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ソロ・リマスター日記 - 8   リマスター版『バンド・オン・ザ・ラン』クイックレビュー - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ソロ・リマスター日記 - 8   リマスター版『バンド・オン・ザ・ラン』クイックレビュー

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スーパー・デラックス盤から遅れること18日、ついに我が家に記念すべきポール・マッカートニー・アーカイブ・コレクションの第一弾『バンド・オン・ザ・ラン』が到着した!まずは一人だけ(心の中)でお祭り騒ぎ。家族の誰も僕の変化には気づかない(気づかせない)のであった(笑)。遅ればせながらポール・マッカートニーさん、本当におめでとうございます。

僕が今回購入したのは久しぶりに日本盤。ビートルズのリマスターはすべて輸入盤だったから、やはりなんとなく安心感はある。とはいっても、実際にモノが作られたのは日本ではなくMade in the EU(ヨーロッパのどこか?)となっているから、表にいわゆる帯が付いていること、日本語の歌詞カードとポール・ガンバチーニ氏による解説の日本語訳が入っていることを除けば何も変わらないのかもしれないが…。(あとDVDにも字幕が入っている)

【パッケージ/装丁】
ビートルズと同じ紙ジャケ仕様はやはり手にしっくりとなじんで愛着が持てる。CD/DVDが3枚入っているのでずっしりとした重量感があり、高級感もなかなかという気がする。僕は正直とても気に入ったしだい。パッケージ/装丁は個人的にはこの路線でOKである。昔アナログLPで見たスナップショットの数々も懐かしさを呼び起こす。

【サウンド/リマスタリング】
本編CD(Disc 1)
率直に言って期待通りの出来である。ビートルズ・リマスターと同じく音圧の底上げを行ないながらも、ダイナミックレンジにも配慮した嫌味のないサウンドに仕上がっていると思う。特にヘッドホンで聴くと左右の耳に近い音がよりクリアになったように感じられる。
遠い昔に聴いたアナログの音はもっと荒削りな印象があったような気がするのだが、どうだろうか。ノイズがきれいに除去されているからなのか、ひょっとすると人によっては音が丸く上品になりすぎていると感じる人もいるかもしれない。だが個人的にはこれで満足である。これがポール・マッカートニー・リマスターの基準となる音になってゆくのであれば何も文句はない。
もう一つ僕が嬉しかったのは感覚的にビートルズ・リマスターと音圧が同一レベルに感じられたことである。つまり、このアルバムの曲とビートルズの曲を混在させても音量の調整をする必要がないので今後編集作業が楽しくなりそうなのだ。僕の究極の夢の一つは、ビートルズと4人のソロのベスト曲を完全に混在させて全集を完成させることである。今までは各アルバムの音のクオリティがあまりにもバラバラでそれができなかったのだ。しかし、これで夢にまた一歩近づいた。

ボーナスCD(Disc 2)
ボーナスCDで僕のお目当てはアルバム・アウトテイクの『愛しのヘレン』、『カントリー・ドリーマー』、『ズー・ギャング』の3曲。どれも既に持っている曲ばかりだが、本編同様ていねいなリマスタリングが施されている。特に『愛しのヘレン』はオリジナルで感じられたラフなマスタリングがかなり改善されているように思う。『ワン・ハンド・クラッピング』からの音源は当時のポールと彼のバンドのパフォーマンスをうかがい知る貴重な資料的価値がある。ただ、これはやはり付属のDVDを観ながら聴くのがベストだろう。

【特典DVD】
全体的に画質の悪さが時代を強く感じさせるものとなっているが、内容的にはやはり『ワン・ハンド・クラッピング』が圧巻である。主としてライブ活動を意識したバンドのスタジオリハーサルのシーンををまとめたという印象の作品だが、ビートルズでこういう映像が残っていたらなあ~、などと感じ入ることしきりであった。つまり普段着に限りなく近い形でポールのスタジオ・パフォーマンスが堪能できるわけだから、これは歴史的にも大変価値のある映像だと思う。曲目も『リトル・ウーマン・ラヴ』から『ソイリー』、未発表曲に至るまでバラエティに富んだ内容となっている。特にポールのヴォーカルはすばらしいの一言で、ビートルズの曲を1曲もやらなくとも最後まで飽きずに聴かせてくれる圧倒的なパワーはさすがである。他にも若き日のポール、リンダと子供たち、デニー・レインや今は亡きジミー・マッカロックなど、大変に珍しい貴重映像が満載である。やはりファンならば少なくともデラックス版は買っておくべきだと思う。
今回『バンド・オン・ザ・ラン』のリマスター版発売を通してこれだけ貴重な映像が出てきたのだから、ファンにとっては今後がますます楽しみになってきた。巷ではビートルズのiTunes発売でかなり盛り上がっているようだが、ポール派の僕としてはそんなものは最早どうでもよい!今となってはアーカイブ・コレクションのほうが千倍も大事なのであった。さあヘソクリしなくちゃなあ~。

参考:
バンド・オン・ザ・ラン デラックス・エディション(完全限定生産盤)(DVD付)
バンド・オン・ザ・ラン スーパー・デラックス・エディション(完全限定生産盤)(DVD付)


コメント
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お邪魔します。
おめでとうございます! 僭越ながら、一緒に楽しんでまいりましょう!

音量がビートルズリマスターと一緒、というのは私も好意的に見ております。 同時に今回のリマスタリングがアビイ・ロード・スタジオでアラン・ラウズ氏たちビートルズ・リマスターと同じスタッフで作られた、というのがちょっと面白いな、と感じています。 このスタッフなら自分のソロも任せていいだろう、とポールが考えたのは確実だと思うのですが、アビイ・ロード・スタジオって、スタッフも含めてもうEMIの手を離れているんですかね? その点も興味深いです。 まあいくらユニバーサルに移籍してもEMIにとってポールは、一生足を向けて寝ることできませんけど(笑)。

1曲目 「バンド・オン・ザ・ラン」 でデニーとポールのギターが左右から聞こえてきますけど、この音像がえらくクリアで、それだけでもう感動です。
2曲目の 「ジェット」。 この曲も楽器の粒立ちがいいですよねー。 この曲、ビートルズ時代からのキャリアを含めても最も偉大なポップ・ソングという認識を、すごくすごく新たにしました。 なんと言ったらいいか、のっけの 「ジェェッ!!」 という発想からポールのヴォーカル・パフォーマンス(特にエンディングのシャウトはもう死にます…笑)から、ベースとシンセのユニゾンから、間奏で入ってくるピアノの奇抜さとか、この曲がビートルズで演奏されなかったことが却ってリミッターがかけられて程よい抑制になっている。 これをビートルズがやったら、ビートルズはそれこそ神より上の存在になってしまっていたでしょう! もっともっとこの曲は評価されてしかるべきです。 まったく色褪せることのない魅力を発散させまくっています。

あ~まだまた書きたいですけど、管理人様の記事より長くなってしまうので(もうなってる?…汗)、また小出しに書かせていただきたいなーと存じます。

2010-11-21 11:22 │ from 橋本リウURL

リウさん
コメントありがとうございます。場合によっては管理者の記事をも凌駕する(汗)長文コメントは当ブログの誇りであります。これがほんの1年ほど前まではほとんどコメントゼロの状態だったのですから、今はホントに嬉しいです。ブログを続ける原動力にもなっています。最近はテツさんというツワモノも登場していますから、負けずに(笑)コメント投稿お願いいたします。『バンド・オン・ザ・ラン』『ジェット』はビートルズも真っ青の超強力アルバムオープナーですよね。今再び聴き込んでます~。

2010-11-21 17:32 │ from 管理人URL

再度お邪魔します。 ウザくてスミマセン。

DVDも含め、このアルバムを通して見て聴いて強く感じたのは、「リンダが生きていた時代」 です。 「ワン・ハンド・クラッピング」 って、ブートレグには全く興味がないために今回初めてその存在を知ったのですが、この中で空手着(柔道着?)を着てドラムをプレイしている、確かジェフ・ブリットンだったかなーと思うのですが(柔道家になるんだ!と言ってウィングスを脱退した人、ですよね…笑)、彼に対してリンダがそーとーダメ出しをしているのが、見ていてとても興味深かったんですよ。 うわ、リンダって、結構サウンド面に口出しとかする人だったんだー、というのが分かったし、そんなリンダの言うことを、誰ーも聞いていない(ように見えました…)ところは、「どシロートがなにいっとるんだ」 という空気も感じたんですよね。 管理人さんはいかがですか?

レコードコレクターズ誌の最新号で、荻原健太サンがポールにインタビューした記事が載っているのですが、「ウィングスの特長は」 と訊かれたポールが即座に 「リンダの存在」 と答えたのが、個人的にはとてもうれしかったです。 私も今回出されたものを聴いていて、同じことを考えていたので。

それにしても話は全く別ですが、DVDの 「ソイリー」。

カッコよすぎる! ポールの代表的ロック・ソングといっても過言ではないでしょう!

2010-11-22 06:58 │ from 橋本リウURL

リウさん
ジェフ・ブリットン笑えましたね。柔道着着てドラム叩くなっちゅーの!(私の目には柔道着に見えましたが、型は空手でしたね。ま、どっちでもいいですが)調べてみたら柔道家転身どころか、いろんなバンドを転々とし、今も現役みたいです。シロウトにドラムのケチつけられたのが本当の脱退理由だったりして(笑)。
私もリンダが堂々とサウンドに口出ししてるのには驚きましたね。ポールが何も言わないから、みんな心の中では「クソー」と思いながらも何も言えないみたいな…。あの場面だけからではホントのところはわかりませんが、ビミョーな空気が流れていたように私も感じました。面白いですよね。

2010-11-22 08:30 │ from 管理人URL

管理人様も無事に『バンド・オン・ザ・ラン』のデラックス盤、入手する事が出来たのですね!良かったです(笑)

今回のリマスターの音質は、私も納得しています。
ポールのアルバムは、『バンド・オン・ザ・ラン』を除いて 1993年の再発からリマスターの音質改善がされていませんから、今回のクォリティーで その他のアルバムもリマスターがされると思うと 今から待ちきれません。

『バンド・オン・ザ・ラン』は ポールの最高傑作と呼ばれていますが、個人的には『ヴィーナス&マース』の方が好きで、どちらも最高傑作として甲乙つけがたいと感じていました。
それでも『バンド・オン・ザ・ラン』が ずっとポールの最高傑作と言われ続けている訳を知りたくて、再びこのアルバムを聴き込んでみました。

理由としてやはりアルバム制作の背景…メンバー脱退という逆境の中で リンダとデニーの力も借りながら ポールが殆ど一人で完成させたと言う活躍ぶり…
そして今までセールスは好調でも 評論家筋からは酷評され続けたポールが、このアルバムで汚名返上し一気にウイングスを世界の頂点に押し上げる狼煙となったアルバムである事。
それと やはり内容的に無駄がないと言いますか、トータル・アルバムとしても非常に上手くまとまっている点。
この後のウイングスのアルバムは ポール以外のメンバーの作品やボーカル曲が収録されていますが、『バンド・オン・ザ・ラン』はポールの作品(共作を含む)とボーカルで占められています。(曲の一部でデニーのボーカル有り) 他のメンバーの曲が無駄とは言いませんが… 完成度が高いポールの曲とボーカルだけでアルバムを占めた事も アルバムの完成度を高めた事は間違いないと思います。
もちろん収録曲の充実ぶりは言うに及ばずです。
あとはアルバムチャートの面で、ポールのソロとしては最大のヒット作品となった事でしょうか。

こういった事が重なって、ポールの最高傑作として認知されるに至ったのかな…と思うのですが どうでしょうか?
きっとこの辺りは リアルタイムで、このアルバムに接した方々でないと 上手く説明出来ないのかなと思ったりもします。

なぜ最高傑作という言葉に こだわるかと言いますと、私の様な随分と後からのファンからすると 『タッグ・オブ・ウォー』や『ヴィーナス&マース』『ラム』であったり、もっと他にも ポールの傑作アルバムってあるよな… そんなに『バンド・オン・ザ・ラン』が突出しているのかな…って言う感想を持つ訳です。

今回の再発で『バンド・オン・ザ・ラン』の素晴らしさを もっと感じる事が出来たらと思いますね。

もちろん『バンド・オン・ザ・ラン』を過小評価している訳でなくて、その他のポールのアルバムも凄いぞ!って言う事を世間の人にも もっと知ってもらえたらと思うのですね。
そういう意味でも 今回の「アーカイブ・コレクション」 これからが本番ですよね。ユニバーサル・ミュージック・ジャパンさんにも しっかりプロモーションして頂いて この後に続くポールの再発を盛り上げて欲しいと思います!

あと 余談になりますけど、収録曲の「ミセス・ヴァンデビルト」って、ビートルズの弟分的バンド・バッドフィンガーが1971年に発表した「アイド・ダイ・ベイブ」に 特にイントロの部分が似ていませんか? ちなみにこの曲、ジョージ・ハリスンがブロデュースしています。

今回の『バンド・オン・ザ・ラン』のデラックス盤に付随されている、ラゴスでのレコーディング時の写真を見ると、直前のメンバー脱退やスタジオ設備の問題、現地の悪天候や治安の心配等々 色々と大変だったはずなのに、ポールはとても嬉々としてラゴスでの生活を楽しんでいる様子ですよね。
逆境に強いポールですけど、やはり良い仕事を成し遂げるには 強い精神力も不可欠だよな~と思った次第です。こんな所にもポールが音楽家として大成功した秘密がある様に思えます。

またまた取り留めのない長文になって申し訳ないです… あと じょんじーさん、お元気にされているのかな…

2010-11-23 02:46 │ from テツURL

テツさん
コメントありがとうございます。私も『ヴィーナス・アンド・マース』好きですよ。聴いた回数からすると『バンド・オン・ザ・ラン』以上かもしれません。それだけにリマスター版には期待してます。私が持っているCDはちょっと音色が派手過ぎるキライがあるので、そこが改善されれば生まれ変わったような作品になるかもしれません。私自身はリマスター化でポールの作品に対する評価が一変するようなアルバムがかなり出ると見ています。ポールの再評価はまだまだこれからでしょう。
『アイド・ダイ・ベイブ』は知らなかったので、アマゾンで試聴してみましたら残念イントロは聴けませんでした~。私のようにバッド・フィンガーの曲を1曲も知らないビートルズファンも珍しいのかもしれませんね(笑)

2010-11-23 05:10 │ from 管理人URL

そうですよね、今回のリマスター作業で 印象が変わるアルバムって多いと思います。ビートルズは当然ですが、ソロになってからのポールも凄い!っていう事を もっと沢山の人に知って欲しいです。今回のアーカイブ・コレクションで改めて再評価される日も近いですよね。

『バンド・オン・ザ・ラン』のデラックス盤に収録されたDVDはとても興味深かったですね。特に『ワン・ハンド・クラッピング』は最高でした。
やっぱりポールのライヴ・パフォーマンスは最高です。特に歌声が素晴らしすぎる! あまり使いたくはない表現ですが、全盛期のボーカルは圧巻ですね。あれだけ多彩な歌声を使い分ける技量にも感服です。

実は私も『ワン・ハンド・クラッピング』は、学生時代にレンタルビデオで借りて見た事があります。
通常のレンタルビデオ屋さんで、輸入盤だったと思います。
画像は粗く字幕もなかったので、唐突に現れたジェフ・プリトンが空手の型を披露しているシーンなんて怪しさ満点でしたが…(苦笑)
でもポールのパフォーマンスは素晴らしく、当時もとても感動して見た事を覚えています。特に「西暦1985年」には痺れました!あれからオフィシャルで発表されるまで…長かったなぁ… 

ポールが、ウイングスの特徴はリンダの存在と答えたのは嬉しいですね。
確かに、リンダが他のメンバーに意見したり バンド内の雰囲気は複雑だったと思いますけど、あの時代リンダが傍にいなければ ポールはやって行けなかったのではないかな…
その事を本人が 一番理解しているからこそ 出た言葉だと思います。

そう思うと、今のバンドにリンダがいないのは寂しいですね。それを一番に実感しているのはポールでしょう。
ポールには これからもライヴで、リンダに捧げる為に「マイ・ラブ」を演奏し続けて欲しいです。

2010-11-24 03:40 │ from テツURL

テツさん
へえ~、『ワン・ハンド・クラッピング』は輸入盤で存在してたのですね。私はてっきり海賊版のみかと。ともかく今後もポールの映像には期待ですね。楽しみです。

2010-11-24 17:08 │ from 管理人URL

待ちに待った入手、おめでとうございます!
特に「ワン・ハンド・クラッピング」での管理人さんやテツさんの感想にはとても共感します。

以前にも書きましたが、声はもとより表情やリズムの取り方といい、自身の有り余る歌手としての才を持てあましている(笑)様子がとても伝わってきますね(特に「1985年」と「ソイリー」に顕著)。

これから2年後の全米ツアーでの“かすれ声”も絶品ですが、厳密にはポールのヴォーカリストとしての最盛期はこの“かすれ一歩手前の1972~1974年”であると思っています。
「バンド・オン・ザ・ラン」が最高傑作と呼ばれる所以は、まさにこの事と無関係ではないでしょう。
何かとマルチなミュージシャンとして評価されがちのポールですが、同映像を観ていると「やっぱりポールは世界一のシンガーだ!」という当たり前の事を思い知らされますね。

2010-11-24 22:34 │ from アイヤーダイURL

アイヤーダイさん
コメントありがとうございます。髪伸びましたね~(笑)。結婚もお近いようでおめでとうございます!万華鏡のごときポールの声は、神が与えたもうた世界最高レベルの宝であると私も思っております。それだけに、70年代後半~80年代はもっと大事に大事にしてもらいたかったと・・・。特に初来日時のガラガラ声にはショックでした。2000年以降は逆に少し改善したのは奇跡ですな~。

2010-11-24 23:07 │ from 管理人URL

管理人さん、どうもありがとうございます。私事で恐縮です(笑)。
そうですね、特に初来日時の「ヘイ・ジュード」のあんまりな出来にはとてもショックを受けました。
願わくば、「ワン・ハンド~」時での同曲を一度でいいから聴いてみたかった・・・ラストのアドリブシャウトを想像するだけでゾクゾクします。

2010-11-25 01:47 │ from アイヤーダイURL

またまたまたお邪魔です。
アイヤーダイ様、私からもお祝い申し上げます!

ところでこの 「バンド・オン・ザ・ラン」 のDVDを見ていて、長年から思っていたことを久々に思い出しました。

リンダとデニー・レインが、仲いいんですよ!(笑)

私はデニー・レインがウィングスを最後までやめなかったのは、実はリンダが好きだったからなのではないかと、ずーっと思っておったのです(下世話な話でスミマセン)。 今回このDVDを見て、リンダも結構思わせぶりな感じで、ますます気になってきました…(笑)。 ポールはそんなふたりの仲の良さを内心忸怩たる思いで見ていたのではないでしょうか。 後年ポールとデニーとは感情的にこじれている感がありますが、デニーの問題行動以外に、リンダをめぐる確執がベースにあるような気がしてならないんですよ。

とまあ、ワイドショー的な話はここまでにして、デニー・レインがウィングスに与えた影響というものも、今回改めて感じました。
「ノー・ワーズ」 はポールとデニーとの共作ですが、「ユワナギービョーラーバウェー」 の 「ラーバウェー」 の部分、コード的にはマイナーになる展開ではないのですが、あえてマイナーにすることで、胸が締め付けられるくらいの切なさを帯びてくる。 これってデニーの仕業じゃないのかな、なんて考えたりしてます。 あーこの曲、地味目だけど大好きなんですよ。

デニーがウィングスに提供した歌って、切ない系のモノが多いと思いませんか? 私が特に好きなのは 「スピード・オブ・サウンド の中の 「君のいないノート」 なんですが、内容的にリンダに向けて歌ったような感じがするんですよ。 切ない片思いだなあ…。
そのほかにもポールとの共作 「ピンチをぶっとばせ」 も切ない系だし、明るい曲調の 「アイ・ライ・アラウンド」(たしか 「死ぬのは奴らだ」 のB面)も、明るくなりきれてない、という感じ。 ポールはジョンから、アグレッシヴで過激な姿勢を影響され続けたと思うんですが、デニーはポールに、ダウナー系の名曲を作るインスパイアを与え続けたような気がするんです。

では、「バンド・オン・ザ・ラン」 を聞いて見てまた何か感じましたら、ランダムに訪問いたしますのでよろしく!

2010-11-26 05:49 │ from 橋本リウURL

リウさん
おっとこれは爆弾発言(笑)。なるほどね~、そういう風に考えたことはなかったですが、けっして有り得ない話ではないと思いますね。ジョンもポールがヨーコに気があると思い込んでいた、というウソみたいな話もありますし(汗)。
『ノー・ワーズ』は最高ですね。その他にもデニーのウイングスでの貢献度は大変なものがあります。『夢の旅人』しかり。私は特に『子供に光を』がメチャクチャ好きなので、こちらもリマスター盤に期待です。

2010-11-26 08:44 │ from 管理人URL

デニー・レインとリンダの関係、深読みすると面白いですね(笑)
デニーとポールは、昔からの旧知の仲だったらしいですし、ウマガ合ったんでしょうね。そういう意味でリンダにとってもデニーは気を許せる仲間だったのかも知れません。

デニー・レインって、ウイングスを語る上で 絶対に欠かせないメンバーですよね。
ポールとリンダを除いては、バンド結成から解散まで在籍した唯一のメンバーですし、ポール同様にソングライティングに優れ マルチプレイヤーだった点も、ポールにとても重宝されたと思います。

特にアルバム『ロンドン・タウン』では、ポールと数多く共作していますし デニーの存在感が強いアルバムになっていますね。
デニーはフォーク調の曲が なかなか良いですよね。私は「チルドレン・チルドレン」が特に好きです。

そんなデニー・レインですけど、ウイングス在籍時にバディ・ホリーのカバー・アルバムをポールのプロデュースで ソロ・アルバムとして発表していますよね。
バディ・ホリーの版権は彼の大ファンであるポールが所有している事で有名ですけど このカバー・アルバム、どちらが先に制作する事を言いだしたのか分かりませんが、このカバー・アルバムをリリースする事によりポールにも少なからず収益が入る訳で…

そんな企画をデニーにさせた(?)ポールも安易な印象がありますけど、それに乗ってしまうデニーも どうなのでしょうか…(苦笑)
もちろんビジネス以前に、バディ・ホリーに対する深いリスペクトの想いがあると信じたいですけど、デニー・レインは良い意味でも悪い意味でも ポールにとって扱い易い人物だった気がしてなりません…

もちろんデニー・レインもポールと一緒に活動する事によるメリットは とても大きかったはずですし、ある意味ドライな関係で お互いにメリットを感じて繋がっていた仲だったのかなぁ…と少し意地悪な見方ですが思ってしまいます。
そういう意味では、ビートルズのメンバーとポールとの関係とは 大きく違うと思いますし、比較するに及ばないかも知れませんね。

それでもデニーは純粋に音楽面だけ取り上げれば、あの「夢の旅人」をポールと共作した人ですからね。
特に『ロンドン・タウン』が再発される時には、デニーが再び見直される気がします。

近年ポールとデニーが交流を持ったという話、私は聞いた事がありませんが 実際どうなのでしょうか…

2010-11-27 04:34 │ from テツURL

テツさん
デニーはもちろんウイングスを語る上でなくてはならない存在ですし、ポールと共作または単独でいい曲をけっこう残していますから、私ももっと評価されてもいいと思うんですけどね。ただ、ウイングス解散後にソロで全く売れなかったのがいけません。やっぱポールがいなきゃダメなんじゃん、て思われてしまいますから・・・。さてポールとデニーの近年の交流については、面白い写真がありますから近いうちに記事にしますね。

2010-11-27 05:45 │ from 管理人URL

『holley days』に関してはもうけ話というよりはカタログ増やしの為にリリースされました。ビジネス上の体裁を整えるためです。同時期に『スリリントン』も発売されていますが、これも同様の理由です。表向きはデニーレインのソロアルバムですが、完全なポールのワンマンレコードです。つまりデニーのボーカルもポールの楽器としてあつかった感じです。バディホリーに思い入れのあるポールですから自分でうたいたかったに違いありませんが、なにしろウイングスの全盛期の話です。常にチャートのトップを走っていたときですが、うかつにカバーアルバムなど発売できる空気ではなかったということでしょう。現在ならポールのボーカルででるでしょうけどね。ほとんどプロモーションもしていませんが、はなからカタログ増やしだけが目的ですのでもうけは関係ないからです。バディホリーの権利はMPLが持っているのでその点で経費が全然かからないのもこのプロダクションにはぴったりだったはずです。

デニーに好意的な意見が多い事におどきました。同時代を体験してきたものにとってはデニーは実にうさくさい人物です。浪費癖はつとに有名でついには破産し、せっかくのポールとの共作クレジットもすべて売り払ってしまいました。買い取ったのはポールマッカートニーその人です。そればかりかウイングスのスキャンダラスなウイングスというかポール&リンダの暴露本まで出版し大ひんしゅくを買いました。このひとは全くどうしようもないひとなんですね。

声質が何となくジョンに近いというのは彼の数少ない美点かもしれませんね。『バンドオンザラン』をワンコラース手伝った、と、ジョンが発言したとかしないとかというエピソードがまことしやかにつたえられていて、それがセカンドヴァースの最後のコラースなんですが、たしかそういわれてみるとジョンに聞こえないこともない、バンドオンザランでもっともドキッとする瞬間ですね。もちろんこれはデニーの声だと思いますが、実に印象的な仕事をしたということでしょうか。

2010-11-28 23:07 │ from じょんじーURL Edit

じょんじーさん
コメントありがとうございます。“Holly Days”私はそのアルバムの存在すら知りませんでした。もちろんとっくに廃盤なのでしょうが、デニーがヴォーカルのカバーアルバムとなると特に聴きたいとも思いませんが・・・。何枚か発売したソロアルバムも全く興味なしです(笑)。あとデニーがウイングス解散後にいろいろとポールの悪口を言っていたことは知っていましたが、そこまでひどいとは知りませんでした。暴露本なんてとんでもないですよね。ま、その人間性はともかく私は残した作品についてはやはりデニーは高く評価したい派ですね。

2010-11-29 02:15 │ from 管理人URL

『ワンハンド~』は今回がはじめての正式発売です。それ以前にでまわっていたのは海賊盤と考えて間違いないとおもいます。今はすくなくなりましたが、海賊盤をおいてあるレンタル屋というのもすくなからず存在してましたからね。レンタル屋にあるのが正規とはかぎりません。

2010-12-05 12:09 │ from じょんじーURL Edit