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ポールが残してくれたもの

まずはこれ・・・永久保存版



上の来日時の映像はポールの公式サイトにアップされたものと全く同じであるが、やはり個人的にも今回ライヴが見れた記念として繰り返し見たいと思ったのでこうして残しておくことにした。特にポールが空港内で待ち受ける大勢のファンの前に現われる瞬間というのは、ポール・マッカートニーという人のまばゆいばかりのスター性がわずか数秒で確認できる大変貴重な映像記録だと思う。一瞬でその場をパッと明るくしてしまうオーラ、一つ一つのジェスチャーがいちいち絵になる男。誰かが言っていたが、たしかにあの雰囲気は長嶋茂雄さんに相通ずるものがあると思う。まさにスターの中のスター、スターが憧れるスター、それがポール・マッカートニーその人である。

さて今回の日本公演でポールが残してくれたもの…。それはもちろん6回の素晴らしい公演であり、言葉にできぬ大きな感動であったわけだが、実は個人的にも非常に大きなインパクトがあったので、それを読者と共に分かち合い、記録に残しておきたいと思う。

今回の日本公演を通して僕がポールから改めて学ばせてもらったこと、それは他でもないポール自身の「生き方」そのものを通してである。それを言葉にするのは難しいのだが、なんとかがんばってみよう。

71才になっても尚現役バリバリで3時間近いステージを楽々とこなすポールの姿は、今年50才になった僕に初めてと言っていいほどの大きな危機感を感じさせた。つまり「お前は今のままでいいのか?」と…。

自問自答した結果の答えは…、お恥ずかしい限りだが「いや、今のままじゃ全然ダメだ」だった。簡単にいえば僕は常に自分を甘やかし、「もうトシなのでダメだ」とか「いまさら何を努力するんだ?」とか、勝手に自分自身の限界を設定してしまっていたのだった。僕は「自分のなりたい自分」にはなっていなかった。そして、いつの間にかそれを既成事実として受け入れてしまっていたのだった。ポールのおかげで僕は恐るべき現実に気づいてしまったのだ(笑)。

ポールの来日が近づくにつれ、僕の心の中に少しずつ変化が訪れた。一つの大きな変化は「節制」だった。結果として公演当日までに僕は今回約5キロの減量に成功した。これまで何度やっても途中で挫折していたのに、ポールの来日がきっかけになって僕は減量を成功させたのだった。これは今現在も継続中である。

そして今回実際に彼のライヴを見て、さらに大きな衝撃が僕を襲った。現実のポールは驚くほどスリムで、若々しく、エネルギッシュで、セクシーで、かっこよかった。ロックスターはやはり太っていてはダメだ。彼は「なりたい自分」になっていた。口先だけではなく、彼は自らの身をもって自分の人生でそれを証明していた。そう、他でもない彼の生きざまがそれを証明していたのである。

僕は今絶対的な確信を持って言えるが、ポールはきっと自分自身で自らの限界をまったく設定しない生き方をしてきた人に違いない。ビートルズ・ミュージックは奇跡だった。あらゆる既成概念を超えてそれは生まれた。ポール(そしてジョン)が人間の限界というものを一瞬でも考えたとしたら、それはけっして生まれなかったろう。
さらに「たった1人でのレコーディング」「妻をバンドに迎えること」「菜食主義と農園生活」「ウイングスの結成(&成功)」「クラシックやバレエ音楽への挑戦」「50年以上にも渡るアルバム制作とツアーの継続」等々…。それらもまた、もし自分に限界というものを設定していたら実現は不可能であったにちがいない。

やはり人間はだらけていてはダメだし、死ぬまで諦めてはいけないのだ。死ぬまで遊んで暮らせるポールのような人が一般人以上に働き続けている(彼には働くという言葉さえ似合わないが)。ここに大きな秘密、カギがある。

「なあに、そんなの当たり前のことじゃないか」と多くの人は笑うかもしれない。だが自分に関する限り、(お恥ずかしい話だが)僕はいつの間にか何かを諦め、努力することもやめ、自分に限界を設定してしまっていたのだった。はからずもその事に気づいた、もしくは今回の来日を機にポールに気づかせてもらったのである。今回の来日でポールが残してくれたもの。僕にとってそれは「自分自身に限界を設けるな」ということである。人間に限界などないのだ。少なくともそう考えて生きるほうが健全だし、楽しいではないかと。

そんなわけで、僕はポールを見るのはこれで最後にするとか、もうポールは日本には来ないだろうとか、『NEW』を超えるアルバムをポールはもう作れないだろう、とかいった類いの発言はもうしないことにした。それはポールの生き方に反するし、実際そんなことは誰にもわからないからである。ポールが『NEW』の中で歌っているように、「人は何でもできるし、それを自分で選べる」のだ。

参考:
アルバム『ニュー(NEW)』(日本盤SHM-CD仕様)
オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2 (日本盤)
ライヴ・アット・ザ・BBC(再発、日本盤)
ライヴ・アット・ザ・BBC ~ ザ・コレクション (生産限定盤) ※Vol.1と2のセット

チケットぴあ エリック・クラプトン日本公演2014
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コメント
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こんばんわ。ポールとミスターは僕の2大ヒーローです。天才とは、壮絶な無邪気さと楽天性であることを二人から学びました(アインシュタインもそんな感じがしますね)。僕も、今回のライブを観て、管理人さんと似たような感慨を覚えました。昨今流行りの、【アンチエイジング】の発端ってもしかしたらポールじゃないかって。実際、ポールより年上ってディラン(正確にはリンゴもですが)ぐらいしかおらず、あとは皆後輩ですよね。先輩があれだけやってれば、ジャガーもリチャードもクラプトンもベックもそうやすやすと老けられない雰囲気が世界的に拡大したんじゃないかと(ペイジは、悪徳高利貸しのようになってしまいましたがー笑)。僕も、数年前、高校の先輩がまだピッチャーをやっているのを観て良い意味でショックを受け大いに奮起した覚えがあります。文字通り、言葉の本来の意味でポールは最先端を行っていると思います。【空前】!

2013-11-25 20:57 │ from マック小僧URL

管理人さんの決意表明ともとれるこの記事を読んで、こんな言葉を思い出しました。
「僕には君の目を覚ますことはできない。だけど君になら君の目を覚ますことができる。ビートルズは君に泳ぎ方を教えた。実際に泳ぐのは君自身なんだ」
亡くなる少し前のインタビューで、ジョン・レノンが云った言葉(の趣旨)です。
ジョンは我々の前からいなくなってしまいましたが、ポールはそれから30年以上経った現在もなお、我々が「泳ぐ」ためのお手本を示してくれているのかもしれません。ジョンの分まで。
ジョンやビートルズが過去に与えてくれたもの、そしてポールが今も与え続けてくれているものを、自分の人生にどう活かしていくのか・・・ファンひとりひとりに課せられた永遠の宿題のような気がします。

2013-11-26 00:24 │ from 通りすがりのビートルズファンURL

マック小僧さん
コメントありがとうございます。リンゴは若いですね。というか、ある時点から全く変わらなくなった気がします(ちゃんと追っかけてませんけど)。自分の好きなアーティストが人生のお手本であったり、目標であったりするのは幸せなことですね。

2013-11-26 02:03 │ from 管理人URL

通りすがりのビートルズファンさん
コメントありがとうございます。結局は自分で気づくしかないんですよね。僕はいい意味で今回の来日を一つのきっかけにしてやろうと思っています。いつも3日坊主ですが、記事に書くことでさらにいい刺激になりました。

2013-11-26 02:15 │ from 管理人URL

お邪魔します。

まずは近況報告から(笑)。 仕事再開して、車のなかで 「あの日」 歌えなかった曲のCD引っ張り出してがなりまくってます(ハハ…)。 「あの日」 を入れて3連休だったのがまずかった(笑)。 引きこもるとロクなこと考えませんな~、やはり(ハハ、ハハ)。

私は今回の管理人様の記事を読んで、「NEW」 の歌詞で別のところを思い出しましたね。 冒頭の、「ぼくを見ないで(Don't look at me)」 という部分です。 歌のなかで、かなりの回数出てきますよね、このフレーズ。

これっていったい何なんだろう、と最初は思いました。

まあ私なりに考えたんですが、要するにポールは、「ぼくの顔を見たって答えなんか書いてないよ」 と言っているのではないか、と。

自分が何になれるのか、何ができるのか。
そんなことが分からなくとも、やってみればいいじゃないか、と。
そりゃ何の保証もない(ノー・ギャランティ)よ、だけどやらないよりはやるべきだ、と。
その答えは君のなかにあるのであって、僕を見たってわかるわけがないんだ。

でも私たちは、ポールを見ていれば、少なくとも自分がどういう71歳になればいいのかが、分かりますよね(笑)。

かつて私のお手本は、ジョン・レノンだった気がします。
でも彼は40歳で死んでしまった。
自分が40歳を超えたとき、ちょっとその事実にあたふたした覚えがあります。

でも今は、ポールが先を歩いていてくれる。

お互いに、頑張ろうではありませんか(この男、もう立ち直っとるぞ…笑)。

2013-11-26 06:50 │ from 橋本リウURL

リウさん
コメントありがとうございます。立ち直るの早!(笑)たしかに落ち込んでいるときに仕事というのはありがたいと思うときがあります。いやな思いを忘れさせてくれたり、気分を変えてくれたりしますからね。
Don't look at meはまさにそういう意味だと私も思います。対訳ではそのあたりがあまりうまく表現できていない気がしますね。お互いポールに追いつき追い越せですね(笑)

2013-11-26 13:41 │ from 管理人URL

良かったですね。私はポール後虚脱症候群。札幌より狭いが、東京ドームは広すぎる。もっと狭い会場で観たい。不器用なので、姿を見ると歌をよく聴けない。恐怖の2階席は曲の記憶は強かった。次回運悪く2階席になるかもなので、シートベルトを付けておいて下さい。東京ドーム様

2013-11-26 15:15 │ from nabiURL Edit

ポールの「生き方」を通して 学ばせてもらえる事って たくさんありますね。
管理人様が 記事に書かれている事は 私も同意しますよ。

私個人的に 「生き方」というと 大変おこがましいですが 常に心の中にあるのはジョージ・ハリスンなのですね。
彼は ポールと同じく音楽シーンで頂点を極めましたが 人生には 成功よりも もっと価値のある事がある といった意味の事を話していて 実際にショウビジネスとは距離を置き、家族との時間や趣味、精神世界の探求といった 我々の日常と比べるとやや浮世離れした生活を 晩年は送っていました。

ジョージの生き方や哲学から 物事には様々な価値観があり 限られた時間の中で 精神的に豊かな生活を送るという事を知り 影響を受けました。

単純に比較は出来ませんが ジョージとは違い ポールは常にショウビジネスの第一線で50年以上も活躍しています。
しかも あのビートルズです、空前絶後の大成功の代償として 我々の想像を絶するプレッシャーや過酷な経験をしてきたと思うのですけど まったく それを感じさせない屈託のなさというか 明るさがポールにはありますよね。
しかも新曲が『NEW』ですからスゴい。

ポールには憧れますけど 「生き方」としては もう畏れ多いです (笑)
同じく70歳を超えても現役のミック・ジャガーなどは どこか自身の虚像を保つためにストイックになってる印象がありますが ポールは極めて自然体ですからね。

限界を設けず 可能性を求めて前進を続ける人生、自分にとっては眩いばかりです。少しでもポールを見習わないと。
ポールの日本公演を直に観て スーパースターのオーラを体感して圧倒されてしまい 自分の生き方と重ね合わせる事が ピンと来なかったのが本音ですが 改めてポールから学ばせてもらえる事は多いです。




2013-11-26 21:48 │ from テツURL

nabiさん
コメントありがとうございます。2階席のトラウマは予想以上に大きかったようですね。nabiさんならまた海外に観に行くというチャンスもあるのでは??

2013-11-27 13:35 │ from 管理人URL

テツさん
コメントありがとうございます。ジョージの生き方も興味深いですね。でもその裏には苦悩が見え隠れする。ポールの場合はホントに自然体で、ただ楽しんでいるだけのように見える。そこがすごいですね。それゆえ、彼を尊敬するという人は今まであまりいなかった(笑)。

2013-11-27 13:53 │ from 管理人URL

最高の贈り物。そして私達も前進です。

大変お久しぶりです。Paulが残したもの・・・本当に私も同様の気持ちとなりました。スーパースターなんだけどやっぱり皆と同じ人間です。このPaulの与え方は音楽によってもたらされるものと思います。怖いかもしれないけど何だってできるかもしれない。本当ににそうかと。

私は福岡公演のみ行ってまいりました。今裏で公演の音源がリリースされる前になんとか福岡15日のコンサートレビューをHPへ掲載しました。もし宜しければと思っています。

2013-11-28 15:00 │ from HiroURL Edit

coverrizzyknockout

そうですよね
ポールの言うとおり、原発問題など完全解決できるといいです
あと全然関係ありませんが、firemanのrushesってペニーレインの歌詞にもでてきますよね

2013-11-29 17:44 │ from URL Edit

Hiroさん
コメントありがとうございます。Hiroさんも今回の福岡公演でポールから元気をいただいたようですね。読者の皆さん、写真付きの福岡公演レビューです。http://www5.airnet.ne.jp/gohiro/beatl_1/live_paul4.htm 

2013-11-30 01:44 │ from 管理人URL

雨さん
コメントありがとうございます。おお、then the fireman rushes in とたしかに言ってますね。これは気がつかなんだ(笑)。これは関係ありそうです。知ってる方は教えてください。

2013-11-30 01:47 │ from 管理人URL