僕の好きな曲: 『ダンス・ウィズ・ミー』 by アール・クルー - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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僕の好きな曲: 『ダンス・ウィズ・ミー』 by アール・クルー

好きな曲を聴きたいがためにわざわざアルバムを買ったはいいが、結局その曲以外1曲も好きになれる曲がなかった…、という経験をしたことはないだろうか。残念ながら僕はかなりそういう苦い経験が多い(サンタナの『哀愁のヨーロッパ』、ティアーズ・オブ・フィアーズの『シーズ・オブ・ラヴ』、マイケル・フランクスの『アントニオの歌』などなど枚挙にいとまがない)。

僕はもともと聴く音楽の幅はそれほど広いほうではないし、実際好きになる音楽もかなり偏った傾向があると自分では思っている。もう少し許容範囲が広ければもっともっと幅広く音楽を聴けたのにな、とも思うが50にもうすぐ手が届こうかという今となってはそれも無理な話で、もはやそう易々と融通の利く年令ではない。というわけで、あと20年か30年の残りの人生を僕は極度に偏った趣味の範囲内で自分が好きな曲だけを何度も繰り返し聴き続けるだろうし、それで十分に満足して死んでゆけるだろうと今は思っている。少なくともビートルズとポールだけは死ぬまで聴き続けることだけはまちがいない。新しい曲などクソくらえである(そこまで言うか、笑)。

話が少し横道に逸れてしまったが、今日取り上げるアール・クルーの『ダンス・ウィズ・ミー』という曲もそんな偏った僕の音楽的嗜好に見事ハマったまではよかったのだが、いざオリジナルアルバム『フィンガー・ペインティング』を聴いてみたら他の曲は全く引っかからなかったという少し残念な記憶を持つ曲である(ただしアルバム自体は名盤との評価が高いので誤解なきように。ただ僕の音楽的趣味に合わなかったというだけの話だ)。この曲はきっと誰もが一度は耳にしたことのあると思われる有名なインストゥルメンタル・ナンバーだが、オリジナルはオーリアンズの大ヒット曲。つまりこの曲はカバーということになるのだが、そんなことは全く気にならないほどそれ自体で完成された名曲なのだ。

僕はギターが弾けないので、技術的なことは全くわからないのだが、とにかくこの演奏のすばらしさには聴くたびに息を飲んでしまう。実際自分で弾けたらどんなに気持がいいだろうかと思う(きっと容易ではないのだろうが、一生をかけてこの曲1曲だけでもマスターできればいいのに…)。最初の一音から、最後の一音まで完全無欠、まさに一分の隙もない完璧なアレンジと演奏、そして録音だと思う。これ以上は何一つ不可能だし、この曲に関する限り誰もアール・クルーを超えることはできないとさえ思う。

なんという爽やかさ、そして清々しさ…。僕は今この曲を携帯のアラーム音に設定しているのだが、何度聴いてもけっして飽きることはないし、アラームで一度も眠りを妨害されたと感じたこともない。インストゥルメンタルの名曲中の名曲『ダンス・ウィズ・ミー』を気持ちのよい朝のティータイムにいかがかな?

参考:アール・クルー 『フィンガー・ペインティング』


コメント
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アール・クルー「ダンス・ウィズ・ミー」管理人様の記事で初めて知りました。
オーリアンズの「ダンス・ウィズ・ミー」は聴いた事はあるのですか、アール・クルーのヴァージョンは まだ聴いた事がないですね。

個人的にはフュージョン系のインストは 少し苦手で、今まで あまり興味を持たなかったのですが、「ダンス・ウィズ・ミー」が収録されている アール・クルーの『フィンガー・ぺィンティング』って 調べてみると、ドラムスに スティーヴ・ガットが参加していますね。
スティーヴ・ガットは ポールの『タッグ・オブ・ウォー』『パイプス・オブ・ピース』にも参加していて ポールファンにも比較的 馴染みが深いドラマーだと思いますが、改めて 彼の幅広い活躍ぶりを感じました。

ぜひ これは購入して聴いてみたいですね。
実は私、ポールの『キッス・オン・ザ・ボトム』を聴いてから、ジャズに興味を持ち この一年近くは 殆どジャズを聴いています。
今まで ジャズなんて殆ど聴かなかったので、今はジャズの お宝をザクザク掘り出している所ですが(苦笑)
この アール・クルーも新たな お宝となりそうです。

私個人的には 音楽の聴く幅を広げようと思った事はなく、自分が興味を持った音楽を聴き漁るといったスタイルですね。
自分の貴重な時間を共にする音楽です。自分が気に入った音楽だけを 楽しめればそれでいいと思っています。なので 私もかなり嗜好は偏りましたが、まぁ それも良しと考えていますよ。

それにしても 昔は退屈に聴こえたジャズが、今はすんなり 心の中に入ってくるのが不思議です。やっぱり年齢と共に良いと思う音楽も変わってくるのでしょうか?

『キッス・オン・ザ・ボトム』をプロデュースしたトミー・リビューマが 1977年にプロデュースを担当した ビル・エヴァンスのアルバム『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング』という作品を今は気に入り 『キッス~』と合わせてよく聴いているのですが、今回の記事で取り上げられた アール・クルーもビル・エヴァンスのファンと知り 彼に親近感を持ちました。
また ぜひ聴いてみよう!

2012-09-25 22:40 │ from テツURL

テツさん
コメントありがとうございます。テツさんのコメントを読んでいると、聴いている音楽の幅は私などよりはずっと広いと感じますけどね。アール・クルーの『ダンス・ウィズ・ミー』はきっとどこかで耳にしたことはあると思いますよ。テレビ、ラジオのBGMなんかにホントによく使われてますから。ジャズの世界も広くて深そうですね。これはという作品があればまた紹介してください。

2012-09-26 10:25 │ from 管理人URL

こんばんわ!dance with meというと、オーリアンズがオリジナルですよね?このグループも70年代の爽やかサウンドの代表でしたね。「still the one」とか。70年代の音楽的地層は深く大きく底が知れないですね。勿論、A・クルーのも素晴らしいですが、Gベンソンなんて管理人さんはどうですか?問答無用の傑作「ブリージン」とか。このプロデューサー、トミー・リピューマとポールが手を組んだ時には思わず膝を叩きましたよ(笑)。

2012-10-11 20:04 │ from マック小僧URL

マック小僧さん
コメントありがとうございます。私も爽やか系のジョージ・ベンソン『ブリージン』は好きですね。ただ彼のアルバムを聴くと、私の偏った嗜好でやはり好きな曲とそうでもない曲が大きく分かれてしまいます。トミー・リピューマを以前から知っていたとは、マック小僧さんも聴く音楽の幅が広そうですね。

2012-10-12 08:30 │ from 管理人URL

はじめまして

貴方のお好きな音楽は私の好きな音楽とピッタリだったので(特に愛をとめないで)、楽しく拝読させていただきました。

でもシーズ・オブ・ラブはタイトル曲1曲だけってのは勿体無いですよー

私は特に「ウーマン・イン・チェイン」が大好きです。長調なのに哀愁を帯びていて、途中からのローランド・オーザバルの熱唱部で大きく展開する、美しい名曲だと思います。

曲の好き嫌いは言葉でどれだけ解説しても変わらないかも知れませんが、でも何度も聴いてると好きになる曲もあるわけで、どうか改めて聴いてみてくださいませ。

2015-02-24 12:53 │ from OJOURL Edit

OJOさん
手元にあれば再度聴き直してみたかったんですが、数年前にほとんど聴かないCDはまとめて処分してしまいまして・・・。聴けませんです、ハイ。またコメントお寄せくださいね。

2015-02-25 09:19 │ from 管理人URL