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ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡  その20『ポールのゲスト作品 ④』 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡  その20『ポールのゲスト作品 ④』

第4回目の今日は、1974年~1977年にポールがゲスト参加した作品を紹介する。

1974年
(アーティスト)ジェームス・テイラー
(曲名)『ロックンロール・イズ・ミュージック・ナウ(Rock 'N' Roll Is Music Now )』
(収録アルバム)『ウォーキング・マン(Walking Man)』
(参加形態)コーラス

1968年のデビュー・アルバム『ジェームス・テイラー』以来、ポールがジェームス・テイラーの作品に参加するのは約6年ぶりのことであったが、ジェームスがアップル・レーベルを離れたあともポールとこのような形で親交が続いていたことは注目に値する。今回はコーラスのみの参加で、リンダも一緒とのこと。肝心のコーラス部分が聴けるのは曲の終わりごろである。

参考:
『ロックンロール・イズ・ミュージック・ナウ(Rock 'N' Roll Is Music Now )』(iTunes)
icon『ウォーキング・マン(Walking Man)』(CD)

1974年
(アーティスト)ロッド・スチュワート
(曲名)『マイン・フォー・ミー(Mine For Me)』
(収録アルバム)『スマイラー(Smiler)』
(参加形態)作詞・作曲、コーラス

ポールがコーラスのみで参加しているが、曲もポールとリンダの共作ということになっている。たしかに曲はいかにもポールが書きそうな独特な雰囲気を持っている。これなら実際にポールが歌うのを聴いてみたい、と思わせるような佳曲である。いつの日かアーカイブ・プロジェクトで蔵出しされることを望みたい。尚、曲はシングルカットもされたがアメリカで最高位91位と振るわなかった(アルバムは全英1位、全米13位)。イギリスが生んだもう一人のスーパースター、ロッド・スチュワートに早くから曲を提供し、レコーディングにも参加していたというのは今さらながら見逃すことのできない重要な歴史的事実といえるだろう。

参考:
『マイン・フォー・ミー(Mine For Me)』(iTunes)icon
『スマイラー(Smiler)』(CD)

1974年
(アーティスト)アダム・フェイス
(曲名)『Change』『Goodbye』『Never Say Goodbye』
(収録アルバム)『アイ・サヴァイヴ(I Survive)』
(参加形態)シンセサイザー

(アーティスト)アダム・フェイス
(曲名)『Star Song』
(収録アルバム)『アイ・サヴァイヴ(I Survive)』
(参加形態)コーラス

アダム・フェイスは1960年代前半にイギリスで多くのシングル・ヒットを飛ばしたロンドン生まれのシンガーである。1960年代後半以降はヒット曲に恵まれなかったが、1974年にアルバム『アイ・サヴァイヴ』でカムバックを果たす。ポールはこのアルバムにシンセサイザーで3曲、リンダと共にコーラスで1曲の計4曲でゲスト参加している。ポールがどのような経緯で彼のアルバムに参加したかは不明だが、共に1960年代のイギリス・ミュージック・シーンを揺るがしたアーティストとして、TV出演などを通して接点があったものと推測される。残念ながらアルバム・セールスは全く振るわず、ポールが参加したという曲も今ひとつパンチに欠ける印象だ。

参考:『アイ・サヴァイヴ(I Survive)』(CD)

1976年
(アーティスト)リンゴ・スター
(曲名)『ピュア・ゴールド(Pure Gold)』
(収録アルバム)『リンゴズ・ロートグラヴィア(Ringo's Rotogravure)』
(参加形態)作詞・作曲、コーラス

リンゴのアルバム『リンゴズ・ロートグラヴィア』のためにポールが曲を書き、リンダと共にコーラスで参加した。リンゴが歌うことを意識したようなスローテンポの曲だが、残念ながら曲自体の出来はポールにしては平凡という印象は否めない。また、このアルバムにはジョンとジョージも各1曲ずつ曲を提供しているが、やはりアルバム『リンゴ』の時ほどの勢いは感じられない。尚、このアルバムは今では入手が困難になりつつあるようだ。そしてこのアルバム以降、リンゴのアルバムがチャートを賑わすことはほとんどなくなってしまう。

参考:『リンゴズ・ロートグラヴィア(Ringo's Rotogravure)』(CD)

1977年
(アーティスト)ロイ・ハーパー
(曲名)『或る日のイギリス(One of Those Days in England)』
(収録アルバム)『或る日のイギリス(Bullinamingvase)』
(参加形態)コーラス

イギリスのシンガーソングライター、ロイ・ハーパーの『Bullinamingvase』というアルバムの1曲目でポールはリンダと共にコーラスで参加している。曲が終わる直前の盛り上がりを聴けば、なるほどポールらしいなとファンならばきっとニヤリとさせられるであろう。僕はロイ・ハーパーという人を今まで全く知らなかったが、不思議な雰囲気があり、音楽的にはかなり面白いなと感じた。イギリス人ミュージシャンの層は厚い。

参考:
『或る日のイギリス(One of Those Days in England)』(iTunes)icon
『或る日のイギリス(Bullinamingvase)』(CD)

1977年
(アーティスト)デニー・レイン
(参加アルバム)『ホリー・デイズ(Holly Days)』
(参加形態)ギター、ベース、キーボード、ピアノ、ドラムス、コーラス、プロデューサー、エンジニア

ポールの全面バックアップのもとに制作されたデニー・レインの2NDソロ・アルバム。『ホリー・デイズ』の“ホリー”とは22才という若さで亡くなった天才ミュージシャン、バディ・ホリーのことを指しており、文字通りバディ・ホリーのカバー・アルバムである。デニーがリード・ヴォーカルをとってはいるものの、ポールが全楽器およびプロデューサー、エンジニアまでこなしていることから、音楽的にはポールのソロアルバムに極めて近い内容といえるかもしれない。レコーディングが行なわれたのはポールがスコットランド自宅に所有するルード・スタジオ。またジャケットのデザインと写真はリンダが担当しており、これはまさにポール製ホームメイド・アルバムである。

参考:『ホリー・デイズ(Holly Days)』(CD)



コメント
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ポールのゲスト作品の記事を読んでいると、個人的に まだ知らない・聴いた事がないアーティストの名前が登場するので とても興味を惹かれます。今回は個人的にアダム・フェイス、ロイ・ハーパーがそれにあたりますね。
ポールのゲスト作品を通じて 様々なアーティストを知ることが出来るのが この企画の醍醐味の一つです。

今回紹介された曲の中では ロッド・スチュワートの「マイン・フォー・ミー」が好きです。ちょっと哀愁を帯びたメロディと ロッドのハスキーヴォイスが たまらない魅力となっている曲ですね。
ポールが提供したこの曲と エルトン・ジョンがロッドに提供した 「カントリー・コンフォーツ」も好きです。こちらは エルトン自身のヴォーカルでも音源が残されてますね。
英国を代表するアーティスト同士の交流も とても興味深い所です。

2013-05-07 03:40 │ from テツURL

テツさん
コメントありがとうございます。私自身ポールと交流のあったアーティストを調べながら記事を書いてゆくことで、今まで知らなかったことがたくさんあったことに気付かされています。新しいツアーでの充実度もハンパじゃないし、ホントつくづくすごい人だなと。世間もポールの真の偉大さにだんだんと気付きつつあるようですね。

2013-05-07 17:52 │ from 管理人URL