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『ホワイト・アルバム』リミックスの感想 その1 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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『ホワイト・アルバム』リミックスの感想 その1

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待ちに待った『ザ・ビートルズ』、通称『ホワイト・アルバム』のリミックスがついにリリースされた。

以下は完全に個人の感想であることを了解した上でお読みください(笑)


まだ1回しか聴いていないし、しかも全編通しでさえなく飛ばし飛ばし聴いた感想、つまり第一印象にしかすぎないのだが、もうこの時点で僕は今回のリミックスは失敗に近いと感じている。

1曲1曲個別にはいろいろと変わった点が聴きとれるし、「音がクリアになった」「低音が響く」「今まで聴こえなかった音が聞こえる」などなど一見改善されたと思えるポイントも多々あるように思う。

一度もこのアルバムを聴いたことがない人がこのリミックスを聴けば、きっと素直にビートルズってすごいと思うだろう。

しかし、40年ほどもこのアルバムを聴き続けてきた僕にしてみればそんな簡単な話ではない。

ハッキリ言って現時点では今回のリミックスは『ホワイト・アルバム』を台無しにしてしまったと思えるほどの低評価にならざるをえないからだ。


かつて『サージェント・ペパーズ』のリミックスをべた褒めした僕のことだから、もちろんこんなあからさまな批判は本意ではない。今回のリミックスだってべた褒めしたかったことはやまやまなのである(いやこれホント)。

しかし、お祭り気分に流されて本心を偽るわけにはいかない。このリミックスはいただけない。僕の評価は30点だ。


1曲1曲を取り出して別々に聴くのであればまだいいだろうが、「1枚のアルバム」「1つの作品」としてトータルに聴くなら2009年のリマスターのほうが断然上である。(続く)

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コメント
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No title

管理人様には申し訳ないのですが、僕は今回のリミックスは結構好きです(笑)。

音の分離が良くなって今まで埋もれていたパートが聞こえるようになり「こんな音が入ってたのか!」と驚いたり、曲の仕掛けがよりわかるようになったりとニューアルバムのような新鮮な気持ちで聴けました。

まだファン歴(=アルバム全部集めてから)3年の若造なので、管理人様ほどオリジナル・ミックスに拘りがないというのもあるかもしれません。確かにオリジナルに比べて音に纏まりのない印象もありますが。

名盤のリミックスって本当に難しいと思います。僕が大好きなミュージシャンの一人である大滝詠一さんもご自身の曲のリミックスを行っているのですが、「これじゃない」、「前の方が良かった」という意見も見られました。他ならぬ作者本人によるリミックスですらこうなってしまうのですから、これがビートルズとなるとより難易度が上がるでしょう。あくまで推測ですが、これがポールや、今は亡きジョージ・マーティン、ジェフ・エメリックによるリミックスでもファンが100%納得する出来にはならないんじゃないかと思います。

長分失礼しました。

2018-11-12 21:45 │ from 金睡URL

No title

金睡さん

まったく申し訳なく思う必要はありませんよ。率直なご意見ありがとうございます。

金睡さんと同じように感じている人も大勢おられると思います。むしろ私は少数派かもしれないと思いながら今回の記事を書いたくらいです(笑)ジジイには若者の意見は大いに参考になるのです。ましてやあなたのように理性的な反論であればなおさらです。

記事にはまだ続きがありますので、またなにかあればコメントお寄せくださいね。

2018-11-13 10:49 │ from Macca Go Go Go!管理人URL

No title

お邪魔します。

いや~、参りましたね。 私も管理人様と同意見です。 まあ50点はあげてもいいかと思いますが(笑)。

とは言え、PC買い換えとかでリスニング環境が変わっちゃってるので、あまり断言ができないのがもどかしいところです。

それを念頭に書かせていただくと、いちばん感じるのは、「キモチイイポイント」をどうして奥に引っ込めるのか、ということです。
「バック・イン・ザ・USSR」の間奏前のポールの雄叫び、「オ!カモーン!」。 これがヤケに遠くから聞こえる。 ここ、キモチイイポイントでしょ! 「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」のイントロの手拍子のいちばん最初が抜けてる。 ミスったの?(笑) ここ、キモチイイポイントでしょ! 「バンガロー・ビル」の前に入るスパニッシュギター(これはメロトロンのサンプル音楽だという話ですが)の音がやたら小さい! ここ、「さあバンガロー・ビルだ」、というモリアガリポイントでしょ! 「ハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」の最初のスリーフィンガーからリンゴのドラムがドドドドドドドと入ってくる音もヤケに小さい。 ここ、モリアガリポイントでしょ!

旧A面だけでもこれだけ気になるところがある。 「ヘルター・スケルター」のイントロもなんかフェイド・イン気味に入る感じがするし。 「指に水ぶくれが!」というリンゴのシャウトもオフ気味。 なんか聴いててストレス感じる(笑)。

要するにジャイルズは、ビートルズのキモチイイポイントを理解しとらん、つーことです。

ジャイルズの意図しようとするところは分かる。 ヴォーカルとコーラスを前面に出したいんでしょう。 重低音効かせて現代的にしたいんでしょう。

でもビートルズのキモチイイポイントはそこじゃない。 その点では「ビートルズ1リミックス」と同じ過ちを犯している気がしますね。 オヤジのジョージ・マーティンは、ビートルズのキモチイイポイントを強調しまくってましたよ。 どうもジャイルズの仕事にはムラがありすぎるな。 「イエロー・サブマリン・ソングトラック」のリミックスをやったピーター・コビンにやらせたほうがいい気がします。

で、肝心の5.1サラウンドのほうですが…。

ブルーレイの機械が壊れてて聴けない!(爆) セッションズはいいですよー、特に「マーサ・マイ・ディア」のブラス抜きピアノバージョン。

こちらのほうがよほど長文、失礼いたしました。

2018-11-14 07:37 │ from 橋本リウURL

No title

リウさん

出ました名言「キモチイイポイント」!(笑)

それそれ、そういうことです。

珍しく意見が合いましたな(爆)

ウーン、これはいかんぞジャイルズ。次もリミックスやる勇気あるだろか??

2018-11-14 11:28 │ from Macca Go Go Go!管理人URL

返信ありがとうございます。

「好き」とは言いましたが、僕も手放しで喜んでいる訳でもないんです。管理人様や橋本リウさんがおっしゃる通り楽曲の「味」になるパートが無くなったり弱くなっていたりしているのには首を傾げました。

特に許せないレベルで納得いかないのが「Yer Blues」で、オリジナルのいい意味でインディーズ的な匂いのする質感が好きだったのに、ドラムやギターの音が良くなりすぎ、ジョンのボーカルにエコーがかけられるなど綺麗にまとまってしまったため、曲の魅力が完全に死んでしまっていると感じました。

逆に「Good Night」はオリジナル以上に幻想的で夢見心地で聴いていました。

2018-11-14 13:23 │ from 金睡URL

No title

金睡さん

ヤー・ブルースは私もまずいと思った曲の1つではありますね。

2018-11-14 23:23 │ from Macca Go Go Go!管理人URL

No title

ふたたびお邪魔します。

金睡様の「新しい世代」の感じかたに異を唱えるつもりは全くありませんよ! なにしろ我々オジンは(いやもう初老の領域か?…笑)少なくとも40年以上はこのアルバムを聴き続けてきたのですから。 凝り固まっとるんですよ頭が(笑)。

逆に、「サージェント」のときみたいに、どうしてもっとハチャメチャにやってくれないのだろう、というストレスがありますね。 前回からさらに例を挙げれば、「アイム・ソー・タイアード」のイントロのギターが消え入りそうに弱いところとか、「ロッキー・ラクーン」のキモであるポールのアコギがとても弱いところとか、「バースデイ」のヨーコとモーリーンのコーラスがすごく弱いところとか、せっかくヴォーカルやコーラス、ブラスやオーケストラがよく聞こえるようになっても、それでプラマイ100(もっと厳しくすればプラマイ60)くらいになってしまう。

私なんかは、100あるのが当然(つまりもともと聞こえていた音が聞こえるのが100)で、ジャイルズのリミックスには「サージェント」のときみたいに120,あるいは130くらいを求めてしまうんですね。 だからガッカリ度が激しい。

でもですよ。

ここ数日こればっかり聴いてたら、なんかこのミックスにも慣れてきた、つーか(爆)。 相変わらず聞こえないところへのストレスはありますが、それ以上に今回改めて聞こえるようになったところの快感が大きくなってきて。 大音量で聴くのがいちばんですね(そうすりゃ音量の低い箇所もそこそこ聞こえる…笑)。

まあだけど、「これで21世紀の新しい世代に聴かせていく」、というのには、ちょっとダメ出ししたいかなぁ(笑)。

2018-11-16 12:34 │ from 橋本リウURL