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僕の好きな曲 “傾斜” by 中島みゆき - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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僕の好きな曲 “傾斜” by 中島みゆき

僕にとって、中島みゆきは10代の頃にかなり本格的に聴いた日本のアーティストの一人である。
といっても、それはもう20年以上も前の話だ。
それだけに、彼女がいまだに日本のミュージックシーンの第一線にいるということが少し信じられないような気分になる。それと同時に、やはり中島みゆきという人は、時代の流れに左右されることのない普遍的な才能を持った超一級のアーティストなのだと思う。
特にソングライターとしての資質は大変なものだ。

僕がマジメに彼女のアルバムを聴いていたのはアルバム“予感”までで、それ以降はほとんど全く知らないのも同然である。だから、それ以降のことは別にしての話になるのだが、僕にしてみれば中島みゆきはアルバム“寒水魚”で日本のポピュラー音楽界の頂点を極め、“予感”でそれに並ぶ名作をたて続けに生み出した、という印象が強い。

松任谷正隆氏をプロデューサーに迎えたアルバム“寒水魚”は大ベストセラーを記録した。
当時彼女と共にニューミュージック界を牽引していたユーミンのプロデューサー(ご主人)を起用し、それを見事に成功させてしまったあたりが、とてつもなく興味深い。
このアルバムは今聴いても本当にすばらしい。まさに名盤中の名盤だと思う。
そして今回取り上げた“傾斜”という曲はその中でも特に好きな1曲である。
この曲だけは本当にいつ聴いても、そして何度聴いても決して飽きることがない。
そして、もちろん彼女の詩もすばらしいし、アレンジも、プロデュースも完璧である。

その後、彼女の作品でこの曲を凌駕するようなものが現れたのかどうか、今となっては僕にはそれを確かめるエネルギーさえも残っていないが、アーティストとして1つの頂点を極めたこの頃の“傾斜”、“時刻表”、“ファイト”“誘惑”などの名曲は、そうそう簡単に生まれ得るものではないと思っている。

この曲、このアルバムを次世代の若者たちに是非一人でも多く聴いてもらいたい…。
今どきこんなクオリティの高いアルバムはそうはないのだから。



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コメント
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歌姫こと中島みゆき、いいですね。

こんにちは、管理人さん。
私も10代の頃はよく聴いてました。
クオリティが高く、胸に残る曲ばかりですね。
歌姫、夜曲、ホームにて、世情とかは特に好きな曲で、
オールナイトニッポンとかも毎週聞いてました。歌と
語りのギャップが面白く、本も読んだりしてました。
いつかコンサートに行ってみたいです。
とりあえず、近所のDVD店にアメリカツアーの物が
売っていたので早速買ってみてみようと思います。

2006-07-30 18:02 │ from トール・カプチーノURL

Re: 歌姫こと中島みゆき、いいですね。

いやあ、同世代の方からのコメント、本当に嬉しいです。
昔は中島みゆきといえば「暗い」の一言で片付けられてしまったもんです。実際、ものすごく暗い曲もありましたが、僕はメロディーメーカーとしての才能に着目していました。
オールナイト・ニッポンは僕もよく聴きましたよ。中学、高校時代は毎日のように寝不足でした(笑)

2006-07-30 21:39 │ from 管理者URL

お邪魔します。
なんでですかねー、管理人サンと私の歌の趣向は、とてもよく似ているんですよ。
中島みゆき、私も彼女には中学高校時代、まさにどっぷり浸かっていました。 「予感」 あたりまで聴いた、というのも、だいたいおんなじです。
中島サンってビートルズと音楽性は結構違うベクトルなんですけどねー。

ただ私の場合、「寒水魚」 の中島サンは 「ちょっと違う」 と思い始めた始まりでありまして…(笑)。 スイマセン、いきなり異論です(笑)。

このアルバムって、ホントに完璧なアレンジメントの曲が多いんですが、そのせいもあって完成度がとても高いアルバムだとは思うのです。
でもデビューの時から一貫して中島サンを聴いてきた自分にとっては、その作られ過ぎ度に大いに違和感があって(笑)。

中島サンのアルバムで私が好きなのは、「ありがとう」「愛していると云ってくれ」「親愛なる者へ」 ですね。 ツクリモノではない本当の気持ちが、これらのアルバムには込められている気がします。 詞を重視する私のような人種の傾向かもしれませんが、これらのアルバムは、自分の書く詞に世界にどっぷり浸っている中島サンがいる気がするんですよ。 それに比べると 「寒水魚」 は、テクニックに走っているような、それまでにあったようなギリギリの感情がとても抑えられている気がしてならないのです。

これって人それぞれの感じ方ですので管理人サンに押しつける話ではないんですが、「リアルタイムで聴き続けることの弊害」 とでも申しましょうか、「寒水魚」 はそれまでの中島サンのイメージを転換させるようなアルバムでしたので、自分にとっては違和感の残る印象になってしまった、というのが大きな原因でしょうか。

これがビートルズだったらどうだったんだろうか?などと、結構考えてしまうんですよ。

もしリアルタイムでビートルズを聴いていて、あの驚天動地の変化に、違和感なしではたしてついていけたのか?って。

2010-07-24 09:44 │ from 橋本リウURL

リウさん
コメントありがとうございます。思うにリウさんは詩人だからじゃないでしょうか。中島みゆきはデビュー当時からすばらしい詩を書きましたよね。ところが、私は彼女をメロディーメーカーとして評価していまして、たしかに彼女の詩に何度も涙したこともありましたけれど、その類い稀な作曲能力のほうによりウエイトがかかっていたのだと思います。ちなみに、最近の彼女の曲は私には毒々し過ぎてとても聴いていられないのでした・・・(ファンの皆様ゴメンナサイ)。

2010-07-24 22:29 │ from 管理人URL

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