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再び柴田淳 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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再び柴田淳

柴田淳のアルバム“月夜の雨”を大絶賛する記事を書いたのが去年の3月。あれからもう2年近くも経ってしまった。最近は特に月日の過ぎるのが早いと感じる。

その後すっかり彼女の作品からご無沙汰してしまったが、先日ふとしたことから彼女のニューアルバムが今年の6月に発売されていたことを知った。アルバムのタイトルは“親愛なる君へ”。
前作“月夜の雨”があまりにもすばらしいアルバムだったので、当然聴いてみなくてはならない、という気持ちになった。というわけで、前述のCD宅配レンタルを利用させていただきました(笑)。

このアルバムからシングルカットされた“愛をする人”は映画『おろち』の主題歌にもなったそうである。それだけで昨今の彼女の注目度の高さがうかがい知れるというものだ。して、そのアルバムの内容は…。

きっと僕が期待しすぎたせいもあるのだろう。僕個人の評価としては、前作“月夜の雨”には何のためらいもなく10点中9点を付けるのだが、本作“親愛なる君へ”は7点を付けるのがやっと、といった印象。1曲でも大ヒットがあれば大ブレイクする可能性を秘めたアーティストであるだけに、今回のアルバムの内容には正直言って不満である。そうはいっても各収録曲はどれも水準以上の仕上がりになっているのだが、大変な潜在能力を感じるソングライター、そしてアーティストだからこそ、あえて辛口のコメントを残しておきたいと思う。

そして久々に聴き直した“月夜の雨”は、やはり息を飲むほどにすばらしいアルバムだった。僕がこれまでに聴いた日本人アーティストの作品としては、まちがいなく10本の指に入る名盤だと思う。

柴田淳という人は、そもそもマイナー調の作品を基本とするアーティストなのだと思う。初期の中島みゆきほどではないが、なんとなく人生に背を向けてしまう屈折した雰囲気がある。どことなく影がある。だがこと“月夜の雨”に関しては、影の部分と光の部分がとてもいい具合にブレンドされている。明るくて、茶目っ気のある彼女の一面がアルバム全体に絶妙な空気感、そしてバランスをもたらしているのだ。考えてみると、世に名盤と呼ばれる作品は、どれも光と影のバランスが取れたものが多いのかもしれない。

というわけで、独断と偏見で“月夜の雨”を一生ものアルバムに認定します!そして、彼女の次回作にも期待!

参考:
月夜の雨
親愛なる君へ


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