ビートルズ・リマスター日記 - 22  「アビイ・ロード」「パスト・マスターズ」 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ビートルズ・リマスター日記 - 22  「アビイ・ロード」「パスト・マスターズ」

まず、記事にはできなかったが、12月8日はジョンの29回目の命日であった。彼が残したすばらしい音楽と、愛と平和のメッセージに敬意を表して、合掌。


約3か月もかかってしまったが、僕の独断的ビートルズ・リマスターの感想文も今回で完結を迎える。最終回(第7回)。

発売から約3か月間、ほとんど毎日のように全アルバムをまんべんなく聴いてきたが、お世辞抜きにこのビートルズ・リマスターの音はすばらしい。今回のリリースはただ単に1アーティストの再発プロジェクトにはとどまらず、CD音質の概念というものを根本的にくつがえす歴史的な事件であったことを指摘しておきたい。これからビートルズ・リマスターをお手本として過去の名盤が再び生命を吹き込まれ、次々と蘇ってゆくにちがいない。ビートルズの音楽的革命は今もなお続いているのである。

“Abbey Road(アビイ・ロード)”
個人的に一番好きなビートルズのアルバムであるだけに、この作品のリマスター版の出来は大いに気になるところであった。

結論から言ってしまえば、現時点でファンが望みうる最高の「アビイ・ロード」になったと思う。

そのサウンドはアルバム全編を通して非常にクリア、かつ深い奥行きを感じさせる仕上がりになっていると思う。しかも、ボリュームを上げて聴いても耳疲れしないある意味アナログのような優しい音になっている。またこのあたりは「リボルバー」あたりにも共通するのだが、特にポールのベースとリンゴのドラムスが以前よりも前に出ているように感じる(もちろん全体のバランスを崩さない範囲である)。円熟の域に達した2人のプレイがこれまで以上に楽しめる。

「アビイ・ロード」はアルバム全体としての出来がすばらしいので、個々の曲を取り上げるのはあえてやめておこうと思う。

“Past Masters(パスト・マスターズ)”
もともと異なった時期に発売されたシングル盤を中心に編集されたアルバムであるから、87年のCD音質には個々の曲の仕上がりにかなりのバラつきを感じていたものである。しかし、今回のリマスター盤でそのバラつき感がほぼ解消されていたことには正直驚いた。あいかわらずいい仕事である。

2枚のアルバムにずらりと並んだ名曲の数々(特にVol.2)は、オリジナル・アルバムに未収録の作品で占められているとはとても考えられないほどに高いクオリティを誇っている。結果的にオリジナル・アルバムにも決して引けをとらない完成度になっているあたりはいかにもビートルズらしい。

Vol.1では“From Me To You(フロム・ミー・トゥー・ユー)”、“I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)”、“Slow Down(スロー・ダウン)”あたりの仕上がりの良さが特に印象に残った。

Vol.2では、まず1曲目の“Day Tripper(デイ・トリッパー)”が出色の仕上がりとなっている。この曲のこれまでの印象さえも一変させるほどのリマスター効果だと思う。ポールのやや遅れ気味のベースプレイがまた心憎い(ポールの名演の1つだと思う)。その他“Rain(レイン)”、“Lady Madonna(レディ・マドンナ)”、“Hey Jude(ヘイ・ジュード)”、“Revolution(レヴォリューション)”、“Let It Be(レット・イット・ビー)”などが特に心に残った。

参考:Amazon.co.jp “ザ・ビートルズ・ストア”


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