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ポールの曲 “Blackbird(ブラックバード)” - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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ポールの曲 “Blackbird(ブラックバード)”

1968年、ホワイト・アルバムで発表された“Blackbird”と“Mother Nature's Son”の2曲は、ポールのアコースティック・バラードとしては最高峰に位置する名曲である。
最新アルバムでは久しぶりに“Jenny Wren”というアコースティック・バラードの佳曲を発表してくれたとはいえ、格という面から見れば前述の2曲に比べると2ランクぐらいは落ちるというのが正直な印象である。

ギターをほとんど弾けない僕も、その昔学生時代に“Blackbird”と“Mother Nature's Son”だけはどうしても弾きたくて、挑戦してみたことがある。
どうにも手に負えない代物かと思いきや、意外にもヘタクソなりになんとか弾けたことに驚きを覚えたものだ。

なにが言いたいのかというと、それほど高度な演奏テクニックがなくても弾けるにもかかわらず、最高に印象的な主題、フレーズを持った全くタイプの違う2曲を「同じアルバムで」発表しているという芸当、それにただひたすら頭が下がるのである。

どちらの曲も一生に一度書ければ十分と思えるほどの主題である。
ヴォーカルなしでも十分に名曲として通用する。
そんな曲を2曲も同時に同じアルバム内で惜しげもなく発表してしまっているのだ。
こんないい曲を果たしてベースプレイヤーが書いてしまってもいいものだろうか…。
こんな事実からもポール・マッカートニーという人がいかに破格のミュージシャンであるかがわかる。

“Blackbird”でポールは4つ目の顔を見せる。
“Back in the U.S.S.R.”とも、“Ob-La-Di, Ob-La-Da”とも、“Martha My Dear”とも曲調、ヴォーカル共に全く違う。
加えて“Blackbird”には前述の3曲にはない「静けさ」と「ピンと張りつめた緊張感」がある。
音楽の最もシンプルな形がここにある。

4曲目ですでに降参だ。
恐るべしポール・マッカートニー…。


参考:ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)

コメント
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お邪魔します。

なんだ、管理人様、ギター弾けるんじゃないですか(笑)。 確かに 「ブラックバード」 は基本的に2ヵ所しか弦を押さえない弾き方ですから、まったくの初心者でも最初の部分は弾けちゃうものなんですよネ。 私も15でこの曲を最初にコピーしたときは、こんなに簡単に弾けるもんなんだ、と思ったと同時に、もう心臓がバクバクいいまくりでした(笑)。 あんなコーフンは、「スカボロー・フェア」 とこの曲のみでした、長ーいギター遍歴から言いまして。

ところがこの曲のタブ譜(ギターのどこを押さえるかか数字で書いてある楽譜)、結構間違っているものが多いんですよ。 私も間違って20年以上弾いていました。

それに気付いたのが、2002年に東京ドームで初めてポールのライヴを見たとき。 それまで仕事仕事で全く行けなかったんですが、このときばかりは余裕が出来まして。 前から7列目の真正面で、堪能させていただきました。

それはいいとして(笑)、「ブラックバード」 を生ポールが弾いているのを見て、「あれ、オレの弾き方と違う」 と大ショック。
私の弾いていた方法は、結構運指が上下に行ったり来たりする感じで、実際この弾き方で弾くと、押さえている指を見なくても楽に弾ける方法だったんですよ。

ちょっと説明が難しいですが、「ブラックバード」 は前述したとおりベースの部分とメロディの部分を2ヵ所だけ押さえながらあとは3弦4弦の開放弦を鳴らし続けて基本的に進行していきます。 途中、「take this~」 のところからベースが半音ずつ上がって行き、「you were only~」 のところからベースが半音ずつ下がっていく。 私が弾いていたのは、ベース部分を5弦や6弦を行ったり来たりしていく方法だったのですが、ポールは5弦だけを弾いている。 つまり、ビジュアル的に、徐々にネック部分を上がって行き下がっていく、という、見た目がカッコイイ弾き方なんですよ。

ただしこの方法で弾くと、とても難しいんです。 常に弦を押さえている部分を見ていないと、間違ってしまう確率が高い。

それで気付いたのですが、ポールはこの曲を弾く時、結構押さえている指の位置を見ながら弾いてますよね。 さもありなん、という感じです。

と同時に、ポールはこの曲を作る際に、アコギの弾き方として、ベースが半音ずつ上がり、半音ずつ下がっていくことに、結構神経の大部分を注いでいた気がするんですよ。

つまり、ポールはこの曲において、ギターを押さえやすいポジションで押さえる、という意思が全く見られない。

ところでその2002年のライヴで、ポールは私の声援にこたえてくれたんです!(話しましたっけ?)

私の 「ウォウウォウウォウ」 という奇声に(「ウィングス・オーヴァー・アメリカ」 の 「遥か昔のエジプト精神」 前にポールが発した声の、全くパクリの奇声です)、ポールは低い声で 「ウォウウォウウォウ」 と返してくれたのです! あー、夢のような一瞬でした!

あれからこの11月で、はや8年…。

ポール、もう一回来日してくれ~っ!

2010-10-22 06:56 │ from 橋本リウURL

リウさん
技術的な解説ありがとうございます。そうですね、遠い昔(笑)私もギターにトライした時期がありました…(ピアノも少しあります)。結局長続きしなかった理由は、私は声が低いので、ビートルズのほとんどの曲はオリジナルキーで歌うことが困難なのです。つまり弾き語りしていてもキーが合わないので気持ち良くないんですな。かといって、自分の声に合わせて楽器のキーを下げるともっと気持ち悪いわけで…。私の声がもう少し高ければ、人生少し変わってたかもしれません。私もポールのライブ死ぬ前にもう一度だけ観たいです。

2010-10-23 08:01 │ from 管理人URL

保育器の中でもうすぐ亡くなる息子に向けて「ブラックバード」を弾き語りする父親の男性の映像を観ました。
この男性、奥さんも早産で亡くしてしまい、子宮から摘出され救出された息子さんも未熟児で 産まれて3~4日で亡くなるという悲しい現実に遭遇してしまいました。

「ブラックバード」
ポールは 社会的なテーマを扱った楽曲も数多く発表していますが、とれも一般的に高い評価を得ているとは言い難いです。
しかし この「ブラックバード」だけは 人種差別や男尊女卑の中で苦しむ黒人女性を歌った曲として 幅広く知られる曲となりました。そして今では もっと幅広い解釈で 弱い立場で苦しむ人々を励ます曲として 多くの人々の心を癒し続けるスタンダードとなっていますよね。

そして上記の「ブラックバード」弾き語りの映像ですが、もうすぐ死に行く息子に向けて 「ブラックバード」に込めた父親の思いを考えると 映像を見て涙が止まらなくなりました・・
きっと空を自由に飛び回る鳥のように 苦しみから解放されて 息子さんに限りない未来を生きて欲しいと願っておられたのだと思います。

時として 人生は残酷で不公平で、我々の力が無力に思え絶望的な気持ちになる事もあると思います。
そんな時 少しでも心の支えになり 癒しにもなるのが音楽なのですね。「ブラックバード」を息子の為に歌う父親の映像を観て音楽の偉大な力を再認識しました。

ヒットや売上も大切でしょう。しかし 世界中の 弱く苦しい立場の人々を 励まし続ける「ブラックバード」を作ったポールはそれだけでも ソングライターとして 偉大な仕事を成し遂げたと思います。

苦しみや困難の中から 音楽で癒しや救いを得られる人が増える事を願っています。ポールの音楽には そんな力も秘めているのです。

2014-11-15 01:51 │ from テツURL

テツさん
私もネットでこの記事を読みましたが、この手の内容のものはもう読むだけでダメですね。とても胸が苦しくて映像まで見る気分にはなれませんでした。でも現実にこういう厳しい現実と向き合っている人もいるのだということは忘れてはならないと思います。何もなく普通に日々が流れてゆくことの何とありがたいことか…。

2014-11-15 15:17 │ from 管理人URL

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