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EA ファースト・インプレッション - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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EA ファースト・インプレッション

たしかにこのアルバムには“Jet”も、“Silly Love Songs”も、“My Love”もないかもしれない。キャッチーな大ヒットチューンはないかもしれない。しかし、このアルバム“Electric Arguments”を聴いた人は古くて新しいポール・マッカートニーを発見するだろう。彼の音楽性の深さに驚嘆するだろう。断言しよう。新たな傑作の誕生である。

ファイアーマン名義のアルバムから、これほど完成度の高い作品が生まれるなどと、いったい誰が予想しただろうか?答え・・・誰も、である。だからこそ、欧米の多くの批評家たちはこのアルバムを驚きと称賛をもって迎え入れている。はっきり言ってポールの作品では非常に珍しい現象が起こっている(笑)。日本では…残念ながらまだほとんど話題にさえなっていない状況だが…。まあいい、遅かれ早かれこのアルバムのすばらしさに気がつくにちがいないから。

1曲目から8曲目までは完璧な作品群で占められている。とにかく8曲目までは1曲の捨て曲もない完璧なポップ・ロックアルバムだ。すごい!8曲すべてが名曲だと思う。
そして9曲目からは全体的な雰囲気がガラッと変わり、最後の13曲目まで従来のファイアーマン的な流れを汲む作品が続く。

よって個人的に採点すると1曲目から8曲目までが95点、9曲目から13曲目までが60点くらいになる。アルバム全体としては90点だ。前作“Memory Almost Full”もすばらしいアルバムだったが、2000年代の作品としては“Chaos and Creation in the Backyard”の次に好きなアルバムになりそうだし、個人的にはこのアルバムはポールの全ソロ作品の中でもかなり上位にランクされそうである。

感激のあまりやや大げさな表現になってしまうところはいつもの事ということでご容赦願いたいが、ポールファンならば1~8曲目まではきっと楽しんでもらえると思う。以上、まずは第一印象でした~

参考:
“Electric Arguments”(日本盤)
“Electric Arguments”(US盤)
Chaos and Creation in the Backyard
Memory Almost Full


コメント
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こんにちは。いつも見ています。1曲目から8曲目まではおれも同じ評価です。13曲目はイントロがStairway to Heavenみたいな70年代の曲みたいで俺は95点です。大傑作アルバムですね。

2008-12-03 11:15 │ from けんURL

けんさん

コメントありがとうございます。13曲目はパワフルな曲で僕も大好きです。このアルバムがじわじわと評価を上げていくのを見守りましょうか。グラミー賞も夢ではない??

2008-12-03 12:17 │ from 管理人URL

お邪魔いたします。
このアルバムをファイヤーマン名義で出したのって、ポールはファン以上に、「ポール・マッカートニー」というイメージを大事にしているな、って感じがしました。 自分のファンに「なんじゃコレ?」と思われたくない気持ちが強い、っていうか(笑)。
それって、昔はあんまり感じていなかった束縛なんじゃないのかなー。
平気で自分のイメージをぶち壊す「マッカートニーⅡ」なんか作ってましたしね。
それでも、ポールの心の中では、「ラム」とか「ワイルド・ライフ」を作ったときのラジカルな部分が、まだまだ残っている。 そのたまった部分を、このアルバムで吐き出したような感じがします。
それゆえに、このアルバムはポールファンを心底から驚かし、傑作と認識させるのでは?
私? もちろん、これは傑作だと思います!
ただし、歌詞が分からない!(笑)
多少はヒヤリングも出来ますけど、ちゃんとした歌詞を知りたいです。

2010-04-18 10:12 │ from 橋本リウURL

橋本さん
過去記事へのコメントありがとうございます。個人的にはあのアルバムはファイヤーマン名義で出す必要はなかった作品と今では感じてます。実験的なこともどんどんポール・マッカートニー名義でやればいいんじゃないかと。実際あのアルバムと正統派のポールの楽曲を組み合わせていればすごいことになったかも?ともかくポールはいまだに創造性の輝きを失っていないことをあの作品は再認識させてくれました。絶え間なきチャレンジ精神には頭が下がります。

2010-04-19 11:10 │ from 管理人URL