ロンドン五輪、期待と憂鬱 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ロンドン五輪、期待と憂鬱




ファンの方々は既にご存知の通り、ポールが2012年7月27日のロンドン・オリンピック開会式のステージに登場し、ライブパフォーマンスを披露することが決定しているらしい。しかも開会式を締めくくるトリを務め、曲目は『ヘイ・ジュード』ではないかと言われている。オリンピック開会式ほどの超ビッグイベントであれば、その準備は数カ月から数年をかけて綿密に行われているはずであり、直前になって曲目が急きょ変更になったり、アドリブ的なサプライズ演出を期待することなどできはしないだろう。したがって曲目については完全に確定であろうと思われる。

この件についての僕の正直な感想は「ハァ~」(ため息)である。『ヘイ・ジュード』といえばポールの代名詞的な曲であるし、大舞台での演出としては順当な選曲だと思う。ファンとしては素直にポールの出演を喜び、内容云々など気にしないで温かい目で見守ってあげたいとも思う。だが僕の中の何かがそれを拒否するのである。とても自己チューでわがままな話とはわかっていても、「ポール様、あなたならもっと違うこと、もっと大きなことができたはずなのに…」と思ってしまうのだ。

単刀直入に言うならば、僕はポールにロンドン・オリンピックのテーマ曲となりえるような新曲の発表を期待していたのである。過去に『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』『マジカル・ミステリー・ツアー』『007死ぬのは奴らだ』等、テーマ曲としても超一級の作品を書き上げ、クラシックの分野でも数々の実績を残してきたポールにしてみれば、それはさして難しいことではないことのように思われたからだ。ポール70才、デビュー50周年、自国ロンドンでのオリンピック。これ以上ない檜舞台で最高の新曲を披露する。それこそまさに現代を代表する音楽クリエイター、ポール・マッカートニー晩年の活躍を象徴するメモリアルイベントになるはずであった…。

我ながらあまりにも勝手な妄想、妄言である。しかし、ファンというものは時として非常にウエットな幻想、妄想、夢想の世界に入り込んでしまうものだ。「夢をもう一度…」というわけである。ポールほどのアーティストならば40年近くも前の曲でお茶を濁すのではなく、やはり新曲で現役バリバリであることを世界中に示してほしかった。これが偽らざる本音である。

そして、もしどうしてもビートルズの曲をやらなくてはならなかったのであれば、僕は絶対にリンゴと一緒にステージに立ってほしかった。僕の勝手な妄想シナリオはこうである。まず開会式は『サージェント・ペパーズ』に始まり、リンゴの『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』、ポールの『ヘイ・ジュード』で幕を閉じる。そして閉会式では『ゴールデン・スランバー』から『ジ・エンド』でオリンピックのフィナーレを迎えるという構成。サポートメンバーにエリック・クラプトンとエルヴィス・コステロあたりを配せばうるさいビートルズファンからもそれほど文句は出ないであろう(笑)。それにもちろんこれはビートルズ再結成などではない。生きているメンバー2人が自分たちの曲をやるだけの話なのだから。だが、残念ながらリンゴは出演をきっぱり否定しているということだ。

ただいつまでも文句ばかりを言っていても仕方がない。こうして煮え切らない思いを吐き出させていただいたことで一つ気持の整理がついたのもまた事実である。ここから先は文句を言うのはやめて、純粋にポールの出演を楽しみたいと思っている。


コメント
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“ファンというものは時として非常にウエットな幻想、妄想、夢想の世界に入り込んでしまう…”
当然ですよねファンなら、
ポールの凄さを知っていれば!
僕などいつもポールには幻想、妄想の中ですから(笑)
管理人さんの本当に謙虚で誠実なお人柄が伝わります。

『ヘイ・ジュード』はポールの持ち歌で一番好きな曲ですが、だからこそ今のポールの歌唱には正直、別物と言ってもいいくらい惹かれませんし、
(同じく大好きなビリー・ジョエルの『オネスティ』などは今も昔以上の感動できるのに・・・)
最近のyoutubeで同曲を知ったという知人に「大したことない」と一蹴されとても悔しい思いをしたこともあります。

管理人さん同様、今しかできない最高のオリンピック新曲を聴きたかったです!

2012-07-14 19:57 │ from アイヤーダイURL

アイヤーダイさん
コメントありがとうございます。ヘイ・ジュードのライブ時のヴォーカルについては過去記事にも書きましたが、アイヤーダイさんと同感です。なんというか残念ですよね。ヴォーカル全盛時にこの曲をやらず(やれず)、やっとやってくれたと思ったら・・・ですから。おっと、また愚痴っぽくなってしまうのでこの辺で(笑)。

2012-07-15 18:38 │ from 管理人URL

オリンピックの開会式で ポールは「ヘイ・ジュード」を披露する予定なのですね。
管理人様が仰る様に 新曲を披露する案もとても素晴らしいですよね。
ビートルズ時代 世界初の全世界衛星生中継番組に英国代表として出演し、新曲の「愛こそはすべて」を披露した事もあるポールですから、この新曲案も検討されたと思いますけど 色々と事情があったのでしょうね。

数多い代表曲の中で 今や「ヘイ・ジュード」がポールの代表曲として認知されているのですね。でも良い選曲だと思います。
同じ代表曲でも「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」より、ポジティブでオリンピックの開会式に相応しい曲ではないでしょうか。

個人的に思うのが 近年のポールはツアー中のヴォーカルは比較的安定していますが、単発のライヴでは 若干ヴォーカルが不安定な印象がありますので、じっくり歌い込んで開会式に挑んで欲しいと 素人目線ですが思っています。

でも 正直言って選曲は もう二の次なんです・・ ポールがオリンピックの開会式でトリを務める、これだけでファンとしては感無量です。
音楽の世界だけでなく、文化的にも全ての英国の象徴として世界に発信される存在になった(ちょっと大袈裟ですか・汗)ポールに繰り返しになりますがファンとして本当に感無量です。
満員のスタジアム、4年に一度の世界の祭典・オリンピック開会式の最後のトリをポールが務める。そして「ヘイ・ジュード」の熱唱で スタジアムが大歓声に包まれる・・ そんな映像が見られたら 感激して泣いてしまいそうです。
まだまだ若輩者ですが、私のポール・ファン歴の中で 今回のオリンピック開会式は、間違いなく大きなメモリアルになると思います。

私はクラブトンやリンゴとは共演せず、ポール・マッカートニー単独で オリンピック開会式に登場するのが相応しい気がしますね。
ポールはスーパースターですから。ステージにスターは一人で充分!
でもサプライズで 誰かと共演など あるかも知れませんね。

とにかく、オリンピック開会式。我らがポールの晴れ舞台を ファンとして喜びと感謝の気持ちで 観たいと思っています!

2012-07-17 01:33 │ from テツURL

テツさん
コメントありがとうございます。なんだかんだ言いながらもう来週にはポールの姿が拝めるのですから嬉しいですね。開会式自体がイギリスらしい演出だそうですから楽しみです。あとは気になるのが声の調子だけですね。とにかく楽しみましょう!

2012-07-17 12:57 │ from 管理人URL

お邪魔します。

「憂鬱」 と管理人様がおっしゃっていたので、コメントは差し控えさせていただいておりましたが、私のブログのほうにはこのたびのロンドン・オリンピック開会式の感想はアップいたしました。 管理人様のブログに差し出がましいですが、よろしかったらお読みくださいませ(かなりノーテンキに書いてます…笑)。 → http://hashimotoriu.cocolog-wbs.com/blog/2012/07/2012-0cdc.html

やはり世界中が大注目の場ですから、私は玄人受けすることよりも、ポールのパーソナリティとして、もっともシンボリックなこの歌で、よかったんじゃないか、って思います。

しかも開会式のモノホンでラストを締めくくるだけあって、最初は 「ジ・エンド」。 「叩きすぎ」 エイブとか(笑)まあ、演奏者ももちっと豪華なほうがよかったかなーとも思いますが(笑)。

いずれにしろ、「ヘイ・ジュード」 というのは、もはや万国共通語になっているのではないか、という思いをあらためて強くした、このたびの開会式でした。

2012-07-30 07:58 │ from 橋本リウURL

こんにちは。こちらでもお久しぶりです。
記事の通り「HeyJude」は確かに「またかなァ~」と感じてなりませんでしたが・・・
この土曜日にてNHK等のアナウンスがうるさい中で聞くと、やっぱりPaulMcCartneyなんだという凄さを感じてなりませんでした。
聞く事は飽きているくらいなのに、あれだけの策略と演出に正直にいうと感動でした。これは実際に現場にいたら涙流しそうな気がします。
飽き飽きしていても、やはりPaulMcCartney格が違うと思ってなりませんでした。管理人さんには既にTroubleなのか?それともPaulが口バクを唐突に否定し生で歌いきったことなどご存知と思いますが、今回の臨機応変のPaulの姿に圧巻でした。
可能なら閉会式も出た方がいいと思ってなりませんが・・・それは無理なんでしょうね。

2012-07-30 10:21 │ from HiroURL Edit

リウさん
コメントありがとうございます。私は待ちに待ったポールが出番というところになって、なんと4才の息子がヒザの上に乱入(笑)。よほどかまってほしかったらしく、ほとんどTVに集中することができませんでした・・・。ああこんなときになんてこった(涙)。ポールのパフォーマンスに関しては様々な意見、情報が飛び交ってますが、まずは自分自身がしっかり視聴できなかったということで、現状コメントは控えさせていただきます。というより、本音は忘れてしまいたいという気分が強いかも・・・。
オリンピックは終わった、さあ次だポール!(笑)

2012-07-30 23:33 │ from 管理人URL

Hiroさん
コメントありがとうございます。そうなんですよね。その場にいたら絶対感動してますよね。泣いてますよね。『ナー、ナー、ナー、ナナナナー』って大声で叫んでますよね。そうなんです。それが真実なんです。ポール・マッカートニーという実物の存在の前に立ったら、我々凡人はもう認めるしかないんですよ。最後はどんな人もかなわんと思ってます。それが最終的真実。

2012-07-30 23:39 │ from 管理人URL