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ジェームス・ポール・マッカートニー・ショー - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ジェームス・ポール・マッカートニー・ショー




ポールファンならば一度は聞いたことのある1973年に製作されたスペシャルテレビ番組のタイトルである。日本では翌年の1974年にNHKで放送されたらしいのだが、当時僕はまだ11才。まだビートルズはおろか、音楽にさえ目覚めておらず、当然この番組をリアルタイムで見る機会には恵まれなかった。

なにしろ家庭用VHSビデオデッキさえまだ全く普及していなかった時代の話である。NHKが再放送でもしないかぎり、この番組を見る機会などは全くの皆無。そんなわけで、僕がポールやビートルズに熱狂していた1970年代の後半には、『ジェームス・ポール・マッカートニー・ショー』というスペシャルプログラムはファンの間ではすでに幻の番組として独り歩きを初めていたのであった。

そしてとうとう、僕はこの番組を一度も見ることもなく大人になり、そしてオジサンになってしまったのだが、いつの頃からか、この番組が正式にビデオやDVD作品としてリリースされなかったのは、きっとそれなりに理由があってのことだろうと考えるようになっていった。つまりこの番組は残念ながらポールが自信を持って後世に残したいと思うような作品にはならなかったのではないか、という勝手な想像である。また同時にそう考えることによって、この番組を見れなかった悔しさをなんとか紛らせてもいたのである。

だがこの間、1974年にNHKで放送されたのと全く同じものと思われる映像をYou Tubeで見つけてしまった。しかも映像が驚くほどキレイなので二度びっくりである。実はこの番組のコピーが昔から海賊版で出回っていて、その映像の画質がかなり悪いものであることは知っていた。しかしこの映像の美しさはおそらく現存するコピーでは最高クラスだろう。誰がどのような形でこれだけのクオリティの画像を残せたのかはわからないが、とにかくファンとしては感謝なのである。

というわけで、今まで見たことのある人もない人も、どうぞこのスペシャルプログラムをお楽しみください。著作権の関係で消される可能性もあるのでお早めに。

http://www.youtube.com/watch?v=D_ON2xLZjvc

最後に感想を簡単に書いておこう。まずポールが若い!当たり前の話なのだが、若き日のハンサムなポールの姿が十分に堪能できる。もちろんリンダも若くて美しいのは言うまでもない。そしてポールの艶のあるヴォーカルがやはり素晴らしい。その姿と声からビートルズの影が何度も見え隠れするのは解散後まだ日が浅いということもあるのだろう。

しかし、その反面ビートルズとは比較の余地がないほどに「ぬるい」音楽性をあの番組全体から感じてしまったのは正直意外であった(あ~言っちゃった~)。なにか見てはいけないものを見てしまったような気分になったのである。そして思った、ポールが特にソロ活動初期に批評家連中からボロクソに言われ続けたのは、このあたりの「ぬるさ」なのだったのかもしれないなと。その証拠にバンドの演奏もいまひとつである。ピリッとしたものが伝わってこないのだ。

もうひとつ気になったのがなんとなく間の抜けたようなファッションセンスである。ビートルズ時代は何を着てもあんなにもカッコよかったポールが、いったいどうなってしまったのかと思えるほど笑わせてくれる(おっと笑っちゃいけない)。おそらく当時の流行の影響もあったのだろうが、なんとなくピントはずれの感は否めない。

そんなわけで、このショーに対する僕個人の採点は50点というところだ。演奏曲目の中でよかったのも『ザ・メス』と最後の『イエスタデイ』ぐらいかな。逆にこのビデオを見て、今のポール・マッカートニー・バンドの演奏がいかにタイトですばらしいものかを再認識させられてしまった。

※姉妹ブログ 「生きているだけでめでたい」 もよろしくお願いします

コメント
非公開コメント

日本版フルかなぁ~

私も昨日みつけたところでした。
今まではUS又はUK放送版のBootしか見たこと無かったのです。

これって東京?のコア店でNHK版をDVDにして売っていたそうでね。
正直欲しかったのですがお店が分からなかったのです。

これNHK放送ではコンプリートなのか疑問が残りますが、
Youtubeにしては40分近くのUPLORDしているのでちょっと不思議ですし・・・
アコーステックの部分が実際は当時放送時cutされていたのかと色々と考えてしまいます。

この当時の日本放送版の歌詞字幕などでみていると、作らざる得なかった番組でしたが、
今では家族が楽しめるしようなエドサリバンショー的作りに近いのかな~と感じたりします。
(私英語駄目なので)

この先リリースされるのかどうか?

でもロックファンに嫌われるかもしれないけど「GOTTA SING,GOTTA DANCE」をCD音質で聴きたい!

娘があれ見ると大騒ぎです。


※乱文お許し下さい

2011-03-21 08:57 │ from HiroURL Edit

Hiroさん
コメントありがとうございます。オリジナルでは『ブラックバード』や『ミッシェル』もやっているそうですね。途中にどうでもよい一般人によるビートルズメドレーが挟まれていることから、故意に割愛されたと考えるのが妥当でしょうか・・・。うーん、見たかった。『イエスタデイ』はスローバージョンでしたが、私はすばらしいと思いました。“Gotta Sing, Gotta Dance”を含め、アーカイヴ・コレクションに収録されるといいですね。

2011-03-21 16:19 │ from 管理人URL

管理人さん仰る様に声の艶は尋常じゃないですね。
全米ツアーでの“かすれ”が構築される前の、ホントに熟成された最強のヴォーカルにクラクラします。
ご指摘の「ぬるさ」も感じず、『ザ・メス』や『ロングトールサリー』はもちろん、バラードの『ミッシェル』や『イエスタデイ』などからもビートルズ時代とは比較にならぬロック魂を私は感じました。
とどめはファッション・・・特にあの独特の襟足からくる“気持ち悪さ一歩手前”の雰囲気が最高に好きで(笑)、凄まじくパワフルなヴォーカルとのアンバランス感がなんともいえませんね。
私は今のポールより断然この時が大好きです。

2011-03-21 23:37 │ from アイヤーダイURL

アイヤーダイさん
コメントありがとうございます。我ながら記事UP後に少々辛口すぎたかなと反省してました(笑)。正直に反論してくださるアイヤーダイさんに感謝です。改めて考えてみるとポールもいろいろと変化を通過してきたのですよね。好き嫌いはともかく、人間ですからいろいろありますよね。私も恥ずかしいような髪型、服装などしていた時期あったよな~。

2011-03-22 00:26 │ from 管理人URL