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ポールとビートルズがグラミー賞受賞! その1 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールとビートルズがグラミー賞受賞! その1

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2月13日に行なわれた第53回グラミー賞で、ポールが「ベスト・ソロ・ロック・ヴォーカル・パフォーマンス」賞を、そしてビートルズ・リマスターを担当したプロデューサーとエンジニアチームが「ベスト・ヒストリカル・アルバム」賞をそれぞれ受賞した。おめでとうポール!

ポールのグラミー賞受賞は完全なソロとしては1971年に『アンクル・アルバート/ハルセイ提督(Uncle Albert/Admiral Halsay)』がベスト・アレンジ賞を受賞して以来実に39年ぶりということで、かなり大きなニュースになっている。しかし、調べてみるとたしかに純粋にソロとしての受賞は39年ぶりなのだが、ウイングスやビートルズとしての受賞を含めると上記1971年以降に5回、そしてそれ以前のビートルズ時代に7回の受賞歴がある。一般にポールはグラミー賞とあまり縁がないと思われているが、実は今回が14回目の受賞なのである。しかも、ポールはビートルズ関係では唯一すべての受賞に名を連ねているところがすごい(他のメンバーは受賞に名前が挙がっていないものもある)。

●ビートルズ以降
1971年 「ベスト・アレンジメント」(曲:『アンクル・アルバート/ハルセイ提督』/編曲者:ポール・マッカートニー)

1974年 「ベスト・ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」(曲:『バンド・オン・ザ・ラン』/アーティスト:ポール・マッカートニー&ウイングス)

1979年 「ベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス」(曲:『ロケストラのテーマ』/アーティスト:ポール・マッカートニー&ウイングス)

1996年 「ベスト・ミュージック・ビデオ」(長編)(ビデオ:『ザ・ビートルズ・アンソロジー』/アーティスト:ビートルズ(ポール、ジョージ、リンゴ) ビデオ・ディレクター:Bob Smeaton & Geoff Wonfor ビデオ・プロデューサー:Chips Chipperfield & Neil Aspinall)

1996年 「ベスト・ミュージック・ビデオ」(短編)(曲:『フリー・アズ・ア・バード』/アーティスト:ビートルズ(ポール、ジョージ、リンゴ) ビデオ・ディレクター:Joe Pytka ビデオ・プロデューサー:Vincent Joliet)

1996年 「ベスト・ポップ・パフォーマンス」(曲:『フリー・アズ・ア・バード』/アーティスト:ビートルズ(ポール、ジョージ、リンゴ))

2011年 「ベスト・ソロ・ロック・ヴォーカル・パフォーマンス」(曲:『ヘルター・スケルター』/アルバム『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ・ライブ』収録 アーティスト:ポール・マッカートニー)

●ビートルズ時代
1964年 「ベスト・ニュー・アーティスト1964」(アルバム:『ア・ハード・デイズ・ナイト』 アーティスト:ビートルズ(4人全員))

1964年 「ベスト・パフォーマンス(ヴォーカル・グループ)」(曲:『ア・ハード・デイズ・ナイト』 アーティスト:ビートルズ(4人全員))

1966年 「ベスト・コンテンポラリー・レコーディング」(曲:『エリナー・リグビー』 アーティスト:ポール・マッカートニー)

1966年 「ソング・オブ・ザ・イヤー」(曲:『ミッシェル』 作曲者:ジョン・レノン&ポール・マッカートニー)

1967年 「ベスト・コンテンポラリー・シングル」(曲:『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』 アーティスト:ビートルズ(4人全員) プロデューサー:ジョージ・マーティン)

1967年 「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アルバム:『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』 アーティスト:ビートルズ(4人全員) プロデューサー:ジョージ・マーティン)

1970年 「ベスト・オリジナル・スコア(映画・テレビ部門)」(曲:『レット・イット・ビー』 作曲者:ビートルズ(4人全員))
 

個人的には1996年にビートルズとして3部門で受賞していたのは今回初めて知った。グラミー賞は世界で最も権威ある音楽賞とされているが、とにかく受賞部門のカテゴリーが多すぎて、主要部門以外はあまりよくわからないのが難点である。たとえば今年のグラミー賞はなんと109もの部門賞があった。正直なにがなんだかわけがわからない。

だから「グラミー賞を獲得!」などとひと言にいっても、その受賞部門の格には場合によっては天と地ほども開きがあるのが実情である。それでも受賞すること自体がすごいことであることには変わりはないのだが…。

ただ悪い言い方をすれば、「グラミー賞受賞!」という殺し文句がこれまでレコード会社の格好の宣伝文句として利用されてきたこともまた事実であろう。たとえば、僕は長い間『バンド・オン・ザ・ラン』がグラミー賞のアルバム部門を受賞したものとばかり思っていたものだが、実際に受賞していたのは曲のほうの『バンド・オン・ザ・ラン』であり、しかも受賞対象はそのポップ・ヴォーカル部門という、かなり限定された受賞だったのである。

ちなみに数あるグラミー賞の部門賞の中でも、もっとも価値があるとされているのが以下の主要4部門である。

・アルバム・オブ・ザ・イヤー(最優秀アルバム賞)
・レコード・オブ・ザ・イヤー(最優秀レコード賞)
・ソング・オブ・ザ・イヤー(最優秀楽曲賞)
・ベスト・ニュー・アーティスト(最優秀新人賞)

上記のうち「最優秀レコード賞」と「最優秀楽曲賞」の違いがわかりにくいのだが、「最優秀レコード賞」が1つの曲についてパフォーマー(演者)とプロデューサーに与えられる賞であるのに対し、「最優秀楽曲賞」は1つの曲の作曲者に対して与えられる賞という違いがある。

ビートルズが上記4部門のうち3つを受賞しているというのはさすがである。  
・アルバム・オブ・ザ・イヤー 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』 
・ソング・オブ・ザ・イヤー 『ミッシェル』
・ベスト・ニュー・アーティスト

特に僕がグラミー賞で個人的に最も重視しているのは「アルバム・オブ・ザ・イヤー」で、年間でただ1枚しか選ばれないこの賞にはかなりの重みがあると考えている。グラミー賞では過去に売り上げ枚数を度外視した、しかし完成度の高いアルバムに対してアッと驚く選考がなされたことが何度もあり、それがこの賞を他とは違う特別なものにしているのである。
だからビートルズの『サージェント・ペパーズ』がこの賞を受賞しているのはまあ当然だとしても、ジョージが『バングラデシュ・コンサート』で、ジョンが『ダブル・ファンタジー』でアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しているのは、とにかくすごい歴史的事実なのである。(続く)   

参考:
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
バングラデシュ・コンサート
ダブル・ファンタジー ストリップト・ダウン


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コメント
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お邪魔します。

ややっ、それはめでたい! とひとまず喜んで(笑)。

「ヘルター・スケルター」 の歌唱に対して、っていうことは、「ホワイトアルバム」 でのパフォーマンスじゃなくって、昨今のライヴに関して、ということでしょうかね? もし前者だったら、「なにをいまさら…?」 という感じですけどね。 史上最大の功労賞とか、史上最大のポップ・ロック・アーチスト(この 「アーチスト」 という言葉は大嫌いなのであまり使いたくないのですがポールだけはその大仰な冠に値します)とか、もっとオーゲサな賞を独自に創設しろ!と言いたくなりますが(爆)。

私も管理人様と同様、ビートルズや個々の4人のメンバーって、あまりグラミー賞に縁がない、っていう印象が、どうしてもありますね。 賞をあげ始めてしまうと、全部のアルバム、全部の楽曲が対象になってしまうほどですからね(ファンの欲目、という観点を抜きにするともっと割合は低くなったりしますが)。
却ってガキの頃からとても印象的なのが、アイヴァー・ノベロ賞。 青盤付録の立川直樹サン作成の年表にこれでもかってくらい出ていた印象がとても強いんですが、いまだにこの賞、よく分かんない(笑)。 存続してるのかすら分からない(爆)。

まあグラミー賞だからってその評価に乗ってよく聴いたのは、ビリー・ジョエルの 「ニューヨーク52番街」 くらいなもんかなあ…。

2011-02-16 10:36 │ from 橋本リウURL

リウさん
コメントありがとうございます。『ヘルター・スケルター』は2009年発売の『グッド・イヴニング・ニュー・ヨーク・シティ』収録バージョンが対象であります。ファンにしてみれば、何を今さら的な部分もあるんですが、それでも昨今のポールの活動が評価されるのは個人的には嬉しいですね。

ビートルズは特に『ラバー・ソウル』以降はもっと受賞すべきだったと思いますが、まだまだ時代が追いついていなかったのかな、と一ファンとしては思います。

2011-02-16 21:05 │ from 管理人URL

どうも・・・・
時代がおいついていないわけではなくて、
グラミー賞というのはアメリカの賞なのでビートルズは基本的に対象とずれていることが縁がうすくなっている大きな原因です。逆にイギリス人アーティストとしては破格の扱いを受けているとみるのが正しいとおもます。

2011-02-17 18:10 │ from どんたくURL Edit

どんたくさん
はじめまして、でしょうか?コメントありがとうございます。
なるほど、たしかに60年代~70年代は受賞者がアメリカ人のアーティストに限られている傾向がありますね。近年はクラプトンを始めその傾向も薄れているようですが…。

時代が追いついていなかったというのはあくまでも僕の個人的な意見です。60年代に彼らの作品がどこまで正当に評価されていたか?グラミー賞の選考委員を含め、多くの人はまだその真価を理解していなかったと思います。その考えは変わりませんね。

2011-02-17 22:44 │ from 管理人URL

同感です。私も60年代のおおくの人がビートルズの真価を理解していたとはおもいません。
ただ私がいいたかったのは真価を理解していないから受賞がすくなかったわけではないということです。日本レコード大賞をビートルズが受賞していないからといって、日本人がビートルズの真価を理解していなかったとはいえないですよね。単にそういうことです。

言葉が足らなくてたいへん失礼しました。


しかし、現在の我々がビートルズの真価を理解しているかどうかも実は疑問です。
モーツアルトが現在のような扱いをうけているのは最近のことで、二次大戦前はいまとは全く違う評価でした。サロン向けのムードミュージックぐらいの価値しかみとめられていませんでした。ベートーベンも生前の評価はとても低いですね。マーラーも最近になって評価が高くなった。ベートーベン時代のスターはロッシーニでそれこそビートルズのようにもてはやされた。ベートーベンは随分嫉妬していたそうです。しかし現在のロッシーニの評価はとてもベートーベンには及びません。ビートルズの100年後、200年後の評価を知りたいものですね。
もちろん我々は今を楽しめばいいわけですが。

2011-02-18 00:22 │ from どんたくURL Edit

どんたくさん
あ、いいですねえ。話のわかる方でよかったです(笑)。クラシックの大作曲家のたとえはわかりやすくてよいですね。そういえばあのチャイコフスキーも生きていたときの評価は低かったとか。音楽をひとつの流行とかノリで聴く人は今も昔も大多数なのかもしれません。

そういう私もビートルズの真価を理解できているのか?いやーわからなくなってきました。

2011-02-18 01:07 │ from 管理人URL