写真で見るポール・マッカートニー 第4回 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ ホーム » 写真で見るポール・マッカートニー » 写真で見るポール・マッカートニー 第4回

写真で見るポール・マッカートニー 第4回

マイケル・ジャクソンのシングル『ガール・イズ・マイン』のジャケットにも使われたこの写真。見たことのある方も多いと思うが、マイケルが着ている青いスタジャンの背中には何が書かれていたかをご存知だろうか?
03-19-2008-MC-COLLABORATIONS3-Paul20and20Michael.jpg


驚くなかれ、このときマイケルが着ていたジャケットは、なななーんと1980年幻のウイングス日本公演のスタジアムジャンパーだったのである!“McCartney Japanese Tour 1980”という文字と共に日本列島がど真ん中にプリントされている。公演自体がお流れとなってしまったために、事前に準備されていたはずの大量のスタジャン、Tシャツの類いは一体どうなってしまったのか…。今となってはもちろん僕などには知るよしもないが、ファンとしては強烈に欲しいアイテムではある。ポールがマイケルに「これ、いっぱい余ってるから1枚やるよ!」なんて言ったかどうかは別として(笑)、これを実際にマイケルが着ているのを見るのは純粋に日本人の一人としてなんとなく嬉しい気がしてしまうのである。ポールもなかなか憎いことをするものだ。
05-81a.jpg


その後のビートルズ楽曲の版権問題等で少なくとも表面上はすっかりポールを裏切った形となってしまったマイケルであるが、当時この新旧2大スーパースターの共演に心踊らされたファンは多かったはずである(僕もその一人である)。今考えれば、この写真が撮られた頃というのはマイケルがアルバム『スリラー』で巨大な成功を収める直前であり、彼がこの頃を境にしてその容姿を含め大きく“変貌”していったことを考えると非常に貴重なショットであるともいえる。整形なんかしなくても、とてもキュートなんだけどねえ…。
09.jpg


マイケルはポールとの『ガール・イズ・マイン』のレコーディングについて以下の言葉を残している。このときまでは間違いなくいい関係を保っていたのである。

「ソロ・アーティストとして僕が今までにレコーディングした曲の中で、最も好きな曲の一つが『ガール・イズ・マイン』だ。というのも、ポール・マッカートニーとの仕事はとてもエキサイティングで、本当に楽しかったから。彼とは冗談を言い合ったり、物を投げ合ったり、ペチャクチャしゃぺったり、遊んでばかりいたよ。僕たちはヴォーカルを含めほとんど生でこの曲をレコーディングしたんだ。まだ公開はされていないけど、そのときの模様は撮影もされているよ。いつか日の目を見ることになるかもしれないね。」
D359.jpg

成功しても変わらないでいるというのはきっと大変な事なのだと思う。そう考えるとどんなに成功しても一人の人間としてけっしてブレることがなかったポールというのはやはり大変な偉人だと思うのである。ビートルズ解散後の彼のライフスタイルは首尾一貫している。彼の生活には常に「家族」が核として存在する。そして家族を優先するがゆえに、不倫やスキャンダルなどとは無縁である。都会と自然とを往復することでオンとオフのバランスを取り、菜食主義を貫き、その生活は億万長者には似つかわしくないほどに質素である。マイケルにはそういったポールの生き方を学んでほしかった…、と思う。合掌。

参考:スリラー


コメント
非公開コメント

お邪魔します。

ポールの 「ブレなさ加減」 というのはまったく驚異的だと私も感じます。 つーより、ビートルズのメンバーって、みんなブレてませんよね?(笑) 「ブレた」 と言えば、リンゴがアル中になったくらいかな…。 みんな歳をとっても体型もブレないし。 クイーンのロジャーなんか、昔はあんなにカッコよかったのに…。 ジミー・ペイジだって太ったオッサン(最近は知りません…笑)。

ただ、私が感じるのは、マイケルにしてもエルヴィス(・プレスリー)にしても、アメリカの有名人ってなんか、社会的なものが噛んでいるのかと思うのですが、精神的に有名人であり続けることが相当きついのではないか、ということです。 アメリカ社会の、マスコミとかファン気質とか、あらゆるものがビッグすぎてひとりの精神的なキャパシティでは対応が出来なくなっていくのではないか、と。

ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンにしても、やっぱりアメリカのキャピトルのビジネス中心主義との軋轢で精神的にダメになっていった気がするし、エルヴィスはドーナツ会社の陰謀でぶくぶく太ったとか(これは冗談)。

アメリカであんまり有名になるのは、考えたほうがよさそうです(大丈夫だ橋本よ、オマエはちっともその心配がない…笑)。

2011-11-21 08:14 │ from 橋本リウURL

『Thriller』の大成功と引き換えに、マイコーの人生とか運命の歯車が少しづつ狂って行ったん
でしょうね・・・?! それにしても "あのスタジャン" に そんなバックプリントが有ったなんて、
全然知りませんでした! ぜひ入手したいアイテムですね^^V

2011-11-21 21:39 │ from yukky_zURL Edit

リウさん
コメントありがとうございます。リウさんがアメリカで有名になる可能性は限りなくゼロに近いでしょうが(笑)、たしかにアメリカのショービズ界で正気を保つというのは難しいのかもしれません。いろんな誘惑があるんでしょうね。ポールに関しては、完全菜食主義、これだけでもう降参です。私なら金持ちになったらとりあえず絶対美食に走りますもんね~。世界中のおいしいものをひと通り食べてやろうと。なのに彼ときたら20代後半から実質肉食ってない。それもただ動物がかわいそうという理由だけで・・・。人としての器が違うんでしょうね、きっと。

2011-11-22 01:29 │ from 管理人URL

yukky_zさん
コメントありがとうございます。スタジャン欲しいですよね。私にとっては80年の幻の日本公演は30年分の怨念が詰まっております(笑)。

2011-11-22 01:32 │ from 管理人URL

こんばんは!

“大丈夫だ橋本よ、オマエはちっともその心配がない…”
リウさん、そんなことないですよ(笑)
もっとも私も映画で言えばあのジャッキー・チェンやリー・リンチェイ(ジェット・リー)がハリウッド進出を機にボロボロなので、北村龍平監督とかとは対照的にアメリカは単なる通過点としか考えてません。

いい意味の“ブレの無さ”・・・そうですねぇ、世界のアイドルとしては譲れないとこですよね。
最近youtubeでポールの物まねする人も出てきて、これほどの長い期間に渡って自身のイメージを定着させてきたポールの魅力には脱帽です(私にとってベストポールはやっぱりウイングス全盛期ポールですが)。

ただ大人の事情はどうあれマイケルがビートルズの曲の版権を持っていたというのは納得いかないですね。
無論その中にはポールの曲だってあるんですから・・・
作品は当事者(作者ではなくここでは表現者、つまり歌手)の物と信ずる私からすると、なんだか株式みたいで違和感ありまくりです。

2011-11-22 01:49 │ from アイヤーダイURL

アイヤーダイさん
コメントありがとうございます。私の記憶するところによれば、マイケルはポールに何の相談もなくビートルズの版権を手に入れたそうですね。百歩譲って、ポールと何の面識もなかったならともかく、日本式に言えば世話になった目上の人間に唾を吐きかけるような行為ですよね。信じられません。当時のマスコミの論調として、マイケルがほとんど非難されていなかったのも不思議でした。

2011-11-22 08:06 │ from 管理人URL

アイヤーダイ様…フォロー下さりかたじけのう存じます(^^ゞ。
アメリカは無理としても、ここのサイトではちったあ名が知られているようです(ハハ…)。

管理人様
ウィングスの幻の日本公演のとき、中3だった私はチケットを買おう、行こう、という気すらありませんでした(あんなにビーファンだったのに…)。 そんなことにお金をかけるくらいなら、まだコンプリートしてないソロアルバムとか揃えたかったのかもしれません。 だってジョンも存命で、活動休止中だとは言え日本にいるとかいう噂も聞いてたし、ポールもまだまだ若かったし、そんなに貴重な機会になるなんて、あの当時は思いもよらなかったですからね。
つくづく「その時点での」「紛れもない本物」 に会える、ライヴの重要性を噛みしめる今日この頃です。

2011-11-23 11:13 │ from 橋本リウURL

へぇ~!マイケルが着ていたジャンパーが、80年・幻に終わった ウイングス日本公演の品だったとは初めて知りました!
いつも貴重な写真を有難うございます! 今回の写真も結構レアですよね。

それにしても、ポールと一緒に写るマイケルの姿は 普通の若者にしか見えませんよね。
晩年のマイケルと同じ人物とは思えません。

スーパースターの過酷な現実を見る思いがしますが、マイケル自身の特異な生い立ちや 身体的な悩み等も彼の精神に与えた影響は大きかったかも知れません。

そう思うと 皆様がおっしやる通り、ポールの良い意味で変わらない姿は 凄い事ですね。
ビートルズの大成功はマイケルのブレイクとは比較にならない程 とてつもなく大きい物だったですし、ソロとしても成功を続け、終生 元ビートルズの肩書が付いて回る生活は、かなりのプレッシャーが伴うと想像出来ますが それでもポールが道を誤らないのは、持ち前の精神的強さと ワーカホリックな性質も 安定して長く活躍を続けられる秘訣ではないかと思います…
とにかく凄い人ですよ…ポールは…

話は変わりますが…(すいません!)
先日、映画『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を観てきました。
非常に素晴らしい映画でした!

ビートルズ・アンソロジーの様に 年代順に出来事を追っていくドキュメンタリーとは少し違い、ジョージ自身が 身の回りで起こる様々な出来事から何を思い、精神的にどう成長していったかを追うドキュメンタリーだった様に思いました。
ですので、ジョージを語る上で欠かせない出来事が 数ヶ所抜けていたりしますが、観ていて違和感はありませんでした。

私はビートルズ・ファンになって20年程ですが、今まで見た事が無かった映像・写真が盛り沢山で それだけでも非常に興奮させられましたね。

ポールも映画の中で数多く登場します。
あまり詳しくは触れませんが、特にビートルズ解散後の70年代にジョージとポールが一緒に映っている映像には かなり驚きました。

個人的に印象に残ったのが、大親友だったクラプトンで、この映画では かなり饒舌にまた率直にコメントしていました。
特に衝撃的だったのは、ゲットバック・セッション時に メンバーと揉め脱退をほのめかしたジョージに替わり、クラプトンをビートルズに加入させるという話があったそうですが、当時ビートルズに入る意思があったのかと問われ それに対するクラプトンの答えにはかなり衝撃を受けました…

あとジョージの74年に行ったコンサートツアーの映像が、鮮明な画像と音源で観れたのも嬉しかったですね。
ただ… ここでのジョージ… へンです…
「美しき人生」を歌っているジョージは、明らかに目がイッてしまってます…
この映像を見る限り、やはりジョージには こういう大規模ツアーって過酷なのかなぁ… と思ってしまいます。
ジョージが長らく74年のツアー映像を封印していた理由の一端が分かった気がしました…


この映画は、先に述べた様に ジョージが精神世界に惹かれ、自分自身を高めようと試行錯誤する姿が描かれています。
でも彼を思慮深い紳士として 美化するだけではなく、それなりに女性関係も派手だった事やドラッグに溺れた過去にも触れられています。
精神世界と物質世界… 相反する二つの狭間で苦悩していた姿も垣間見れて、その辺りジョージに対して 我々と同じ様に人間味を感じましたね。

映画のラスト近く、ジョージが癌で亡くなる数週間前に見舞いに行ったリンゴのコメントが とても胸を打ちました…
末期癌で起き上がる事も難しいジョージが、リンゴにかけた短い言葉に ジョージの人となりが集約されていて涙が出そうになりました…

映画を見終わった後は、とても感動しましたね…
単なるドキュメンタリーにせず、ジョージという人の生き方を通じて 彼の精神的成長を追った スコセッシ監督の手腕は個人的には流石だと思いましたね。
ジョージの映画だったはずなのに、映画を見終わった後、家族や友達… 身近にいる人達を大切にしよう…という気持ちにさせられる映画でした。

何を伝えたいのか おかしな文章になってしまいましたか… とにかくジョージ・ファンは当然ながら、ビートルズ・ファン、全てのロックファンの方は必見の映画・作品だと思います。

ぜひとも機会がありましたら、ご覧になって下さい。

2011-11-24 00:44 │ from テツURL

リウさん
ポールが生きて元気でいることの幸せを噛みしめて生きましょうね。私もすぐ忘れてしまうんですが・・・。このブログはそんな自分への気付きを喚起する為でもあります。

2011-11-25 02:04 │ from 管理人URL

テツさん
ジョージの映画の詳しいレビューありがとうございました。私もホントに観たくなりました。もちろん観たら感動するに決まってます。きっとビートルズファン必見の映画の一本になるんでしょうね。ポールのアーカイヴが遅れてるようなので、このDVDは購入しようと思います。

2011-11-25 02:08 │ from 管理人URL

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2012-09-06 21:25 │ from URL