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ポールの曲 “Hope of Deliverance(明日への誓い)” - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールの曲 “Hope of Deliverance(明日への誓い)”

“The McCartney Years”のDVDに収録されているプロモーション・ビデオの中でも、この“Hope of Deliverance”は最も出来のいい部類に入るビデオだと思っている。
自然と動物をこよなく愛するポールとリンダにとって、森の中での撮影はなんだかとてもしっくり来るものがあるし、他のメンバーたちの表情も豊かで、純粋にセッションの楽しさが伝わってくるようだ。

この曲が収録されている“Off The Ground”というアルバムは、“Press to Play”ほどではないにしろ、ポールのアルバムの中では少し異彩を放っているというのが僕の意見だ。収録されている作品全体に、なんとなくポールであってポールでないような香りを感じてしまうからである。
この“Hope of Deliverance”も、ロックやポップスの枠にとらわれないジャンルを超えたワールド・ミュージックといった趣がある。ポールがまた一つ新しい領域に足を踏み入れたことを強く感じさせる名曲の誕生である。このようにタイプの違う曲を次々と生み出していくポールの創造性にはひたすら感服するしかない。

DVDのコメンタリーでは、ポールがこの曲がドイツで400万枚も売れたと言っている。400万枚といえば、僕のようなオジサンは「およげ、たいやきくん」などをを思い出してしまうのだが、ともかくとてつもない数字である。本国イギリスで最大のヒットとなった“Mull of Kintyre”でさえ250万枚といわれているから、個人的にはポールの言う数字の正確性には少々疑問が残る。
そんなわけで、ネットで少し検索をかけてみたのだが、残念ながら正確な売り上げ枚数までを確認するには至らなかった。ただ、ともかくこのシングルがドイツで1位になったことだけは確かなようだ。またヨーロッパ各国でもかなりヒットしたらしい。アメリカではビルボードで83位までしか上がらなかったのだから、ヒットチャートなんてつくづく当てにならないものだ。とりわけ昨今では、ヒットチャートはマスコミや業界によって作られているものという思いを強くしている。踊らされないよう気をつけなくては…。
コメント
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昔の記事ですが、初めてコメントさせて頂きます。
自分はビートルズはおろかキスオンザボトムでさえ後追いというペーペーの学生ファンなのですが、初めて聴いたときからこの曲が大好きでした。
明るくポップなサウンドはこれぞポール!と思いましたし、思えばwings時代以来かもしれないバンドサウンドだったのが大きいかったです。
実は、僕は「フレイミング・パイ」よりも「オフ・ザ・グラウンド」の方が大好きなんです(苦笑)
リアルタイムで聴いていないガキなもんですから、たった1年弱でビートルズ時代から軽く50年分を聴いた訳でして
もしかしたら「フレイミング・パイ」の落ち着いたサウンドに「老い」を急激に感じてしまったのかもしれません。
その前に現役感覚溢れる「オフ・ザ・グラウンド」があったものですから、余計反動で好きになったんだと思います。
ズレてしまいましたが、ともかくもこの曲は僕にとっては長い年月を経てなお前向きに生きていくポールの象徴のような印象深い曲です。

2013-05-01 00:40 │ from 村正URL

村正さん
コメントありがとうございます。若い方からのコメントは嬉しいです。「たった1年弱でビートルズ時代から軽く50年分を聴いた訳でして・・・」。なんという贅沢、そしてなんという不幸でしょう!(笑)。
世間の評価など気にせず、『オフ・ザ・グラウンド』最高!でいいと思います。そのうち好きなアルバムがコロコロ変わるというようなことも経験するかもしれません。浅そうで深いポールの音楽。35年聴き続けてもまだ飽きないオジサンがここにいます(笑)。
昔の記事へのコメントは大歓迎です。

2013-05-01 01:35 │ from 管理人URL

なぜドイツでヒットしたか

私は、この曲がドイツでNo1ヒットとなり400万枚売れたというのを聞いてなるほどと思いました。ドイツは人口が約8千万人ですから20人に一人か購入したことになります。どこの家庭でも購入されたことになります。

ポールの曲には聖書、キリスト教を土台にした曲が沢山あります。
私はいつか、「ポールとキリスト教について」という本を書いてみようかなと思っています。
この「Hope of Deliverance」という曲ですが、「配達の希望」と訳してはいけません。
deliverという単語は聖書の中では「配達」と訳されることはありません。
「救い出す」「救済する」聖書の例文を示します。
・Deliver us from evil.
悪より救い出し給え。
・Bring us not into temptation, but deliver us from the evil one. For yours is the Kingdom, the power, and the glory forever. Amen.’
わたしたちを誘惑に陥らせることなく,悪い者からお救いください。王国と力と栄光は永久にあなたのものだからです。アーメン』。 - 『マタイによる福音書 6:13』
とあります。
ドイツは宗教改革を行ったルターの国ですし、宗教曲を沢山書いたバッハの音楽を愛する信仰深い国民性があります。
ドイツの人は、この曲をラブソングではなく、宗教曲として聴いたのではないでしょうか。



2014-03-21 14:39 │ from 青柳URL

青柳さん
コメントありがとうございます。キリスト教かどうかは別にして、私はポールという人は意外と宗教的な人だと思っています。ただ彼の場合、それがけっして「宗教臭くならない」ところがいいところだと。宗教はともすれば押し付けがましくなってしまいますが、ポールにはそれがない。明るくカラッとしているところが私は好きですね。

2014-03-22 14:07 │ from 管理人URL

Hope of Deliverauceはポールにとって重要な曲に思えます。
まずこの記事にあるように400万枚を売り上げたこと。
そしてその甲斐あってか90年代以降でベスト盤に収録された数少ない曲なこと
カラオケで歌える90年代以降の数少ない曲なこと
日本の番組の主題歌になった曲なこと
そして近年のツアーで頻繁に演奏されている90年代以降の数少ない曲のこと
ファンの中では人気が乏しいですが、僕は好きですね
いつか日本で演ってくれないかなぁ

2014-03-29 09:36 │ from TWICEURL

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