ビートルズ・リマスター日記 - 15 「ハード・デイズ・ナイト」「ビートルズ・フォー・セール」 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ ホーム » ビートルズ・リマスター日記 » ビートルズ・リマスター日記 - 15 「ハード・デイズ・ナイト」「ビートルズ・フォー・セール」

ビートルズ・リマスター日記 - 15 「ハード・デイズ・ナイト」「ビートルズ・フォー・セール」

ビートルズ・リマスターの独断的感想第2回。

“A Hard Day's Night(ハード・デイズ・ナイト)”
今回のリマスターで長い間おなじみだった「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」の副題は完全になくなってしまったようである。個人的にはずっと違和感を感じていたので、まあよかったかなと…。それはさておき、3作目の「ハード・デイズ・ナイト」は全14タイトルの中では、個人的に最も印象の薄いリマスター作品となった。

もちろん全体的な音質は格段に向上しているし、特にこれといった欠点も思いつかないのだが、他のアルバムで感じられたような新鮮な驚きには正直欠けていたように思われる。ただ、この評価もあくまでも他のアルバムと比較しての話であって、決してリマスターの出来自体が悪いというわけではない。

サウンドのほうも、完全に左右のスピーカーに振り分けられていた前2作と比べ、ステレオミックスに格段の進歩が見られる。そういう意味ではこの第3作はサウンド的にみてひとつの大きな過渡期ともいえるだろう。そして、次作「ビートルズ・フォー・セール」においてビートルズのステレオサウンドはいちおうの完成をみるのである。

さて、この「ハード・デイズ・ナイト」では曲単位で特に大きな違いを感じたものはなかった。どの曲もある一定のレベルでほぼ均一にクオリティがアップしていると思う。

“Beatles For Sale(ビートルズ・フォー・セール)”
発売前から出来がよいと特に前評判の高かったアルバムの1枚である。たしかに、以前のCD音質に比べると天と地ほども差があることが一聴してわかる。曲によっては、ただ音がクリアになっただけではなく、各楽器の微妙な響きやニュアンスといったものまでもが聴き取れたりするほどだ。

「フォー・セール」はビートルズのオリジナルアルバムの中では比較的評価の低いアルバムだと思うが、その原因の一つは今までのCDの音が悪すぎたからではないかと思えるようにもなった。というのも、こうして実際音が良くなってみると、けっこう何度も聴きたいと思わせるような佳曲が並んでいるからだ。

というわけで、「フォー・セール」は今回のリマスターで最も恩恵を受けたというか、成功したアルバムの1枚に数えられると思う。

曲単位でみると、“みんないい娘”が再評価を余儀なくされるほど出色の仕上がりだと思う。この曲は僕自身今までは聴かずに飛ばす曲の一つだったが、リマスターされて曲が全く生まれ変わったという印象だ。それ以外にも、“アイル・フォロー・ザ・サン”“カンサス・シティ”“パーティーはそのままに”“ホワット・ユー・アー・ドゥーイング”などが特に印象に残った。

参考:Amazon.co.jp “ザ・ビートルズ・ストア”


コメント
非公開コメント