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アビイ・ロード・スタジオは本当に売りに出されてしまうのか? その3 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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アビイ・ロード・スタジオは本当に売りに出されてしまうのか? その3



アビイ・ロード・スタジオ売却か?のニュースが世界中に流れてから、わずか5日足らずでEMIがその売却案を撤回した。その背景には、世界中の音楽を愛する人々からの反対の声と、売却撤回直後に発表された「アビイ・ロード・スタジオを歴史的建造物(重要文化財)に指定する」というイギリス政府からの公式声明が大きく関与していると推察される。つまりは、一つの音楽スタジオが政府をも動かしたのである。このイギリス政府のすばやい対応と決断には深い敬意を表したい。アビイ・ロード・スタジオは本当に何ものにも代えがたい地球レベルの文化的遺産なのだから。

僕がこのニュースをブログで取り上げたとき、その題名を「アビイ・ロード・スタジオは本当に売却されてしまうのか?」という疑問形にしたのも、そのような暴挙が本当に許されていいのか、という感情がふつふつと湧き上がってきたからである。「金のためなら何をやってもいいのか?」「EMIの経営陣に良心というものはないのか?」等々の思いが怒りにも似た感情を引き起こしたのである。

我らがサー・ポールも、売却案が報じられた直後に以下のようなコメントを残している。
「(アビイ・ロード・スタジオは)ビートルズの思い出がたくさん詰まった場所だ。そこは今でもすばらしいスタジオだから、もし誰かがなんとかしてそれを阻止できれば、それに越したことはないね。実のところ、スタジオに関わりのある人々の間で、閉鎖を食い止めようという動きはずいぶん前からあるんだよ。」

この時点では、ポールは自らがスタジオの買収に動く可能性には言及していなかった。しかし、もし政府がスタジオを歴史的建造物に指定しなかったなら、彼自身が他の数名と共になんらかの形でスタジオの存続をバックアップしたであろうことは想像に難くない。

スタジオが歴史的建造物に指定されたことで、建物を取り壊したり、内装を著しく変えることは難しくなるのだという。これは全く歓迎すべきことだ。レコーディング・スタジオというものが音楽制作の最前線という役割を終えようとしている今こそ、過去の偉大なる傑作を生みだした聖地として、アビイ・ロード・スタジオは永く永く保存されてゆくべきなのである。

参考:アビイ・ロード・スタジオで録音された代表作
ザ・ビートルズ “アビイ・ロード

ピンク・フロイド “狂気
オアシス “ビー・ヒア・ナウ
レディオヘッド “OKコンピューター


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