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ポールがグラミー賞3部門でノミネート

個人的にはポールは以前に比べグラミー賞にノミネートされることがぐっと多くなったという印象を持っているのだが、今年もめでたく3部門にノミネートされた。

まず一つ目は「ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム」部門。
受賞対象となったのは、今年2月に発売された『キス・オン・ザ・ボトム』である。

賞の名前を聞いても、おそらくたいていの人はあまりピンとこないと思われるので簡単にこの賞について触れておこう。
ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞は、1992年に新設されたグラミー賞の部門賞で、主にアメリカのスタンダード曲をカバーしたアルバムに対して贈られる賞である。候補者が比較的限定されるため、過去の記録を見てみるとトニー・ベネットの11回受賞を筆頭に複数回ノミネートまたは受賞している人が多いというのが特徴といえる。最近ではカナダ人のマイケル・ブーブレがこの賞の常連になりつつあるようで今年もノミネートされている。

今年はポール以外のノミネート作品としては、前述マイケル・ブーブレの『クリスマス』とキャロル・キングの『クリスマス・キャロル』の2枚のみ。単純に倍率が低い分、ポールの受賞確率はかなり高そうに思われるのだが…。

二つ目と三つ目は共に『ラム』リマスターのボックス・セットに対するノミネートとなる。
まず「ベスト・ヒストリカル・アルバム」部門。
ポールは昨年『バンド・オン・ザ・ラン』リマスターのボックス・セット(スーパー・デラックス・エディション)で見事この賞を受賞している。この賞は基本的にプロデューサーやエンジニアに対して贈られるもので、アーティストは除外されている。しかしポールはプロデューサとしても名を連ねているため、ポールは連名で受賞対象となっているというわけである。

この賞は最近では過去の名盤がリマスター化により音質向上した場合にノミネートされる傾向があるようだ。『バンド・オン・ザ・ラン』リマスターが受賞したのであれば、今回の『ラム』も受賞して何の不思議もないところなのだが、今年はビーチ・ボーイズの『スマイル・セッションズ』が強敵であろう。

実は2010年もビートルズ・リマスターがこの賞を受賞しているのだが、受賞したのはビートルズではなく、リマスタリングを担当したエンジニアやプロデューサーのチームであった。この点は一般にはあまり理解されていないようなのでこの機に念のため追記しておく。

『ラム』リマスターもう一つのノミネートは「ベスト・ボックス/スペシャル・リミティッド・エディション・パッケージ」部門で、こちらはボックス・セットや限定版の優れたパッケージング、装丁などに対して贈られる賞である。受賞対象はアート・ディレクターとなっており、こちらもアーティストは対象外。厳密にはポールの名前も含まれていないノミネートとなるが、内容物を見ればポールは立派にこの賞の受賞に値すると思う。

『ラム』リマスター・ボックス・セットのパッケージングの素晴らしさについては、当ブログでもいやというほど書いてきたのでここで改めて触れることはしない。だが、個人的にはこの賞の受賞確率が最も高いのではないかと思っている。いや当確でまちがいないだろう。

グラミー賞の授賞式は2013年2月10日ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行なわれる。

参考:
『ラム』 スーパー・デラックス・エディション(完全生産限定盤)(DVD付)
『キス・オン・ザ・ボトム』(ボーナストラック付UK盤)

スマイル・コレクターズ・ボックス

コメント
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こんばんわ!先日、【kiss live】DVD観ました。ごく単純に良かったです。バックのミュージシャンが完璧なのでポールも安心していましたね。ポールはこの中で「挑戦」という言葉を使っていましたが、どうでしょうか、ロッドならいざ知らず、ポールは存在そのものが音楽なので挑戦ではなく「吐露」だと思うんです。管理人さんは如何ですか?己の一部を吐露したら、世間で「ジャズ」だの「スタンダード」だのとジャンル分けしただけ、みたいな感じがします。ちょっと前の「オーシャンキングダム」でしたか、これも結構楽しめましたからね、音楽が外にあるのでなく内側に充満している人ですから。ホント、ポールと同時代に生きていいられるのは幸福ですね。

2012-12-11 20:44 │ from マック小僧URL

マック小僧さん
コメントありがとうございます。70才になってもまだ自分がやったことのない事をやろうとする意欲にはほんと頭が下がりますね。1962年にデビューした人が、2012年の「今この瞬間」も現役で我々と共にあるというのはもう奇跡以外のなにものでもないと思います。今日も彼が生きていることに感謝です。

2012-12-12 09:42 │ from 管理人URL