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ポールの曲 “Talk More Talk(トーク・モア・トーク)” “Pretty Little Head(プリティ・リトル・ヘッド)” - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールの曲 “Talk More Talk(トーク・モア・トーク)” “Pretty Little Head(プリティ・リトル・ヘッド)”

この2曲、いずれも名作(迷作?)“Press to Play”に収録されている曲である。
いずれこのブログでポールの作った「駄作」についても語ってみたいと思っているのだが、10年前ならば、間違いなく僕個人が選ぶポールのワースト・ソングの中に入っていただろうと思われる。
それぐらい、この2曲はポールが発表した作品の中では、どちらかと言えばつまらない作品の部類に入ると思ってきたし、実際好きにはなれなかった。(ただし10年ぐらい前までの話だ)

そもそもアルバム自体がポールらしくないのである。
発売当時はなんだかわけがわからない複雑な思いで、このアルバムを聴いていたのをよく覚えている。
だが、このアルバムも発売からすでに20年という月日が流れた。(1986年発売)
そろそろこのアルバムのすばらしさが再評価されるべきではないかという思いを強くしている。だが、このアルバムについてはまた時を改めよう。

“Talk More Talk”は、薄気味悪い人々の話し声から始まる。ここからして、もうすでにポール・マッカートニーらしくないのである。イントロもまるでホラー・ムービーのテーマかなにかのよう。健康的で、明るくて、爽やかで、楽天的なポールのイメージとは全くかけ離れている。
さすがにポールのヴォーカルが入ってくると印象はガラッと変わるのだが、リズムを強調した単調なメロディーがこれまたポールらしくない。
そんなわけで、長い間この曲が好きになれなかった。

“Pretty Little Head”は、発売当時シングルカットされたほどポールお気に入りの1曲だが、僕には全くシングルにした理由がわからなかった。わざわざシングルカットするほどの曲には思えなかったからだ。(結果的に、この曲は全くヒットしなかった)
この曲も“Talk More Talk”と同じく、単調で起伏に欠ける点が気に入らなかった。やはりポールらしくない曲であった。

しかし、僕のそういった否定的な評価もすでに過去の話である。
今聴いて思うのは、2曲とも実にていねいに作り込まれているということ。そして、単調な印象を与えるが、ポールならではの細かい味付けが随所に施されているということだ。
今ではワーストソングどころか、2曲とも好きな部類に入るようになってしまったのだから人間の感性とは本当にいいかげんなものだと思う。
最新アルバムでもポールは“How Kind of You”や“Riding to a Vanity Fair”など、オールドファンの先入観を打ち砕くかのような新たな一面を披露し続けてくれている。
凡人が天才を理解し、評価するのは本当に難しい~。
コメント
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お邪魔します。 連休を利用して、長文またまた失礼します(笑)。
個人的に、当時のポールは作曲スランプ状態だったのではないか?と考えてます。
その兆しはすでに 「パイプス・オブ・ピース」 あたりから始まって、「ブロード・ストリート」 の頃はサイアク?(「ノー・ヴァリューズ」 とか、ちっとも曲、覚えてません…笑…ただそんな状態でも、「ひとりぼっちのロンリー・ナイト」 なんて大傑作を作るところはさすがです)。
ジョージ・マーティンとやっている安心感から抜け出そうと(?)、組んだ相手がまた相性が悪くて(笑)。
プロデューサーのヒュー・パジャム。 異論はございましょうが。

ただし、ヒュー・パジャムのやろうとしていた、ドラムがドン!ドン!バァーン!みたいな、ド派手なアレンジって、このときは失敗していましたけど、ポールはなんとなく、ここ数年その方向に移行しつつあるような気がするんですよね。 「メモリーズ・オーモスト・フル」 なんかの音づくりを聴いていると、「プレス・トゥ・プレイ」 に似てるなあ、なんて思ったりするんですよ。

「トーク・モア・トーク」 は、ワタシ的には、展開がモタモタしていて、聴いているとストレスを感じる曲ですね(笑)。 特にリンダの声なのかな?スピードが落とされていて、まるでおばあちゃんがしゃべっているようで(笑)。 リンダは、おばあちゃんになる前に、この世を去ってしまったのですが…(泣)。

「プリティ・リトル・ヘッド」 は、先日書いたように(笑)シングル・ヴァージョンの、テンポの速いヤツが、大好きです。 エリック・スチュワートとの共同作業は、結構いい出来の曲が多い気は、するんですけどね。

2010-05-04 20:49 │ from 橋本リウURL

橋本さん
コメントありがとうございます。はい、私も「ブロード・ストリート」の頃ポールは完全なスランプ状態ではなかったかと考えておりまして…。まず、せっかく映画を作るのにアルバム1枚分の新曲を用意できなかったこと…。これは当時かなりショックでした。少なくとも5~6曲パンチのきいた新曲があれば、映画の出来の良し悪しなど関係なく、映画もアルバムももっとヒットしたのではないかと。「ノー・モア・ロンリー・ナイト」は救いでしたが、やはり明らかに不完全燃焼という印象がありました。

2010-05-05 18:53 │ from 管理人URL

ブロードストリートはある意味タッグオブウォーセッションの流れのなかにありますよね。パイプスオブピースとタッグオブウォーはもともとダブルアルバムというプランがポール側から出されましが、当時、レコード業界はどん底でEMIが却下したという経過があります。それをポールが受け入れタッグオブウォー2というプロジェクトが継続します。これがパイプスオブピースになりますが、その中途からブロードストリートの製作がはじまります。つまり同時進行というか大きな流れの中にあります。だから新曲を用意できなかったというのはちょっと違うかもしれませんね。映画ということでポールのサービス精神が全開になり、ベストオブポールマッカートニー的なものをイメージしたのではないでしょうか。発売当時はビートルズの再演ということでメディアは大騒ぎだったと記憶しています。映画自体は失敗におわり、さんざん酷評され、その結果、スランプに陥ったかんじではないでしょうか?
私自身はビートルズの再演曲に関しては中途半端で期待を裏切られた感じでしたが、新曲はどれも素晴らしく全盛期!とさえ考えています(録音時点では
ソーバッドやボールルームダンシングも新曲といっていいでしょうね)。特にノーヴァリュースはベスト10にいれたいくらい愛聴しています。橋本さんぜひもう一度トライしてみてください!とくに後半の『I lilk~』からの部分はとても美しいです。

2010-05-06 18:45 │ from じょんじーURL Edit

じょんじーさん
コメントありがとうございます。なるほど、スランプというのも考え方次第なんですが、私が思うのは、作品自体がそれほど悪くなったわけではないのに、タッグ・オブ・ウォー以降突如レコードが売れなくなったという実感があります。このあたりEMIやキャピトルがポールの新作を積極的にプロモーションしなくなった事とも密接に関連しているのかもしれません。
映画に関しては、私自身が「ハード・デイズ・ナイト」や「ヘルプ」のように全曲書き下ろしを夢見ていただけなんですが(笑)。「イエスタデイ」や「ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア」を演奏するポールを見るのも悪くはなかったですね。

2010-05-07 17:32 │ from 管理人URL

お邪魔します。
「ブロードストリート」 は、なんかポールのアルバムの中ではいちばんマジメに聴いていないアルバムかなー。
じょんじーサン、「ノー・ヴァリューズ」、ベスト10ですか!
「レココレ」 で、本秀康サンが 「ノー・ヴァリューズ」 をライヴで聴きたい!とか、マンガの中で書いていたんですが、ネタかと思って笑っていました。 いや、これはちゃんと、あらためて聴いてみなければいけませんね。 聴き倒してないので、かえって新鮮かも…。
なぜ 「ブロードストリート」 をマジメに聴かなかったか、というと、やはりビートルズナンバーのリメイクに、ちょっと反発してしまったところに原因があります。 特に私は、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」 のアレンジに、こんなんだったらフィル・スペクター版のほうがいいなあ、と思ってしまったところがありますね。
映画のほうも、結局夢オチ、だったのかな? ポールの壮大なお遊び、という感じでしたが、藤田朋子サンは、ぶっちぎりで褒めまくっていました(笑)。
やっぱりこの映画で、相当ケチがついてしまったんですかね…。 当時の雑誌で 「ポールは終わった」「もう過去の人」 みたいな書かれかたをされて相当悔しかったことを、思い出します。

2010-05-08 01:54 │ from 橋本リウURL

ブロードストリートのアルバムではノーヴァリュース、ノットサッチアバッドボーイ、ソーバッド、ボールルームダンシング、ノーモアロンリーナイト(プレイアウト編)、しかききませんが、かなりヘヴィーローテ―ションですね。あとシリーラブソングスを時たま。この6曲プラスバラード編でマジカルのようなミニアルバムがいいかも(笑)。ノーヴァリュースがベスト10というのは個人的な好みにすぎないかもしれませんが、全く無視されている現在の状況はちょっと不思議です。すくなくとも駄曲では決してない!!とても良質なロックだとおもうのですが・・・いかにもスタジオライブあるいはパブロック風といったラフなサウンドもとてもいい。クリススペディング、デイブエドモンズというパブロックのエースを起用したというものさすが!!という感じです。

2010-05-08 09:54 │ from じょんじーURL Edit

完全に映画の曲の話になってますね(笑)
Pretty Little HeadのRemixについては僕も大がつくほど好きです。Talh More TalkもRemixされていますが、滑稽なだけですねあれは。
映画の時期には他にLindianaやI Love This House、後に発表されるWe Got Marriedや、Twice In a Lifetimeにポール監督のアニメの主題歌We're All Stand Togetherなども録音されているので、一概にポールがスランプとは言い難いのではと思います

あと、No ValuesはTug Of Warの時期からあったとされ、Wingsでの録音も残っています

2014-03-29 08:30 │ from TWICEURL

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