のG1を使うことに反対なのである。

どうせなら、何ヶ月も前からヨーロッパに遠征し、地元の気候風土に慣れ親しませ、馬場適性などを見極めながら、現地でいくつかのレースを使ったほうが良くないだろうか、と思う。
海外の競馬であれば、仮に負けたとしても日本で負けるほどの大騒ぎにはならない。また馬場も日本よりも脚に負担が少ないと聞いているから、万が一の故障対策にもなる。

過去にエルコンドルパサーが凱旋門賞の前にサンクルー大賞典を使い快勝。その後本番で2着に健闘したといういいお手本もある。

大種牡馬サンデーサイレンスの最高傑作との誉れ高いディープインパクト。
当然後継種牡馬としての期待は無限大であり、今年一杯で引退する可能性も高いだろう。
だからこそ、夏から秋にかけては故障が起こる可能性の低い海外で凱旋門賞とブリーダーズカップあたりに出走し、暮れの有馬記念で引退というのが一ファンとして望むローテーションなのである。
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